雲南省の旅で「もう一歩、奥へ行きたい」と思ったら、ぜひ足を延ばしてほしいのがシャングリラ(香格里拉)。
標高3,000mを超える高原都市で、チベット文化が色濃く残る神秘的な場所です。
澄んだ青空と雄大な草原、そして寺院が織りなす風景は、まさに“地上の楽園”と呼ばれるにふさわしい魅力を持っています。
今回は私は、世界遺産の街 麗江から高速鉄道で日帰りで行きました。限られた時間でもしっかり楽しめるモデルコースとして、ナパ海、松賛林景区(松賛林寺)、独克宗古城を巡りました。
高原の澄んだ空気、果てしない草原、祈りの風に包まれた旅の一日とシャングリラの観光情報をご紹介します。
目次
基本情報 シャングリラの街紹介

シャングリラは、中国・雲南省北西部に位置する高原都市で、正式名称は「香格里拉市」。迪庆チベット族自治州になります。
地図で見るとここです!
かつては「中甸(ジョンディエン)」と呼ばれていましたが、“理想郷”を意味するシャングリラの名に改称され、観光地としても注目を集めています。
標高は約3,200mと非常に高く、空気が澄んでいて空の青さが際立つのが特徴です。夏でも朝晩は冷え込み、年間を通して乾燥した気候が続きます。

この街の最大の魅力は、チベット文化が色濃く残っている点です。寺院や古城、民族衣装、食文化など、雲南省でありながらチベット文化圏の雰囲気を強く感じることができます。

街中では祈祷旗(タルチョ)が風にはためき、マニ車を回す人々の姿も日常的に見られます。
主な観光スポットには、広大な草原と湖が広がるナパ海、雲南最大級のチベット仏教寺院である松賛林寺、そして歴史ある街並みが残る独克宗古城などがあります。

アクセスは近年大きく改善され、麗江から高速鉄道で約1時間半と、日帰りも可能な距離になり、シャングリラ空港もあり、昆明など主要都市からのフライトも運航されています。
自然、文化、信仰が融合したシャングリラは、「中国の中の別世界」とも言える特別な場所です。
麗江からシャングリラへ 高速鉄道で約1時間半程度

2023年に開通した麗江〜シャングリラ間の高速鉄道により、移動は劇的に便利になり、所要時間は約1時間半。
朝7時や8時台の列車に乗れば日帰りで行くことができます。

麗江駅から7時42分発のC989便の列車で向かいます。


山岳地帯を縫うように走る列車は、トンネルを抜けるたびに雄大な渓谷や雪山の景色を見せてくれます。

車窓からは時折、金沙江(長江上流)や虎跳峡などの深い峡谷を見ることができ、標高が一気に上がるため、空気が軽い感覚になります。
1時間半程で、シャングリラ駅に到着!

降り立つと、空はぐっと近く、雲の流れが早い。ここからタクシーまたは配車アプリで各観光地へ向かいます。

ナパ海大草原 天空の草原絶景

駅から車で約20分の所に、広大な湿地帯と草原が広がるナパ海は、シャングリラを象徴する景色のひとつです。

実はナパ海は季節によって姿を変えます。雨季は湖面が広がる湖で、乾季になると草原が広がる湿地草原になります。

私が訪れた日は乾季で、広大な草原を見渡せる絶景と練っていました。

遠くには雪山、手前にはヤクがのんびり草を食む光景。まさに絵画の世界です。

空が澄み渡り、雲の動きがダイナミック。高原特有の透明感ある青が印象的でした。
ナパ海では、草原を散策したり、写真撮影(午前中は逆光注意)や乗馬体験、ヤクと記念撮影など楽しみ方は人それぞれです。

若干の観光地化はされていますが、敷地が広いため混雑感は少なめで、まさに理想郷といった感じです。

日帰りでも「シャングリラに来た」という実感を最初に味わえる場所です。

民族衣装に着替えて写真撮影するのが中国流です。

松賛林景区 雲南の“小ポタラ宮”

ナパ海から車で約15分。標高約3,300mに建つこの寺院は、チベット仏教ゲルク派の大寺院で、雲南最大級を誇ります。
正式名称は、ガンデン・スムツェリン寺。
遠くから見ると、黄金色の屋根が陽光を反射し、丘の上に堂々と佇む姿はまるで小さなポタラ宮。

建築様式はチベットのポタラ宮を模しており、「小ポタラ宮」とも呼ばれています。
境内に入ると、白壁と赤壁のコントラスト、風にはためくタルチョ(祈祷旗)、回転するマニ車。異国というより、「チベット文化圏に入った」感覚です。


内部の見どころは、巨大な仏像やチベット仏教の壁画、バターランプの香り漂う礼拝堂、経典が積まれた蔵経閣などたくさん!



