京都で本格的なウクライナ料理&ロシア料理を味わえるレストランキエフをご存知でしょうか?
レストランキエフは京都祇園にあり、創業50年以上にもなる老店有名レストランです。レストランの窓から京都祇園が一望でき、夏の期間には屋上でビアガーデンも開催され、料理だけでなくお店の雰囲気も本格的で、本場ウクライナの雰囲気を味わうことができます。
今回は、2021年8月にレストランキエフに行ってきたので、そのレビューとレストランキエフの紹介をお伝えします。初めてのウクライナ料理のレストランすごく楽しみにしていました。
本記事を書いている僕は、海外建築旅というテーマで、過去に30か国以上訪問してきた経験から、旅のコツを経験をもとに得た情報を発信しています。また、お金をあまりかけずにお得に生活するコツなども紹介しています。
ではさっそくみていきましょう。
アクセスと詳細 レストランキエフは京都祇園の中心にある
レストランキエフは京都祇園の中心部にあり、有名な先斗町や南座からすぐにあります。
電車でのアクセスは以下の通りです。
京阪線・祇園四条駅から徒歩1分/阪急京都線・河原町駅から徒歩6分
車でのアクセスの場合は、「京都府京都市東山区縄手通四条上ル 鴨東ビル6F」とカーナビに入れたらOKです。
詳細
営業時間
12:00~22:00(21:00L.O.)
日曜営業
定休日
2月第3日曜日、8月第3月曜日、12/30-1/2
その他
席数 | 80 |
個室 | 有(8人可、10~20人可) |
貸切 | 可 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 | 有
京都市鴨東駐車場(料金サービス有) |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、ライブ・生演奏あり |
ウクライナ料理って?世界有数の美味しい料理‼︎
旧ソビエト連邦の一部だったウクライナは、広大な大地と温暖な気候に恵まれた、世界有数の穀倉地帯であり、豊かで洗練された食文化を持つ国になります。
例えば、日本でロシア料理の定番と知られているボルシチは、ウクライナが発祥地なんです。
というように、ロシア料理だと思っていた食べ物のいくつかは、実はウクライナ料理だったということも珍しくはありません。
ボルシチは、スラブ語で、ビーツの意味で、ビーツが入っていることが、本来のボルシチの定義ということです。
他にも、キエフ風カツレツ、イタリアのニョッキのようなハルシーキなど、美味しい料理がたくさんあります。
ウクライナはまた、昔からワインの産地としても知られていて、特にクリミア半島にあるワイナリー「マサンドラ」のワインんが世界的に有名なんです。
このようにウクライナは「ヨーロッパのパンかご」と呼ばれるぐらい美味しい料理がいただけます。
ウクライナの国旗の青は空で、黄は大地を染める小麦と農業を表しているように、穀物が豊富で豊かな食が楽しめます。
レストランキエフの飲食記
ビルの前にランチの看板が置いてありました。このビルの6階までエレベーターで上がります。
エレベータを降りるとすぐ目の前にレストランのレジがあります。ワンフロアがレストランになっているので、レストランの扉などはありません。
目の前に現れるのが、郷土の置き物がたくさん。ウクライナの国旗も置いてありました。
ランチの時間帯はほぼ満席になっていました。当日予約もせず訪れた為、私の席は窓側の席ではなく、店内が見渡せる窓と反対側の席に案内されました。
店内の雰囲気はこんな感じで、すごく広いレストランです。
東側のスペースには大き目のテーブルが並んでいて、落ち着いた風格のある雰囲気でした。窓からは先斗町の町の様子や鴨川が一望できます。
今回は、Aランチをいただきます。席にはレストランの案内やおしぼり、ナイフ、フォークがセットされていました。ウクライナの地図と挨拶が書かれた紙も置いてあります。
メニューは他にも色々ありました。
注文してからすぐに一つ目の料理、ピロシキがやってきました。
ピロシキは、小麦粉を練った生地に具材を包んで、焼いて又は揚げて作られるパンの一種。惣菜パン、おかずパンの一種。ウクライナやロシア、ベラルーシなどで伝統的に食べられている郷土料理。
生地としては、小麦粉に卵、バター、イーストなどを加えて作るパン生地のほか、パイ生地、ペストリー生地なども用いられ、中に包む具材としては、ひき肉、レバーなどの肉類のほか、鮭やチョウザメなどの魚、ジャガイモ、タマネギ、キャベツ、キノコ、茹で卵、チーズ、カーシャ、米などが用いられてます。
具はたっぷりで、生地はサクサク。揚げパンみたいな感じですね。
次にボルシチが運ばれていきました。
鮮やかな赤色です。
赤い色の特徴の野菜「ビーツ」は、ビタミンCが豊富に含まれる栄養食材として最近日本でも注目されはじめている野菜です。
体が温まりそうなスープです。上に乗っているのがサワークリームです。優しい口当たりでとても美味しいです。
ボルシチの次に運ばれてきたのが、きのこのクリーム煮壺焼きとカプスタサラダというキャベツのサラダです。
上のパンを取るとキノコが入ったクリームスープが現れました。
パンにつけて食べました。とってもまろやかです。
食後の飲み物は、ロシアンティーです。
綺麗な器に入っているのはローズジャムです。
ロシアンティーというとイチゴジャムかと思っていましたが、ローズジャムも使われるんですね。
そんなに甘くないので、紅茶にたっぷり入れた方が美味しいと思います。
紅茶の中で、ローズの花びらがゆら〜り、ゆらゆらとほんのり良い香りがしてきます。
食後に追加で、デザートを注文。ワレーニキ花(ダークチェリー)です。
水餃子のような皮の中にダーグチェリーを包み、それを茹で上げた温かいものに、アイスクリームの冷たさを合わせた、とても面白い料理です。
ロシアのお菓子ので、初めての食感です。なかなか普段のカフェでは食べれない味ですね。
キエフオンラインショップがあるぞ
コロナ禍のなか、京都祇園で50年前に創業されたレストランキエフにも客足減などの悪影響の影が及んでおり、この危機を打破するため、プロジェクトを立ち上げ、このレストランの伝統の味『ビーフストロガノフ』をレトルトにして、全国のご家庭にお届けするというものです。
クラウドファンディングによって支援者を募り、2021年の4月にビーフストロガノフが商品化されたのです。
1個880円で販売されていて、気軽にウクライナ料理がいただけるとのことで話題になりました。
是非みなさんもレストランキエフの味を自宅でいただいてみてはいかがでしょうか。
2021年6月に京都新聞で紹介されて紹介されています。
その他にも、ピロシキやディナーセット、Tシャツなど様々販売されています。
まとめ
本格的なウクライナ料理が食べれるレストランキエフの飲食記を紹介しました。ウクライナ料理は家庭的な優しい料理の味がして、とても美味しかったです。
またディナー時間になると店内で、ウクライナの歌姫の演奏会やコンサートも開催されていて、本格的なウクライナ料理をいただきながら優雅な時間を過ごすこともできるようです。
是非京都に行かれた際行ってみてはいかがでしょうか!!
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