【遼東半島 旅順・大連】遼東半島何があるの?歴史好きにおすすめの観光地紹介

 遼東半島の観光情報を知りたい人

「遼東半島って歴史の授業で聞いたことがあるけど何があるの?遼東半島の観光情報を知りたい。今回が初めての渡航なので、定番の観光地を知っておきたいです。あと、おすすめの観光プランとかもあると、、嬉しいかな。さらにいうと、近くのホテル情報とかも知っておきたい。」

こういった疑問にお答えします。

大連は中国遼寧省南端の遼東半島に位置する近代的な港湾都市で、1898 年にロシア人によって建設された町で、旧ロシア人街(ロシア人風情街)には、ロシア風の建築が並んでいます。

今回は、遼東半島にある大連市や旅順のおすすめ観光地を紹介し、ベストプランを組んでみましたのでその内容をお伝えします。これから行く方の参考になれば幸いです。

遼東半島半島は日本とつながりがとても深い歴史的な街で、僕の人生の中で1度は行きたかった場所の一つです。

 

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遼東半島の情報 遼東半島とは

まず、遼東半島がどんな場所であるかについてみていきましょう。

遼東半島は中国遼寧省南部の半島で、遼河の東岸に位置していることから「遼東」と名付けられているようです。中国では山東半島についで第2の大きさをほこる半島として知られています。

 

産業としては、穀物栽培や漁業が盛ん。また、日露戦争の激戦地の場所でもあるんです。

遼東半島には旅順に大連、営口そして丹東という主要な都市がありますが、おすすめは旅順・大連です。

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遼東半島のオススメ観光地5選

遼東半島の観光名所は、主要都市とその周辺に集まっています。大連・旅順の歴史遺構をはじめ、人気のスポットを厳選してみました。

  • 旧ロシア人街
  • 旧日本人街
  • 大連中山広場
  • 白玉山
  • 二〇三高地

それではみていきましょう。

旧ロシア人街

帝政ロシアによって街づくりが行われた街区です。ロシア建築の初代・大連市役所やロシアの市長邸など1900年代当時をしのぶ建築物が残されています。観光地化にともない、レプリカとして復元された建物もありますが、歴史を味わうことができます。

旧日本人街

日本人の入植によって形成された街区です。当時、旧連鎖街・南山・沙河口・文化台などのエリアには満鉄の職員を中心に多くの日本人が居住していました。戦後も日本風住宅が多く残る場所として知られていたそうですが、近年の再開発により整然とした街並みに生まれ変わっています。

大連中山広場

帝政ロシアにより1899年に作られた広場で、当初はニコライェフスカヤ広場と命名されています。その後日本の入植により「大広場」となるのですが、大連南東部・中山区にある広場であることから、現在は中山広場と呼ばれています。

白玉山

旅順口区にある小山です。山頂の白玉山塔は、日露戦争の戦没者を追悼するため東郷平八郎・乃木希典の発案によって1909年に建立されたようです。黄海での海戦ののち、逃げ込んだロシア艦隊を日本海軍が包囲・閉塞した古戦場でもあるのです。

二〇三高地

旅順港を見おろすことができる二〇三高地は、現在の旅順口区にある丘陵。日露戦争時は、ロシア艦隊への観測攻撃を行いたい日本軍と死守したいロシア側との間で激戦地となったようです。両軍をあわせ3万人を超える死者を出すほどの戦いに、日本軍(第三軍)を率いた乃木希典は爾霊山(にれいさん=爾(なんじ)の霊の山=二〇三」と詩に詠んだみたいです。

【旅順】203高地の見どころ・行き方・観光情報を紹介 日露戦争の激震地を訪ねてみよう 若者の観光客はほぼいない

失敗談あり‼︎遼東半島の2泊3日のオススメ観光プランを作ってみた

ここからは観光プランの話です。僕が勝手に作ってみたので、参考までにどうぞ。

大連の空港に着いたら、先に旅順に行くことをおすすめします。

大連と旅順への移動手段はバスかタクシーしかありません。電車は通っていないので、道が混むと時間通りに帰ってくることができません。自分はこれで失敗しました。

大連北駅の広場の一角に小屋があるのでそこで切符を買いましょう。片道7元です。安くて助かります。

最終日に旅順から大連に戻るバスで大渋滞で帰りのフライトチェックイン時刻ギリギリになってしまいました。

2日目:白玉山・二〇三高地等へ行き日露戦争の激震地を体感!

