京都駅から少し移動したところにある京都の中でも有名な世界遺産のお寺の1つである東寺(別名は教王護国寺)の夜桜ライトアップがどんな感じなのかを紹介します。
境内には高さ日本一の五重塔を背景に、ソメイヨシノ・しだれ桜などが咲き誇り、ライトアップの演出に幻想的な世界につつまれ、京都の夜桜で最も人気の場所となっています。
毎年行列ができ、人混みとなりますが、本記事ではおすすめの訪問時間や撮影スポットも紹介しつつ、これから行く方の参考になれば幸いです。
ではさっそくみていきましょう!
本記事を書いている僕は、過去に30か国以上訪問してきた経験から、旅のコツを経験をもとに得た情報を発信しています。また、お金をあまりかけずにお得に旅するコツなども紹介しています。
実際の様子はどんな感じ?
夜間特別拝観の時の東寺の入口がこちらの慶賀門から入ります。
夜桜ライトアップの受付時間は18時からですが、18時前後の時間は激混みで、入り口から反対の南大門あたりまで行列になっています。
なので、少し遅めの時間20時半ぐらいに行くほうが並ばなくて済みます。
私は受付が閉まる21時前に訪問したところ、一切並ばずに入ることができ、空いている境内でゆっくり桜を見ることができました。
門を入るとすぐ左手に宝蔵を囲むように池があります。
池の水にライトアップされた夜桜が反射してとても綺麗です。
池の周りを歩きながら境内の入り口へ進んでいきます。
途中、左に曲がる順路になりますが、奥に東寺のシンボル的存在である五重塔が見え、池に映る五重塔と桜のコラボレーションがとてもきれいに見えるポイントです。
ここが私のおすすめする最初のおすすめ撮影ポイントですね。
先へ進むと夜間特別拝観の拝観受付がありますが、最初の門で受付をしているのでここは自由に出入りできるようになっていました。
拝観受付の先を進むと不二桜と五重塔が現れました。
「不二桜」と名付けられた八重紅しだれ桜の背後に、高さ日本一の五重塔の共演は素晴らしい景色です。
思わず声をあげてしまうほどの美しさです。私がおすすめする撮影スポットその2です。
境内には瓢箪池がありその奥に五重塔があり、池泉回遊式庭園のようになって、池の周りをグルグル歩けるようになっています。
夜桜のライトアップを楽しめる場所の1つなのでじっくり歩いてみました。
池に反射した桜がとっても綺麗で心が落ち着きます!
様々な角度から夜桜を楽しめます。
瓢箪池を進むと、間近に五重塔が見えてきます。
幻想的な美しさに酔いしれます。
夜の講堂と経堂の特別参拝もできる!
拝観受付の門をまっすぐ進むと、 国の重要文化財に指定されている講堂と経堂があります。
このお堂の中には大日如来を中心に五智如来が配置され、更に五菩薩、五大明王、四天王、帝釈天と梵天が並ぶ立体曼荼羅を見ることができます。
夜の真っ暗の中で見る大日如来像は、迫力に緊張します。
夜の暗い中、明かりで照らされているお姿を拝見するのは貴重な体験なので、夜桜だけでなく、ぜひこちらも合わせて参拝してみて下さい。
2023年は3月18日からスタート!
2023年の夜桜ライトアップの期間は以下の通りです。
今年は桜の開花が例年よりも早く咲く予報なので、3月下旬から4月上旬が満開となり、1番の見頃となりそうです。
ちなみに、入場料は大人1000円、子供500円で、現金のみの入場となります。電子マネーや旅行支援の地域共通クーポンは使えないの注意です。
詳しくはホームページをどうぞ。
東寺の概要
東寺は、唯一残る平安京の遺構であり、創建からおよそ、約1200年。平成6年、1994年に世界遺産として登録されたお寺です。
宗派 | 東寺真言宗 | 開基 | 桓武天皇 |
御本尊 | 薬師如来 | 創建 | 796年 |
東寺の物語
平安京の遷都の際し創建された東寺は、西の西寺とともに平安京の二大官寺のひとつとして栄えたのち、弘仁14(823)年に、嵯峨天皇より弘法大師空海に託され、真言密教の根本道場となったのです。
まとめ
夜間特別拝観は境内の行ける場所が限られていますが、夜だけの特別な景色をたっぷり楽しむことが出来ました。とても人気のあるライトアップなので、少し遅めの時間の方が、人混みを避けられると思います。
また春の特別参拝以外にも秋にも紅葉のライトアップもしているので、四季をかえて訪問してみることをおすすめします。
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