台湾の金門島は中国大陸の非常に近い特別な離島。
島には過去の戦争の痕跡が残され、様々な軍事堡塁や人工的に掘られた坑道、台湾本島とは一味違う料理や多様な文化が楽しめる島です。
対岸の中国廈門までフェリーで渡ることが可能で、今回は予約の仕方や乗り方、注意点を詳しく紹介します。
金門島のフェリー乗り場は水頭港!
金門島の市街地である金城から水頭港へのフェリー乗り場までは、バスかタクシーを利用していくことになります。
地図で見るとこんな感じ。
金城から7または7A、7Bのバスに乗ること30分程で水頭フェリーターミナルに到着します。
金門島のバスは本土のバスとは違い本数が1時間に一本程度なので、フェリーに乗り遅れないようにバスに乗ることです!
水頭フェリーターミナルは2つの建物があり、大きい方のこの建物が廈門行き五通埠頭の乗合場です。
左側の小さな建物は小金門島の九宮港行きのフェリー乗り場あり、朝と晩の便しかないため人が少なく閑散としています。
2022年に金門島と小金門島に金門大橋が開通し、車やバイク、自転車でも通ることができるようになったので、最近はこの船を利用する人がかなり減ってきているようです。
小金門島の九宮港行きのフェリー乗り場側の建物にはお土産屋やレストランコンビニもあり待ち時間にとても便利です。
廈門行き五通埠頭の乗合場はたくさんの中国人旅行客でいっぱいです。
フェリーで30分で海外旅行ができるのは面白いですね。ちなみに日本でも1時間ほどで釜山ー長崎県対島間もフェリーで行くことが可能です。
チケットの入手方法
フェリーターミナルに廈門行き五通埠頭のチケットカウンターがありますが、外国人の場合は必ず事前チケット予約が必要になります。
コロナ前はここでチケット買っていくことができましたが、2024年現在、中国へ入国時に入国ビザカードを事前に申請しないといけないためで、中国入出国時の便の予約書類を提出する必要があるためです。
予約の仕方はKlookを利用して予約する方法が簡単でわかりやすいです。
金門島から廈門を選択し、乗船日と時間を選択します。
片道は3381円。安いです。決済して2日後にi海台のチケットバウチャーがメールで送られてきます。
チケット売り場の1番左側に予約した専用のレーンがあるのでここでチェックインします。
関税を通過して乗船!
今回乗る便は17:30発のCR1013便 五通埠頭行きの便です。
一応国際便になるため、関税と荷物検査があり、予約バイチャーには60分前に港に来るようにと書かれています。
出国手続きと荷物検査を終えて、制限エリア内にやってきました。
ちなみに荷物は大きさ制限があるので注意です。
ここで気づいたのですが、金門島から泉州市も行けるようですね。
制限エリア内は金門島のお土産がたくさん置いてるショップがありました。
船に乗り込みます。
今回の船は「迅安」です。
船内は広々としています。
金門から厦門まで約30分。
金門島は中国大陸の廈門市から1番近い所で2キロ程しか離れていない島で肉眼で中国大陸を見ることができる面白い島で、対岸の廈門のビル群が際立って見えます。
中国の大国を感じさせます。
船窓を見ているとあっという間に廈門に到着です。
この先写真撮影不可でこの先入国審査手荷物検査があります。
ここでビザがないと入国できないので注意です。
到着口を抜けて、いよいよ中国大陸へ!
五通埠頭フェリーターミナルにはATMがありますが、中国国内はほとんど現金が使えないのでATMは必要ありません。中国旅行する際は、AlipayかWeChat payを使えるようにしておく必要があります。
外に出てきました。フェリーターミナルが空港のように大きく、金門島に比べて格差を感じます。
廈門市街地への路線バス乗り場はフェリーターミナルの端にあります。6系統は火车站(アモイ駅)行き。均一料金1元と破格な金額。Alipayの廈門交通カードで乗車します。
バスと地下鉄乗り合わせて中山路に到着です。
まとめ
金門島の対岸の中国厦門へ船で行く方法を紹介しました。
金門島の水頭港から厦門の五通埠頭へは所要時間はたったの30分ほどで海外渡航ができてしまいます。
台湾のついでに金門島へ行くのであれば帰りは本土に戻らずに、船での国境越えし中国廈門旅行を楽しむのも良いかもです。
コロナ後中国の入国にビザが必要になり、事前にビザ申請とフェリー予約が必要になったので注意が必要です。
金門島から廈門までフェリーで国境を渡るのも面白い行き方の一つなので、ぜひ行ってみてください!
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