2024年8月の夏休みに台北の圓山大飯店に宿泊してきました。
圓山大飯店（グランドホテル台北）は、中国伝統芸術の美を随所に表現してある巨大な宮殿式建物で、台北市内のランドマークの一つとして世界中に名を馳せている豪華５つ星リゾートホテルです。
圓山大飯店は当時から世界のホテル業界において屈指の存在であり、各国の要人などが宿泊するホテルとして今まで各国元首、使節、政府要人、著名人が招待されています。
アメリカ合衆国・アイゼンハワー大統領、タイ・プミポン国王、韓国・朴正熙大統領、日本・佐藤栄作首相、シンガポール・リー・クアンユー首相などの各国の政要が宿泊する一流ホテルです。
ホテル内にはショップやレストラン、プールなどあり、アクティビティも充実したホテルになっています。
今回は、圓山大飯店の宿泊レビューをお伝えします。
圓山大飯店にチェックイン
グランドホテル台北（圓山大飯店）は台北中心部からやや北にある高台に位置しています。
近くには台湾の観光スポットとして有名な「士林夜市」や「忠烈祠」の近くです。
最寄りの駅はMRT「圓山駅」で、ホテルへは歩いても行くことも可能ですが、ホテルの無料シャトルバスも出ているので便利です。
駅から歩いてアクセスすると上側の山道の階段を登っていくことになります。
ホテル正面から見た感じは圧倒的な迫力ある建築物ということに驚かされます。
エントランスには、ベルスタッフが待機しており、エントランスに着くと私の荷物をすぐ運んでくれ、ロビーに案内してくれました。
正面の大きな入り口ガラス扉をよく見ると、扉の紋様に「中華民国万歳」という6つの古代文字が隠されているのを見つけることができます。
メインロビーには、宮殿のような豪華な空間が広がっています。なかなかギラギラとしたホテルです。
ロビーの天井には梅の花の形をした「藻井」と呼ばれる装飾が施されています。
梅の花の中央で5匹の金龍が龍の珠を囲んでいますが、これには「五福臨門（長寿、 財産、健康運、好徳、善終の全ての福を入口に集める）」という意味があり、藻井内の周囲には23匹の金龍と16羽の鳳凰が施されています。
この正面の階段が各国の要人と記念撮影に使われている大階段です。
チェックインカウターにてチェックイン。
日本語対応のスタッフもいてるので安心です。
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今回は窓なしエコノミールームの部屋を紹介
今回宿泊する部屋は、7階の725号室です。本館の建物の中央窓なし部屋です。
このホテルに滞在される方の多くは窓ありのベランダ付きの部屋を予約されると思いますが、夏休みで窓側は満室のため窓なし部屋にしました。
あとネット記事には窓なしの部屋のレビューがほとんどないのでレビュー目的で泊まってみる事にしました。
客室の廊下も広く、中華風の内装でおしゃれです。
まず客室の玄関扉を開けるとこんな感じです。いきなりベッドルームです！！
24㎡と狭く感じることはありませんでした。
内装はモダンで上品な雰囲気にまとめられています。
こちらのベッドはダブルサイズのベッドで、ベッドの横にはサイドテーブル、ライト、椅子が用意されています。
テレビは、ベッド正面に1台ありました。
デスクには500mlのミネラルウォーターが2本置いてあり、ホテルの案内資料も置いてありました。
デスク周りには、コーヒーマシーン、冷蔵庫、グラス、などが収納されています。
洗面室は綺麗な内装になっていて清潔感ありです。
洗面台には大きな鏡があり、アメニティやタオルが完備されています。
バスタブもあり、シャワーも付いています。
クローゼットにはアイロンや靴磨き道具、スリッパ、金庫、袋など便利なものが入っていました。
圓山大飯店の屋外プール
ホテルにはジムやプールなどがあり、宿泊者は誰でも利用することができます。
メインエントランスのロビーで、プールやジムやテニスといったアクティビティのシャトルバスに乗り込みます。
バスを降りると受付があるのでここで部屋の番号と名前を記入します。
プールに入るために、水着着用をする必要があるので、ロッカールームで着替えてプールに向かいます。
タオルは備え付けのバスタオルがあるので持っていく必要はありませんでした。
圓山大飯店にはオリンピックサイズプールと子ども用プール深さ0.5～0.6mがあり、大人用プールのみ冬でも利用することができます。
プールサイドの横には、ビーチベットが置かれており、ビーチタオルが用意されています。
プールサイドからは、宮殿式のホテルが一望でき、見晴らしはとても素晴らしいです。
他に大浴場やサウナなど有料ですが完備されています。
ホテル内を散策 秘密トンネルがすごい！
ホテルの地下には秘密のトンネルがあります。
この地下トンネルは蒋介石が利用した秘密の緊急用通路で、1973年の圓山大飯店のメイン建物の改修時に完成しています。
秘密の地下トンネルツアーを申し込みするとトンネルの中を見学することができます。
台湾を代表する5つ星ホテルの圓山大飯店の設立当時から来訪者の多くが友好国の元首や要人であったことから、彼らの生命の安全を守ることが重要視されており、地下トンネルは2本あり、東側は全長67メートル。北安公園に通じており、西側は全長85メートルで剣潭公園に通じています。
曲がりくねった秘密のトンネルは、階段と横に滑り台もあります。
外に出ると、そこは日本統治時代に神宮があった場所に出てきます。
ツアーは続き、ホテルの紹介に移っていきました。
ホテルの廊下には開館以来、このホテルにご滞在された世界中のVIPの展示パネルが飾られています。ホテルの歴史もこのパネルから読み解くことができます。
チェクアウト
圓山ホテルのチェクアウトは11時まで利用することができます。
バタバタ動くのもしんどいので、プールや部屋でのんびり過ごしました。
チェクアウト後に荷物を預けて旅をする場合、１階のメインエントランスの角にある、荷物カウンターで預かってもらえます。
まとめ
今回台北で最も有名な圓山ホテルに宿泊しましたが、かなり快適な滞在をすることができ、ゆっくりと過ごすことができました。
ホテル内には、プールはとても楽しく一日ホテルステイをしたほうが楽しめると思います。
ぜひ台北を訪れる際は、圓山ホテルに宿泊してみてはいかがでしょうか！
お試しあれ！
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