【四国お遍路第5番】地蔵寺 参拝記!見どころ・納経など紹介!奥の院にある五百羅漢は必見!

四国八十八ヶ所巡礼

四国お遍路で地蔵寺を参拝する人

「四国八十八ヶ所巡りで第5番札所の地蔵寺を巡礼するんだけど、地蔵寺ってどんな寺か知らないし、どこが見どころなのかもよくわからないな。あと、参拝の注意点や周辺のおすすめ施設とかもあると教えて欲しいな。」

今回はこういった疑問にお応えしていきます。

地蔵寺は、武士の信仰を集めた勝軍地蔵菩薩がご本尊で、四国八十八ヶ所霊場で唯一一つだけのお寺です。奥の院にある五百羅漢は、喜怒哀楽の様々な表情の顔は必見です。

今回は【四国八十八ヶ所第5番】地蔵寺の見どころや参拝の注意点、周辺のおすすめ施設などについて詳しく紹介していきます。

本記事を書いている20代の僕は、弘法大師ご誕生1250年の節目を機に、マイカーで巡礼しました。ただ勢いよく巡礼するのではなく、お寺の見どころや観光スポット、地元グルメを楽しみながらのんびり回ることを重点に四国お遍路の楽しさを紹介しています。

 

四国八十八ヶ所巡礼を始めたいんだけど、四国お遍路の旅がどんなもので、どのくらいの費用がかかるのかなどの、始め方やルール、楽しみ方をバッチリ紹介しています。気になることがあれば是非チェックしてみてください!

→四国お遍路の旅の始め方・楽しみ方をバッチリ紹介!

ではさっそく【四国八十八ヶ所第5番】地蔵寺の巡礼をみていきましょう。

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【四国八十八ヶ所第5番】地蔵寺の基本情報

四国八十八ヶ所第5番の地蔵寺は、嵯峨天皇の勅願を受けた弘法大師が開基したお寺です。

宗派 真言宗御室派 開基 弘法大師
御本尊 勝軍地蔵菩薩 創建 弘仁12年(821)
御詠歌 六道の能化の地蔵大菩薩 導き給えこの世後の世

御詠歌の意味は?

「六道の能化の地蔵大菩薩」は、六道輪廻という仏教の概念に関連していて、六道とは、人々が生まれ変わる六つの存在の状態を指し、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天の六つの道がある。
この句は、地蔵大菩薩に対して、現世での苦しみや困難を救っていただき、来世においても導いていただきたいという願いを表しています。
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「地蔵寺」の実際の様子は?見どころも紹介

駐車場に車をとめてお寺の入り口である山門に向かいます。

山門はこじんまりとした佇まいの門です。山門に控える像は、鎧をまとっていらっしゃるので、仁王様ではなく四天王様の像になります。

像はカラフルな装飾がされているのでわかりやすいですね。

門をくぐると、境内が見渡せ、広々としています。

境内には、銀杏の大きな木がそびえ立っています。

樹齢800年と言われています。木が生命力に溢れていて素晴らしい!秋には色づいて綺麗なんでしょうね。

山門を入った右手に大きな弘法大師像を発見!

1番札所から見てきた中でもとても大きく迫力があります。

参拝前に身を清めて本堂に向かいます!

本堂前に水滴が落ちるとキーンと澄んだ音が響く水琴窟がありました。

経木台の下が水琴窟になっていて、経木に水をかけると音色が響くようになっています。

こちらが本堂。

本尊は、勝軍地蔵菩薩です。弘法大師は、自ら約5・5センチの勝軍地蔵菩薩を彫られ、本尊に安置されました。秘仏で直接拝むことはできません。

その後、霊木に延命地蔵菩薩像を刻み、その胎内に大師作の勝軍地蔵菩薩も納められているのだとか。

ちなみに四国八十八ヶ所で地蔵菩薩をご本尊とする寺は、ここを入れて6カ所ありますが、勝軍地蔵菩薩はここだけなのです!

ろうそくと線香をあげ、納め札と賽銭を納め、礼拝し読経します。

続いてこちらが大師堂。

大師堂は、弘法大師がご本尊となります。

参拝これで終了ですが、注目の見どころスポットである奥の院にある五百羅漢もぜひ行くようにしましょう。

境内から裏道を歩くこと5分ほどで奥の院にたどり着きます。

大きな標識も見えてきます。

五百羅漢の堂内はコの字方に配置されており、左手の建物から入るようになっています。

手前の小屋で拝観料200円を納めます。

堂内には怒り笑い、悩み、泣き顔と云う、人間の様々な表情を持つ等身大の五百羅漢が祀られています。

像一体一体は大きく見応えあります。

面白い顔をした像もたくさん。

数多くある羅漢さまの中に自分や知人、故人に似た顔が見つかるのだとか。

本尊納経と88大師メッセージ

88大師メッセージは、納経帳の左上に弘法大師様のお言葉や仏の教えにまつわる言葉を刻した記念印が押さます。お寺によって押印されるお言葉が異なるので、どのような言葉が押印されるか楽しみの一つです。

地蔵寺の納経

88大師メッセージ(記念印)

発心と書かれています。意味はこちら

御影と88大師カードを頂こう!

御影

御影とは、そのお寺に奉られているご本尊様が描かれており、ご本尊様の分身と言われています。
この御影は、「納経軸」または、「納経帳」に納経をいただくと無料でいただけます。

88大師カード

弘法大師御誕生1250年記念事業では、弘法大師様のご生涯や四国霊場の縁起が描かれた特製の「88記念カード」が授与されます。

29 遍照金剛の号を賜る
大師の灌頂の投花得仏の花が大日如来に落ち恵果和尚から遍照金剛の名を名乗る

カードのデザインは四国内のデザイン専門学生の生徒が手掛け、若い人にもお遍路をしてもらいたいとの思いが込められているのだとか。

各札所分すべて集めると、以下のようにパネルが完成し物語が完成するというものです。

私がお勧めする納経帳・御影帳 これさえあれば大丈夫!!

 

アクセスと駐車場情報!

普通駐車場は50台ほどあり、無料で駐めることができます!

アクセスはしやすく、藍住インターチェンジから、県道1号線を板野方面へ。次に県道12号線を板野・上板町方面へ。県道34号線と交差する道を右折すると着きます。

 

周辺のおすすめ施設を紹介

四国お遍路で急足でお寺からお寺に訪問するだけではもったいないです。周辺の観光スポットや施設、グルメをじっくり楽しむことをおすすめします。

おすすめ観光スポット

大塚国際美術館
渦潮クルーズ
鳴門市ドイツ館

おすすめグルメ

徳島ラーメン

四国八十八ヶ所 前後の札所を紹介!

四国八十八ヶ所の5番札所地蔵寺の前後の札所は、4番札所大日寺と6番札所安楽寺です。

【四国お遍路第4番】大日寺 参拝記!見どころ・納経など紹介!西国33カ所の木造観音像が見応え!

【四国お遍路第6番】安楽寺 参拝記!見どころ・納経など紹介!四国八十八ヶ所唯一の駅路寺で温泉あり!

徳島県 阿波の国 発心道場の札所の巡り方や札所まとめはこちらからどうぞ!

【徳島県阿波の国】四国八十八ヶ所 札所と巡り方を紹介!おすすめ施設・宿も合わせて紹介! 

まとめ

四国八十八ヶ所の中でここだけと言われる五百羅漢は迫力とどこか人間味あふれる像は圧倒的でした!

続いてそのまま、四国八十八ヶ所お遍路旅第6番札所 安楽寺に向かいます!

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