2024年11月に、北朝鮮との国境に近い愛妓峰生態公園内に、スターバックス・コーヒーがオープンしました。
この店舗は入店時に軍の検閲を受ける必要があり、世界で最も厳重なセキュリティを誇るスターバックスとも言われています。
日本人も訪問可能です。
そんなスターバックスがどんな感じなのか紹介します。
北朝鮮ビューのスターバックスどこにある?
北朝鮮が見えると話題のスターバックスは、金浦愛妓峰(エギボン)平和生態公園内にあります。
地図で見るとここです!
DMZのある坡州市の隣の金浦の最北端にあり、この公園は、展望台から北朝鮮の景色を一望できる貴重な場所として人気を集めている場所です。
北朝鮮との境界付近には、1953年の休戦協定に基づき設置されたDMZ(非武装地帯)が広がっており、南北それぞれ2kmずつ、合計4kmの幅の間、軍事衝突を防ぐため厳しく管理されています。
このスターバックその範囲内にあり、立ち入りには制限があり、韓国政府と軍が厳重に監視しています。
路線バスを使って個人で行ってみた!
ソウル市内から路線バスを3回乗り継ぐのがほとんどで、これが1番安く行ける方法です。M6177→2→24のバスです。
路線バスは、愛妓峰生態公園の入口付近でおります。バスは最終も目的地でないため乗り過ごしは注意が必要です。
公園内に入る手前のゲートで身分の記載と3000ウォンの入場料金を払わなければいけません。
ネットには入場には予約が必要で、1日の入場者数200人までの制限があると書かれていましたが、当日予約なしで、現地のチケット売り場で入場券を買うことができました。
クレジットカードは不可でWOWPASSまたは現金での支払いのみです。
チケットを購入して銃を持った兵士による「検閲」を受けます。
スターバックスがある展望台はここからアップダウンのある坂道を30分程歩いた先にあります。
多くの人は車かシャトルバスで移動するのですが、今回歩いて向かいました。かなりしんどい道なので、スタバに行くまでにヘトヘトです。
登り切ると愛妓峰平和エコパークが見えてきます。
さらにここから吊り橋と階段を登ると「スターバックス・コーヒー 金浦愛妓峰生態公園店」に到着です。
先に北朝鮮をと思い、展望台から対岸の北朝鮮を眺めます。
展望台には、双眼鏡やモニター付きの高精度望遠鏡がいくつも並び、その双眼鏡を覗いてみると、北朝鮮の集落や畑、道を歩いたり自転車で走ったりする人々、北朝鮮が掲げる「革命思想万歳!」などのスローガンもはっきりと見ることができます。
望遠鏡の覗き口にiPhoneのカメラをうまく焦点を合わせると望遠鏡を覗いた写真が撮れます!
DMZ(非武装地帯)ツアーで展望台で見た景色よりもここからの方がより集落が見えて北朝鮮の日常を感じられる場所だと思います。
ちなみにこの展望台から韓国と北朝鮮をへだてる漢江の間はなんと約1.4kmほどしかありません。
スターバックスは展望台のすぐ手前の場所にあります。
店舗は一面ガラス仕様になっており、大きなガラス窓から北朝鮮に向けて真っすぐその眺めがよく見えるように設置されていました。
通常店舗と変わらないドリンクと軽食を味わうことができ、この店舗限定などはありませんでした。
スターバックスのコーヒを片手に対岸の北朝鮮の貧困集落を見ながら優雅な時間を過ごすのは贅沢な気持ちです。
帰りは坂道を歩くのが大変だったので近くにいた韓国人観光客に声をかけて下まで乗せてもらいました。
まとめ
北朝鮮を一望できるスターバックスが世界で初めて登場しましたが、店舗がある展望台の目前その対岸が北朝鮮でとても近いですが、DMZほど緊張感がなく展望台では自由に写真撮影ができた。
日本人もわりと簡単に自由に行くことができるので、気になった方はぜひ北朝鮮を見ながらコーヒを飲んでみてください!お試しあれ!
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