シェムリアップの観光情報を知りたい人「シェムリアップの観光情報を知りたい。今回が初めての渡航なので、定番の観光地を知っておきたいです。あと、近くのホテルやレストラン情報とかも知っておきたいな。さらに言うと、観光地の情報と注意点があれば嬉しいかな。」
今回はこういった疑問に答えます。
目次
この記事を書いている僕は、カンボジアの渡航回数は1度だけですが、約10日間程この地に滞在したので観光をマスターしました。
シェムリアップは楽しくて素晴らしい街です。
人生で1度は訪れたい街の一つでした。
2016年3月に訪問した経験から得た情報を現地の人々に感謝しつつ、シェアします。
シェムリアップのオススメ観光スポット【11選】
皆さんご存知の通り、カンボジアのシェムリアップは世界遺産アンコールの遺跡群がある街ですね。
世界中から旅行者が訪れる街なので、遺跡巡りはもちろん、その他の観光スポットやアクティビィティーも充実しています。
アンコール遺跡群とその他の観光スポットやアクティビィティーに分けて紹介していきます。
では、さっそくみていきましょう。
シェムリアップで絶対行くべきアンコール遺跡群6選
アンコール遺跡群は400㎢の範囲に600以上もの遺跡が残っていると言われています。
さすがに全部制覇するのは厳しいので、ここは訪れてほしい!という厳選スポットをご紹介してきます!
ガイドと一緒の遺跡巡りであれば大事なスポットを押さえてもらえますが、ガイドなしの自力で周る場合は予習必須です。
入場料金は、ベンメリアなど一部の遺跡を除いて「アンコール・パス」を購入して入場するのが一般的です。
料金はこんな感じです。
1日券 | 37USドル |
3日券 | 62USドル |
7日券 | 72USドル |
3日券か長期滞在であれば7日券を買うのがおすすめです。
もちろんオプショナルツアーへの参加もおすすめです。オプショナルツアーの場合も現地で個人で買わされるので、3日券以上のものを買うようにしましょう。
シンボル的存在:アンコール・ワット
カンボジア西北部にあるヒンドゥー教の寺院遺跡です。
1992年にユネスコの世界遺産に「アンコール遺跡群」として登録された遺跡群の中でも、アンコールワットは最大規模を誇り、アンコール遺跡群を代表する寺院遺跡なんです。
アンコールワットは「大きな寺」という意味で、境内の外周は東西1500m、南北1300mもあります。
おすすめ鑑賞時間は、太陽が顔をのぞかせる前の時間帯が一番美しいとされており、徐々に空がオレンジに染る様子は必見です。
アンコール・トム
アンコール・ワットの北に位置し、周囲約12キロの城壁に囲まれたエリアです。
アンコール・トムはクメール語で「大きな町」を意味してます。
約3kmの塀と高さ約8mの城壁で囲まれいて、外部とは南大門、北大門、西大門、死者の門、勝利の門とつながっています。南大門へと続く道の両側には蛇神ナーガと阿修羅の像が立ち並んでいます。
一体一体顔が違ってて、面白い顔の像もあるので見どころです。
アンコール・トムの中心にあるのが「バイヨン」で、観世音菩薩の四面塔で有名な寺院です。
こんな感じの鉢合わせの写真が撮れますよ。
仏教に深く帰依していたジャヤヴァルマン7世が建てたこの寺院では、アンコール・ワットとは違う趣きを感じられます。
アンコール・トム内には、他にも「象のテラス」や「ライ王のテラス」などの見どころがあります。
内部は1910年まで土砂に埋もれていたため、浮き彫りの保存状態が良い彫刻が楽しめます。
タ・プローム
タ・プロームとは「梵天の古老」という意味で、ジャヤーヴァルマン7世が、母を弔うために建てたものとされています。
ガジュマルの浸食がとても激しい遺跡で、発見当初の様子に近い形で保存されており、歴史を感じることができます。また、映画「トゥーム・レイダー」を撮影した場所なんですよ。
タ・プロームの見どころは、寺院の遺跡と巨大なガジュマルが一体になっているところですね。別名「締め殺しの木」とも言われるガジュマルが、長い年月をかけて寺院を締め付けている様子を、寺院の荒廃する様子と共に体感することができますよ。
プノン・バケン
