雲南省を旅するなら、絶対に外せないグルメがあります。
それが野生きのこ料理。
そして、その魅力を存分に味わえるレストランの名店が「菌彩」。
世界有数の野生きのこの産地・雲南省、昆明を中心に展開する人気店で、旅行者だけでなく地元の人からも高い支持を集めています。特に「野生菌火鍋」と「牛肝菌(ポルチーニ)焖飯(炊き込みご飯)」は看板メニューとして知られています。
実際に訪れて感じた魅力や、おすすめメニューを詳しく紹介します。雲南旅行でレストラン選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
雲南省は「野生きのこの王国」

雲南省は世界でも有数の野生きのこの産地。
夏から秋にかけては数百種類もの野生きのこが市場に並び、その中には高級食材として知られるポルチーニ茸(牛肝菌)も含まれています。

ポルチーニ茸(牛肝菌)は雲南省を代表する野生きのこの一つで、中国国内でも特に多く収穫される地域として知られています。雲南省は標高差が大きく、森林が豊富で、ポルチーニの生育に適した環境が広がっています。
中国最大級のポルチーニ産地の雲南省では、毎年、雨季(おおむね6~10月)になると野生のポルチーニ茸が一斉に採れ始めます。特に、昆明周辺や楚雄イ族自治州、大理、麗江、香格里拉(シャングリラ)などは有名な産地となっています。
雲南省ではポルチーニは高級レストランだけでなく、市場やスーパーでも普通に見かけるほど身近な食材です。
地元では日常的に食べられており、「雲南に来たら野生きのこを食べないともったいない」と言われるほどです。

一度は食べたい「野生菌火鍋」

私が訪れたのは夕食時でしたが、店の前には多くのお客さんが並んでいて、人気の高さがひと目で分かりました。

1時間程待って入店。

店内は活気がありながらも清潔感があり、スタッフの対応も丁寧で安心です。
菌彩の一番人気は、やはり野生菌火鍋。

土鍋には鶏をじっくり煮込んだ黄金色のスープが注がれ、その中へ贅沢に大量のポルチーニ茸を入れて煮込みます。

ポルチーニ茸は24分以上煮込まないと安全に美味しく食べれないとのことで、スタッフが「十分に火が通るまで待ってください」と案内し、きのこが煮えるまでは箸を出さないという徹底ぶりも、専門店ならではの安心感があります。
特に野生菌火鍋は蓋を開けた瞬間に広がるきのこの香りが印象的でした。

最初に飲む一杯のスープは驚くほど濃厚。それでいて後味は澄んでおり、きのこの旨味が何層にも重なります。

ポルチーニ茸は肉厚で香りが豊かで感動レベルです。

スープには野生きのこの旨味がしっかり溶け込んでおり、一口飲むだけで雲南ならではの味わいを感じられます。

ポルチーニ茸の炊き込みご飯は必食

火鍋と並んでぜひ注文したいのが、ポルチーニ茸の炊き込みご飯(牛肝菌焖飯)。
土鍋で炊き上げられたご飯には、ポルチーニ茸の香りと旨味がたっぷり染み込み、一口食べるだけで豊かな風味が口いっぱいに広がります。
香ばしいおこげも絶品で、そのまま食べても、火鍋のスープを少しかけてお茶漬けのように楽しんでも格別です。

口コミでも「これだけを食べに来る価値がある」「火鍋以上に印象に残った」という声が多く見られる人気メニューです。
野生きのこを贅沢に味わえる火鍋と、香り高いポルチーニ茸の炊き込みご飯。この組み合わせは、日本ではなかなか体験できません。
菌彩の予算は?名物をしっかり楽しむなら5,000円以上がおすすめ

菌彩は注文内容によって金額差がかなり大きいレストランです。
野生菌火鍋やポルチーニ茸(牛肝菌)の炊き込みご飯、野生きのこの追加などすると、1人あたり約250~350元(約5,200~7,300円前後)になります。
看板メニューである野生菌火鍋のオプションで入れたポルチーニ茸(牛肝菌)が非常に高価で、高級なポルチーニ茸や希少なきのこを選ぶと、会計は自然と高くなります。
野生のポルチーニ茸など高級食材を使うため価格はやや高めですが、日本ではなかなか味わえない本場の野生きのこ料理を堪能できることを考えると、十分に価値のある満足いく食事でした。
追記:雲南名物「過橋米線(米線)」もぜひ味わいたい

雲南を訪れたら、野生菌火鍋やポルチーニ茸の炊き込みご飯に加えて、雲南名物の「過橋米線(グオチャオミーシェン)」もぜひ注文してみてください。
「橋香園」という雲南名物「過橋米線」の代表的な店として、地元の人にも観光客にも人気のレストラン。

米線とは、お米から作られた麺で、雲南省を代表するソウルフードです。その中でも過橋米線は、熱々のスープに生肉や野菜、きのこ、米線を自分で入れて仕上げるのが特徴。具材は高温のスープでゆっくり火が通り、最後まで熱々の状態で楽しめます。

菌彩では、野生きのこをふんだんに使った米線も人気で、澄んだスープにはきのこの旨味が凝縮されています。つるっとした米線はのど越しが良く、火鍋や炊き込みご飯とはまた違った雲南らしい味わいを楽しめます。
雲南には「米線を食べずして雲南を語れない」と言われるほど、米線は人々の暮らしに根付いた料理です。
まとめ

雲南には魅力的なレストランが数多くありますが、「菌彩」は、雲南らしさを最も感じられるレストランの一つです。
野生菌火鍋、ポルチーニ茸の炊き込みご飯、そして米線。
この3品を味わえば、雲南グルメの魅力を存分に堪能できること間違いありません。
「ポルチーニを食べるために雲南へ行く価値がある」と言われることもあるほどで、きのこ好きにはまさに聖地といえる場所です。特に7~9月の雨季は、香りも味も最も良い旬のポルチーニを楽しめます。
旅行の思い出に残る一食として、ぜひ味わってみてください。
一口食べればきっとわかるはずです。雲南を訪れるなら、ぜひ旅程に入れて食べてみては!お試しあれ!
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