【四国お遍路第77番】道隆寺参拝記!見どころ・納経など紹介!眼病平穏の薬師!

四国八十八ヶ所巡礼

四国お遍路で道隆寺を参拝する人

「四国八十八ヶ所巡りで第77番札所の道隆寺を巡礼するんだけど、道隆寺ってどんな寺か知らないし、どこが見どころなのかもよくわからないな。あと、参拝の注意点や周辺のおすすめ施設とかもあると教えて欲しいな。」

今回はこういった疑問にお応えしていきます。

道隆寺は、「眼なおし薬師さま」とも呼ばれ、全国から眼病平癒祈願の言者が訪れるお寺で有名で、全国各地からの観音さまも必見。

今回は【四国八十八ヶ所第77番】道隆寺の見どころや参拝の注意点、周辺のおすすめ施設などについて詳しく紹介していきます。

本記事を書いている20代の僕は、弘法大師ご誕生1250年の節目を機に、マイカーで巡礼しました。ただ勢いよく巡礼するのではなく、お寺の見どころや観光スポット、地元グルメを楽しみながらのんびり回ることを重点に四国お遍路の楽しさを紹介しています。

四国八十八ヶ所巡礼を始めたいんだけど、四国お遍路の旅がどんなもので、どのくらいの費用がかかるのかなどの、始め方やルール、楽しみ方をバッチリ紹介しています。気になることがあれば是非チェックしてみてください!

→四国お遍路の旅の始め方・楽しみ方をバッチリ紹介!

ではさっそく【四国八十八ヶ所第77番】道隆寺の巡礼をみていきましょう。

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【四国八十八ヶ所第77番】道隆寺の基本情報

四国八十八ヶ所第77番の道隆寺は、和気道隆が開基したお寺です。

宗派 真言宗醍醐派 開基 和気道隆
御本尊 薬師如来 創建 和銅5年(712) 
御詠歌 ねがいをば仏道隆に入りはてて 菩提の月を見まくほしさに

御詠歌の意味は?

「願いを仏教の教えや修行の道に絶え間なく捧げ、悟りの象徴である菩提の月を見続けたいという願いがある」といった意味合いを持って、宗教的な献身や悟りへの渇望を表現しています。
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「道隆寺」の実際の様子は?見どころも紹介

駐車場に車をとめてお寺の入り口に向かいます。駐車場の前にはお土産屋さんがあり、眼病封じのアイドリンクをお接待で配っているので有り難く頂いておきます!他にもお遍路グッズを数多く揃えてあるので、便利です。

お寺の入り口は駐車場からすぐのところに仁王門が見えてきます。道沿いにあるのでアクセスは簡単!

仁王門は歴史を感じられる門です。門の両脇には金剛力士像がいます。

門を進んで境内を進んでいくと、数多くの観音さまの像が並んでいます。

参道沿いから本堂脇、裏門にかけてずらりと並ぶ観音様は、四国霊場に加えて、西国三十三ヶ所や秩父三十四観音霊場など、全国の観音様が255体まつられています。

観音さまはその身を三十三身に変化して、悩み・苦しみをとり除き、あらゆる願いを叶えてくれます!

参道を進んでいきます。本堂前に手水舎を発見!

参拝前に身を清めて本堂に向かいます!

そして正面に見えるのが本堂です。

奈良時代の712年に、この地方の領主であった和気道隆が、桑の大木を切って小さな薬師如来像を彫造し、草堂を建てたのが始まりです。

弘法大師は90cmほどの薬師如来像を刻み、その中に父・道隆作の薬師如来像を納めたと言われています。

本尊の薬師如来に祈願したところ、全快したといわれ「道隆寺の眼なおし薬師様」として名を馳せるようになったのです。

本堂の横には、この薬師如来を熱心に信仰した多度津藩の京極左馬造が

まつられている潜徳院殿堂があります。

本尊の薬師如来に祈願したところ、全快したといわれ「道隆寺の眼なおし薬師様」として名を馳せるようになり、薬師如来のご慈悲により目が見えるようになった左馬造は、以後、 医学を学んで「眼病の達人」と呼ばれるようになったのだとか!

ろうそくと線香をあげ、納め札と賽銭を納め、礼拝し読経します。

そして本堂右側には大師堂です。大師堂は、弘法大師がご本尊となります。

お寺の境内には、境内の見どころスポットの説明看板がありわかりやすいです!

本尊納経と88大師メッセージ

88大師メッセージは、納経帳の左上に弘法大師様のお言葉や仏の教えにまつわる言葉を刻した記念印が押さます。お寺によって押印されるお言葉が異なるので、どのような言葉が押印されるか楽しみの一つです。

道隆寺の納経

88大師メッセージ(記念印)

実修実証 と書かれています。意味はこちら

御影と88大師カードを頂こう!

御影

御影とは、そのお寺に奉られているご本尊様が描かれており、ご本尊様の分身と言われています。
この御影は、「納経軸」または、「納経帳」に納経をいただくと無料でいただけます。

88大師カード

弘法大師御誕生1250年記念事業では、弘法大師様のご生涯や四国霊場の縁起が描かれた特製の「88記念カード」が授与されます。

18 室戸岬で悪竜を伏す

法性の室戸と聞けど我が住めば有為の波風寄せぬ日ぞなき―空海悪龍と戦う

カードのデザインは四国内のデザイン専門学生の生徒が手掛け、若い人にもお遍路をしてもらいたいとの思いが込められているのだとか。

各札所分すべて集めると、以下のようにパネルが完成し物語が完成するというものです。

私がお勧めする納経帳・御影帳 これさえあれば大丈夫!!

 

アクセスと駐車場情報!

普通駐車場は、30台ほどあり、無料で駐めることができます!

アクセスはしやすく、善通寺インターチェンジから多度津町市街地に入り、県道21号線とのT字路を右折し、JR高架橋を越えて300mほど進むと着きます。

 

周辺のおすすめ施設を紹介

四国お遍路で急足でお寺からお寺に訪問するだけではもったいないです。周辺の観光スポットや施設、グルメをじっくり楽しむことをおすすめします。

おすすめ観光スポット

金刀比羅宮

琴平公園

父母ヶ浜

栗林公園

おすすめグルメ

讃岐うどん

四国八十八ヶ所 前後の札所を紹介!

四国八十八ヶ所の77番札所道隆寺の前後の札所は、76番札所金倉寺と78番札所郷照寺です。

【四国お遍路第76番】金倉寺 参拝記!見どころ・納経など紹介!子授けや安産に霊験あらたか!

【四国お遍路第78番】郷照寺参拝記!見どころ・納経など紹介!瀬戸内海を望む厄除けの寺!

香川県 讃岐の国 涅槃道場の札所の巡り方や札所まとめはこちらからどうぞ!

【香川県讃岐の国】四国八十八ヶ所 札所と巡り方を紹介!おすすめ施設・宿も合わせて紹介! 

四国八十八ヶ所巡礼を始めたいんだけど、四国お遍路の旅がどんなもので、どのくらいの費用がかかるのかなどの、始め方やルール、楽しみ方をバッチリ紹介しています。気になることがあれば是非チェックしてみてください!

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まとめ

香川県も善通寺市や高松など数多くの名物料理や観光もあるので、じっくり楽しんでいきたいところです。

そして道隆寺は、眼病平穏のお寺で、幼少より盲目だった左馬造の回復劇から眼病の薬師としてご利益があります。お接待のアイドリンクも眼病に良いので、ぜひお試しあれ!

続いてそのまま、四国八十八ヶ所お遍路旅第78番札所 郷照寺に向かいます!

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