旅順は電車が発達していないのでタクシーを1日チャーターするのがおすすめ。バスは停留所から観光地まで離れすぎている所がほとんどなので不便です。

僕は150元でチャーターしました。交渉もOK。

注意としては、タクシーのおっちゃんは、日本語英語はまじで喋れないので、google翻訳で中国語で翻訳が必要です。

白玉山から旅順港を見渡せます。あのバルチック艦隊も一望できます。

日本人観光客が少しいたぐらいで空いてたので観光はしやすいです。

次に、爾霊山。

爾霊山は、大連市旅順口区にある海抜203mの低い山です。1904 – 1905年の日露戦争ではロシア海軍の基地のあった旅順港を巡り、日露の争奪戦による激戦地となった場所です。

山頂へ上ると、児玉源太郎の有名な言葉、「そこから旅順港は見えるか」という旅順港が見下ろせる場所があります。

大砲の前から見た景色は、旅順港が見渡せます。ここを拠点に重砲観測所を設ければ、ロシア軍のバルチック艦隊も一網打尽です。

石碑も建てられています。

ついでに東鶏冠山もぜひ寄ってみましょう。より日露戦争の激しさが伝わってきます。

堡塁の内部には士官室や兵舎や食堂、応急処置室、弾薬庫などが設けられていましたが、崩落した当時のままの姿で見られます。標識や案内板には日本語も表記されているので、当時の様子がよくわかります。

旅順駅からはタクシーで約20分。入山料25元です。

観光が終わったら、その日のうちに大連まで移動しよう。大連はビルのライトアップが綺麗です。

大連に着いたらレストランで夕食。僕のオススメはこちら。

やわらかとんかつかつ庄

お店の名前の通り最高に柔らかいとんかつが食べれます。

あとこのお店の近くにはたくさんの日本食レストランがあるので他も行ってみるのもあり。

(Googleマップには表示されてないので付近のポイントを載せてます。)

あとはホテルでゆっくり。

3日目:旧ロシア人街 旧日本人街へ

1900年代の面影が残っている街並みです。お土産屋さんにはロシア土産がたくさん置いてます。

マトリョーシカを買うのもありです。かつて日本人やロシア人が住んでいたというのは街並みから分かります。歴史を感じます。

というわけで、遼東半島の2泊3日のおすすめ観光プランでした。

遼東半島滞在でのおすすめホテル

コスパと快適滞在、日本人向けならここが良いです。

ホリデイ イン エクスプレス シティ センター 大連(Holiday Inn Express City Centre Dalian)

ホリデイインエクスプレスは、IHG HOTELS &RESORTSのグループで、インターコンチネンタルホテルやクラウンプラザ、ホテル・インディゴ等のブランドがあり世界で4,500以上のホテルがあります。

理由
  • 日本食レストトランがある
  • ホテルの設備は高級かつ清潔感あり
  • 朝食は豊富なバイキング
  • 大連の中心地で観光地に近いのでアクセス便利

【IHG】中国・大連 ホリデイインエクスプレス大連シティセンター宿泊レビュー 大連中心地で観光に最適‼︎

補足 大連に京都に似せた街並み「小京都」がある!建設中

画像:サイト引用

温泉付きホテルやホテルで提供される料理は和食にこだわってたり、日本の温泉宿をイメージした露天風呂など良さげです。

スタッフは日本風にお辞儀をし、和服でおもてなしをするみたい。

ハード面でもソフト面でも、観光客が日本に来ているような錯覚を起こすほどの出来栄えとなっているみたいです。街並みも京都に完全に似せて造られているプロジェクトです。

面白そう。大連行くときは行ってみたいですね。

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遼東半島に行く前にもっと詳しく深掘りしたい方へ

おすすめ書籍や映画があるのでみて事前に予習するのも良さそうです。

僕は、以下の映画を見て衝撃と圧倒的な戦争物語に感動し旅順大連に訪問しました。

坂の上の雲

明治初年の日本を舞台に、秋山好古(陸軍軍人)・秋山真之(海軍軍人)兄弟と正岡子規の三人の活躍を描いた歴史小説で、物語の主題が日露戦争であり、陸海を舞台に繰り広げられる戦闘とりわけ二〇三高地を巡る戦いは手に汗を握りつつ読むことができますよ。

遼東半島、その先端にある旅順は単なる半島・単なる軍港ではなく、当時の日本にとっての大いなる脅威であったことがよくわかります。本作を原作として、スペシャルドラマ「坂の上の雲」としてNHKでドラマ化もされています。

二百三高地

日露戦争の中でも凄惨をきわめた旅順攻囲戦。その最大の難局が二百三高地をめぐる攻防戦です。堅固要塞を築き防戦するロシア軍に対し、正面突撃を繰り返す日本軍。乃木ら第三軍の首脳陣の苦悩、最前線の兵士の露と消えてゆく命、その中で芽生える友情、戦争の悲惨さをみごとなまでに描かれています。俳優陣の演技やさだまさしの主題歌「防人の詩」も映画を盛り上げることに奏功していると感じますね。ときに無能ともよばれる乃木将軍。しかし、彼もまた日露戦争で息子を失っており、胸中いかばかりかと思わずにはいられません。必見です。

まとめ

遼東半島は日本人に馴染みの深い場所で、かつて日露戦争の激震地であったという面影が街にたくさん見受けられました。

二百三高地の映画を見ていくときっと心が揺さぶられる体験ができると思います。

読者の皆さんもぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか!

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