プノン・バケン寺院は、360°の展望が望めることで人気のスポットになっています。
市街地をはじめ、東にアンコールワット、西にシェムリアップ空港、西バライ、トンレサップ湖、遠方にアンコール三聖山のプノン・ボック、プノン・クロムまでもが遠望できます。
特に夕日がきれいに見えることでも知られ、時間が近づくとどんどん賑わいも増していきます。
サンセットを見る人たちで溢れかえっていました。
少しずつ夕日に染まっていく寺院は幻想的で圧巻です。
バンテアイ・スレイ
シェムリアップの街から40kmほど離れたところにあるヒンドゥー教の寺院遺跡です。
バンテアイは「砦」、スレイは「女」を表し、女の砦の意味です。
アンコール遺跡の中でも規模の小さい遺跡ですが、大部分が赤い砂岩により建てられ、全面に精巧な彫刻が掘られ、優美な様子から人気があり「アンコール美術の至宝」とも言われます。
この遺跡のデバターは特に柔らかな曲線で掘られていて美しく「東洋のモナリザ」とも呼ばれています。また、この寺院遺跡は東に向いて建っていることから、朝日を受ける姿がとくに美しいです。
紅色砂岩に施された彫刻はまるで赤く燃える炎みたいですね。他の遺跡には見ることの出来ない美しさを感じることができます。
ベンメリア
歴史的観光スポットとして人気のベンメリア。現在も未修復のまま森の中に眠る巨大寺院は、まるで時が止まっているかのようですね。
多くの旅行者がSNSやブログで述べている通り、その姿はまさにジブリ映画に出てくる天空の城みたい。
ぜひ足を運んでいただきたいわたしの一押しスポットです。
シェムリアップで絶対行くべき観光施設スポット5選
シェムリアップには遺跡以外にも、カンボジア内戦の歴史が学べる施設やカンボジアの文化体験ができる面白い観光スポットがたくさんあります。
トンレサップ湖
カンボジアの中央に位置する湖がトンレ・サップ湖です。伸縮する湖と言われ、雨季の面積は乾季の3倍にもなるそうです。
漁業が盛んで世界でも有数の淡水魚の漁獲高を誇り、水上家屋や養魚場を巡り水上での生活を見学できるトンレ・サップ湖クルーズは大人気ですね。
学校もトレサップ湖の中にあります。生徒はみんなボートで通学しているようですよ。
オールド・マーケット
生鮮食料品や雑貨がそろう地元の人に密着したマーケットです。
旅行者向けにお土産物を取り扱う店が集まるエリアもありますね。
東南アジアらしい市場の雰囲気を味わいたい方はぜひ立ち寄ってみてくださいね。
お土産屋さんでは値切り交渉を楽しめます。チープな雑貨や衣料品が多いです。
カンボジア人はとても親切で、快く値切りを受けてくれます。
ナイト・マーケット
「昼間に遺跡巡り、夜に街歩き」という旅行者が多いので、シェムリアップでは数ヵ所あるナイトマーケットが人気です。
観光客の増加に伴い、しだいに規模が大きくなりました。ぶらぶら歩いて見ているだけでもとても楽しいです。
キリングフィールド (Killing Field)
ポルポト時代(1975年~79年)にはカンボジア各地で、罪なき一般人が200万人以上虐殺されたという。
アンコールワット近くにあるワットタマイ寺院もその一つで、現在は慰霊塔が併設されており、その中には犠牲者の人骨が保管されています。
戦争博物館 (War Museum)
カンボジア軍務省が運営する屋外ミュージアムです。
内戦時に使われていた戦車、飛行機、ヘリコプター、地雷、爆弾、銃等が多数展示されており、地雷による被害や現状を展示されているブースもありますね。
残虐なカンボジアの歴史が知れる施設で、勉強したい方や興味のある方はどうぞ。
シェムリアップ滞在でのおすすめホテルとレストラン
シェムリアップでおすすめのレストランを探している方。以下のレストランがおすすめです。
Koulen II Restaurant
カンボジアの伝統舞踊・アプサラダンスを見ながら食事することができます。昼間は遺跡めぐりでお疲れ!という方も、美味しいカンボジア料理を食べながら優雅なダンスに癒されますよ。
食事はビュッフェ形式でいろいろとあります。
美しい伝統衣装に身を包んだ女性たちが「ラーマーヤナ」などの神話を元にした振り付けを優雅に舞うさまは、まさに天女ですね!