僧侶が読経をしている時間に重なると、低く響く声が建物全体に反響し、荘厳な空気に包まれます。
松賛林寺の高台に立つと、眼下にはシャングリラの街と広大な高原の風景が一望できます。

反対は間近に迫る松賛林寺の本殿。格式が高く非常に立派な構えをしています。

松賛林寺の外部屋根には、チベット仏教特有の装飾が数多く施されており、その多くが宗教的な意味を持っています。

代表的なのは、金色に輝く屋根です。太陽の光を受けて強く輝くこの金色は、仏の智慧や神聖さを象徴しています。

建物全体を見るだけでなく、屋根の細部に注目することで、チベット仏教の世界観をより深く感じることができます。

澄みきった空気の中、どこまでも続く青空と大地が広がり、遠くには山々がゆったりと連なります。
風に揺れる祈祷旗の音を聞きながら眺めるその景色は、まるで時間が止まったかのような静けさに包まれ、日常を忘れさせてくれる特別なひとときです。

独克宗古城 祈りと古城の街

シャングリラ中心部にある歴史ある古城エリア。石畳の道、木造建築、チベット風の装飾が並びます。
標高は約3,200mにあり、世界でも有数の高地に築かれた古い町のひとつとして知られています。古城の最大の特徴は、石畳の道と伝統的なチベット様式の木造建築が織りなす独特の景観!

その歴史はおよそ1,300年以上前にさかのぼり、古くからチベットと雲南、さらには南アジアを結ぶ交易ルート「茶馬古道」の重要な拠点として栄えてきました。

物資の中継地としてだけでなく、文化や宗教が交差する場所でもあり、現在の街並みや生活様式にもその影響が色濃く残っています。
建物の外壁には鮮やかな装飾が施され、屋根には経文や祈りの言葉が刻まれた装飾が見られます。街のあちこちには色とりどりの祈祷旗(タルチョ)が掲げられ、風が吹くたびに祈りが空へと運ばれていく様子が感じられます。

古城の中心には広場があり、その周辺にはカフェやレストラン、土産物店が立ち並び、観光地としての賑わいも見せています。

カフェに入り、バター茶やヤク肉料理を味わうのが定番でおすすめです。


チベット雑貨や民族衣装、銀製品などが並ぶ店も多く、散策しながらショッピングを楽しめるのも魅力のひとつです。お土産にマニ車を購入!

特に有名なのが、古城の丘の上にある巨大なマニ車(経輪)です。

数人がかりで回すほどの大きさがあり、ゆっくりと時計回りに回すことで功徳が積まれるとされています。

このマニ車のある場所からは古城全体を見渡すことができ、寺院が織りなす風景は、まさに“地上の楽園”と呼ばれるにふさわしい魅力のある街だと感じます。

私の旅スケージュール

07:42 麗江出発
09:10 シャングリラ到着
10:00 ナパ海
11:30 松賛林寺
13:30 昼食
14:00 独克宗古城
17:30 夕食 チベット料理
18:30 駅へ移動
19:30 麗江へ
体力に余裕があれば十分可能です。

観光の注意点

シャングリラを訪れる際は、一般的な観光地とは少し異なる高原エリアならではの環境を意識することが大切です。
標高は約3,200mと非常に高く、空気が薄いため、到着直後は特に無理をしないことが重要です。急ぎ足での移動や激しい行動は避け、こまめに休憩を取りながらゆっくり過ごすことで、高山病のリスクを抑えることができます。
また、紫外線が非常に強いのも特徴です。気温が低くても日差しは強烈なので、日焼け止めやサングラス、帽子などの対策は必須です。一方で朝晩は冷え込みが激しく、夏でも気温が一桁台になることもあるため、防寒対策として羽織れる上着を持参すると安心です。

観光面では、シャングリラはチベット文化圏に属するため、寺院や古城など宗教的な場所ではマナーを守ることが大切です。祈祷旗やマニ車などは信仰の対象であり、扱い方にも意味があります。静かに行動し、現地の習慣を尊重する姿勢が求められます。

シャングリラは自然と信仰が深く結びついた特別な場所です。環境や文化を理解し、無理のないペースで旅をすることで、その魅力をより安全に、そして深く味わうことができると思います。
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まとめ

麗江からわずか1時間半。けれど文化も風景もまったく違う世界が広がっています。草原と湖のナパ海や荘厳な松賛林寺、独克宗古城など。シャングリラは「観光地」というより、空と大地と信仰が融合した特別な空間でした。
日帰りでも十分楽しめますが、もし可能なら一泊して朝の澄んだ空気や満天の星空を体験できたらいいなと思いました。それでも、限られた時間の中でこれほど濃密な異文化体験ができる場所はそう多くありません。
ぜひ一歩先の天空都市シャングリラへ行ってみてはいかがでしょうか!ぜひお試しあれ!
(補足)間違って、ジャングリラへは行かないように!!似ているので多くの人は沖縄へ行くの?と聞かれます。自分も何回も聞かれたのでイラッとなりました。
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