四国お遍路で清瀧寺を参拝する人
「四国八十八ヶ所巡りで第35番札所の清瀧寺を巡礼するんだけど、清瀧寺ってどんな寺か知らないし、どこが見どころなのかもよくわからないな。あと、参拝の注意点や周辺のおすすめ施設とかもあると教えて欲しいな。」
今回はこういった疑問にお応えしていきます。
今回は【四国八十八ヶ所第35番】清瀧寺の見どころや参拝の注意点、周辺のおすすめ施設などについて詳しく紹介していきます。
本記事を書いている20代の僕は、弘法大師ご誕生1250年の節目を機に、マイカーで巡礼しました。ただ勢いよく巡礼するのではなく、お寺の見どころや観光スポット、地元グルメを楽しみながらのんびり回ることを重点に四国お遍路の楽しさを紹介しています。
目次
ではさっそく【四国八十八ヶ所第35番】清瀧寺の巡礼をみていきましょう。
【四国八十八ヶ所第35番】清瀧寺の基本情報
四国八十八ヶ所第35番の清瀧寺は、行基が開基したお寺です。
宗派 | 真言宗豊山派 | 開基 | 行基 |
御本尊 | 薬師如来 | 創建 | 養老7年(723) |
御詠歌の意味は?
「清瀧寺」の実際の様子は?見どころも紹介
清瀧寺の駐車場は、仁王門を抜けた境内の中にあるので、厳しい八丁坂である石段を登らずとも容易に本堂の前まで行くことができます!
仁王門や八丁坂を散策するには一度下山する必要があるので、下って仁王門に向かいます!
仁王門は簡素な佇まいの門です。
門の両脇には仁王像がいます。目が抜けてありかなり怖い印象です。
仁王門の上を見上げると龍の絵が描かれています。
仁王門を抜けると八丁坂と呼ばれる急な階段があります。
上まで登ると再び駐車場に戻ってきます!
急坂を登った先に出迎えてくれるのが、大きな薬師如来です。
高さ15mもある薬師如来像の下には胎内巡りがあり、ご真言を唱えながら胎内巡りをすれば、厄除にご利益があるのだとか!
内部は真っ暗で、大人がひとり通れるか通れないかの狭い階段が108段あります。
そしてこちらが本堂。
本尊は、薬師如来です。秘仏で直接拝むことはできません。
ろうそくと線香をあげ、納め札と賽銭を納め、礼拝し読経します。
続いてこちらが大師堂。本堂の横に隣接しています。
大師堂は、弘法大師がご本尊となります。
大師堂の手前には平和観音の像が。
参拝はこれで以上ですが、納経所へ向かうトイレ付近から清流・仁淀川と太平洋が一望できます!
本尊納経と88大師メッセージ
88大師メッセージは、納経帳の左上に弘法大師様のお言葉や仏の教えにまつわる言葉を刻した記念印が押さます。お寺によって押印されるお言葉が異なるので、どのような言葉が押印されるか楽しみの一つです。
清瀧寺の納経
88大師メッセージ(記念印)
*同行二人と書かれています。意味はこちら
御影と88大師カードを頂こう!
御影
御影とは、そのお寺に奉られているご本尊様が描かれており、ご本尊様の分身と言われています。 この御影は、「納経軸」または、「納経帳」に納経をいただくと無料でいただけます。
88大師カード
弘法大師御誕生1250年記念事業では、弘法大師様のご生涯や四国霊場の縁起が描かれた特製の「88記念カード」が授与されます。
36 梵字・瑜伽を学ぶ
長安に着くと大師は最初に印度出身の般若や牟尼室利 三蔵から梵語を学ばれた
カードのデザインは四国内のデザイン専門学生の生徒が手掛け、若い人にもお遍路をしてもらいたいとの思いが込められているのだとか。
各札所分すべて集めると、以下のようにパネルが完成し物語が完成するというものです。
私がお勧めする納経帳・御影帳 これさえあれば大丈夫!!
アクセスと駐車場情報!
普通駐車場は10台ほどあり、無料で駐めることができます!
アクセスはしやすく、土佐インターチェンジから国道56号線を右折し、次の信号を右折して直進し、山道を登ると着きます。
周辺のおすすめ施設を紹介
四国お遍路で急足でお寺からお寺に訪問するだけではもったいないです。周辺の観光スポットや施設、グルメをじっくり楽しむことをおすすめします。
おすすめ観光スポット
桂浜
ひろめ市場
高知県立牧野植物園
坂本龍馬誕生の地
おすすめグルメ
室戸キンメ丼
カツオのたたき
清水さば
四国八十八ヶ所 前後の札所を紹介!
四国八十八ヶ所の35番札所清瀧寺の前後の札所は、34番札所種間寺と36番札所青龍寺です。
【四国お遍路第34番】種間寺 参拝記!見どころ・納経など紹介!安産祈願のひしゃくで知られる寺!
【四国お遍路第36番】青龍寺 参拝記!見どころ・納経など紹介!唐の清龍寺が日本にも建立!
高知県 土佐の国 修行道場の札所の巡り方や札所まとめはこちらからどうぞ!
【高知県土佐の国】四国八十八ヶ所 札所と巡り方を紹介!おすすめ施設・宿も合わせて紹介!
まとめ
四国八十八ヶ所 清瀧寺は、厄除けで有名な古刹で車で境内に登ってしまえば、楽々で本堂にたどり着くことができます!
続いてそのまま、四国八十八ヶ所お遍路旅第36番札所 青龍寺に向かいます!
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