【高野山】蓮華定院宿泊記!お寺で一晩過ごしてみた!部屋食事お勤めなど徹底紹介!

ホテル宿泊記

2022年7月に和歌山県高野山にある蓮華定院の宿坊に宿泊してきました。

聖地の高野山山内には50以上の寺院が宿坊として利用でき、戦国武将ゆかりのお寺、美しい庭や襖絵を楽しめるお寺などがあり、歴史や特徴もそれぞれで魅力的です。そしてチェクインしてからチェックアウトまで、時間割みたいなのが決められていて、朝夕のお勤めや写経、精進料理など、貴重な体験ができるようになっています。

今回は、蓮華定院の宿泊レビューをお伝えします。

本記事を書いている僕は、過去に30か国以上訪問してきた経験から、旅のコツを経験をもとに得た情報を発信しています。また、お金をあまりかけずにお得に旅するコツなども紹介しています。

ではさっそく見ていきましょう。

 

 

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アクセスとチェックイン

高野山の旅で泊まるならもちろん宿坊、それも真田家所縁の蓮華定院に宿泊です。

蓮華定院は、金剛峯寺の裏手の道、徳川霊台の近くにあります。高野山ケーブルカーで高野山に来た場合は、南海臨海バスに乗って、一心口というバス停で降りると、正面に蓮華定院があります。

 

駐車場も完備されててとても便利です。

蓮華定院の入り口は、立派な山門が構えられています。

六文銭の高張り提灯が掲げられいて、裏には蓮華定院と記されています。

山門を抜けると本堂と庭が見えています。

寺院内の庭が美しすぎて、心が落ち着きます。

チェックインの時間は15時なので、ここで受付でチェックインとお寺の過ごし方の説明を受けます。

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お寺内と部屋紹介

受付を終えると若い僧侶がお寺の紹介とお部屋を案内してくれました。

蓮華定院は、鎌倉時代の初め(建久年間)、行勝上人により開創されました。本尊は阿弥陀如来さまになります。

関ヶ原の戦いで西軍につき敗れた真田昌幸・信繁親子は高野山に蟄居を命じられるわけですが、この蓮華定院が九度山に住居を用意し、信繁は九度山とここを往復して暮らしていたとのことです。

後に、松代藩へ移封となった真田信之と宿坊の契約を更新し、以後、高野山における真田家の菩提寺として「真田坊」と呼ばれるようになります。

宿泊者しか見れない部屋にも案内していただきました。

それがこちらの上段の間です。

真田昌幸公が座した上段の間を備えた庫裏は、江戸期の火災により一度焼失してしまいましたが、同じ場所に同規模・同形式で再建され、当時の面影を偲ぶことができるとのことです。

今から400年程前に彼らがこの場所にいたということは間違いないようです。

真田昌幸・信繁の品々が保管されていました。

お寺説明はここで終わりましたが、気になるので寺院内をあちこち見て回ります。

お部屋に行く途中にある中庭。

左の楓や正面の松は、樹齢500年を超えるようで、真田親子も眺めていたと言われています。鯉がたくさん泳いでいました。

宿坊の廊下にこんな光輝く階段もありました。

宿坊はとても廊下が長く、広いので迷路のようです。

お部屋

僧侶の方に、宿泊するお部屋を案内していただきました。

今回宿泊する部屋は、「ち」号室という部屋です。

部屋はこんな感じで、2面は金箔の襖、もう2面は障子になっています。

庭園を眺められる部屋もありますが、今回はエコノミールームの部屋で予約しました。

部屋には、机や座布団、金庫、浴衣、タオル歯ブラシなど置かれています。

宿坊なので、TVは部屋になかったです。個人的にはない方が好きなのでOK。

トイレや洗面、大浴場は共同で利用する形になっていました。

次の予定まで部屋でゆっくりタイム。

宿坊の一日の流れはこんな感じ

15時 チェックイン 真田昌幸・幸村親子ゆかりの「上段の間」を見学!

その後部屋でゆっくり。

17時 阿息観(阿字観)

僧侶が毎日の修行としている瞑想を一緒に体験。

18時 精進料理の夕食

19時 お風呂

20時 写経など自由時間

22時 就寝

6時 朝の読経

読経が目覚めの心身に心地よく沁み透ります。

7時  精進料理の朝食

8時 周辺を散歩

すぐ近くに、女人堂や徳川霊園などがあります。

10時 チェックアウト 静かな午前中は高野山の参詣におすすめ!

旅館と宿坊の違うところは、チェクインしてからチェックアウトまで、時間割みたいなのが決められていて、朝夕のお勤めや写経、精進料理など、貴重な体験ができるようになっています。

修学旅行みたいな感じで懐かしい気分になりました。

食事は精進料理

夕食や朝食は、真田房の大広間で頂くことが出来ます。

肉や魚などの動物性タンパク質を一切使わない独特の精進料理が堪能でき、芸術作品のような気質を感じれます。

椎茸や昆布、野菜の乾物を使った旨味の効いた精進料理は、お腹にも優しくて健康的!

じっくりと味わいました。なんて贅沢な時間!

夕食は18時からで、朝食は7時からです。チェックイン時間は要注意です。

ホテルサービスと基本情報

朝のお勤め時に亡くなった方々を供養し、家族の平安を祈るための読経があり、前日に申し込みすれば、故人のお名前を読み上げて供養してくれるサービスがあります。

他にも、蓮華定院はお寺なので、御朱印も描いてくれました。

さらに1000円かかるが、写経も体験出来ました。

心と身体を清めてくれる時間が体験できる写経。般若心経278文字を心をこめてじっくり書きます。だいたい1時間くらいでした!

お得に宿泊できるキャンペーンが実施!

和歌山県高野山で、宿坊または宿に宿泊すれば誰でも1泊に付き3000円がキャッシュバックされるプレミアム付商品券販売キャンペーンが実施されています。

高野山にある宿は、宿坊が多く、1泊10000円からぐらいの宿がほとんどなので、実質7000円程で1泊2日の高野山宿坊体験宿泊旅行ができてしまうので、割とお得です。さらに、和歌山県の県民割を使えばもっとお得に宿泊できます。

詳しくはこちらに書きました。

【高野山】プレミアム付商品券販売キャンペーン実施‼︎やり方を紹介 誰でもお得に宿坊に宿泊可能!

まとめ

高野山の静寂の中で、お坊さんの修行体験もでき、ゆっくりと過ごすことができる貴重な体験ができる宿でした。高野山でしか体験できない非日常的な時間と体験は、心身ともにリラックスさせてくれると思います。高野山行かれる際は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。公式サイトはこちら

 

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