是非、カンボジアが誇るクメール文化の華を楽しみながら食事できるこのレストランへ行ってみては以下がでしょうか。
では次にホテルですね。シェムリアップでコスパよくランクの高いホテルをお探しなら、ここがおすすめ。
タラアンコールホテル
では写真でどんどん紹介していきますね。
施設内部です。
プールもあります。
客室はこんな感じです。
クオリティーが高くしかもコスパ良し。
一泊4000円からで泊まることができます。
シェムリアップでコスパよく少しランクが高い宿泊を検討されている方はどうぞ。
観光情報と注意点
観光のベストシーズン
冬(11~3月)がオススメです。
気温は1年を通じてそれほど変わりませんが、5~10月は雨期のため雨が降りやすいです。
観光に必要な日数
シェムリアップへの往復に丸1日、1泊2日でアンコール遺跡群を巡るとして合計丸3日かかります。
ただし、飛行機や電車に乗るための待ち時間や、乗継地での待ち時間があるので最低3泊4日必要ですね。
空港からシェムリアップ中心部への移動
シェムリアップ国際空港からシェムリアップ中心部へ移動するには、トゥクトゥクやタクシーなどの方法があります。
値段の交渉も快く受けてくれるので、安心ですよ。
休館日について
カンボジアの仏日はアンコールワット第3回廊への入場ができません。
仏日は年によって変わるので、旅行前に確認することですね。
服装について
舗装されていない場所が多いので、土ぼこりが多め。
普段コンタクトレンズを着用している場合は、目を傷めやすくなるのでメガネの使用がおすすめです。特にハードレンズの場合、あまりの痛さにもだえ苦しみます。
また、長時間歩くことになるので、スニーカーなど歩きやすい靴がおすすめです。
また、遺跡内は日陰になっている部分が少なめ。夏は熱中症予防のため帽子が必要です。
トイレについて
各遺跡入口にありますが、数が少ない&汚いので、なるべくホテルやレストランで済ませると良いですよ。
売店について
各遺跡の入口にあります。
水やジュース、スナック類も売っていますが、高めの値段を言われることがあるので、交渉しましょう。
内容を理解するには現地ツアーがオススメ
アンコール遺跡は数が多く、点在しているので現地オプショナルツアーがオススメです。
レンタルサイクルもありますが、移動で自電車をこぎ、遺跡内も歩くのは体力の有り余っているような人でもしんどいです。
以下のアプリケーションまたはサイトがおすすめです。日本語対応あり。
観光を計画
アンコール遺跡群を訪れる際の航空券・ホテル・ツアー予約はこちらから可能です。
シェムリアップ観光地まとめ
シェムリアップでぜひ訪れていただきたい場所を厳選して紹介してみました!
遺跡だけでも大変なボリュームですが、その他にも楽しいところが盛りだくさんですね。
見所が多く、どこへ行こうか迷ってしまいますが、時間の許す限り色んな所へ足を伸ばしてみて下さいね!
ただし、暑いので体力を消耗します。くれぐれも無理は禁物です。
おまけ写真 カンボジア農村学校の子供たちと
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