中国雲南省最南部に位置する西双版納(シーサンパンナ)。
熱帯雨林の自然、多民族文化、そしてタイやラオスミャンマーと地続きの東南アジア的な空気感を色濃く残すこの地域は、中国国内でも少し異質な存在!
そんな西双版納の中でも、歴史・文化・宗教を一体で体感できる観光スポットとして知られているのが、「勐泐文化観光区(勐泐大仏寺景区)」です。
西双版納・景洪市に滞在していると、街のどこからでも目に入る巨大な金色の仏像と金塔。
今回は、勐泐文化観光区(勐泐大仏寺景区)の観光の見どころとその近くにある般若寺の2つの観光地を紹介します。
基本情報 勐泐文化観光区とは

勐泐文化観光区(もうろくぶんかかんこうく)は、中国雲南省西双版納(シーサンパンナ)にある、傣族の歴史・宗教・文化を総合的に体感できる観光スポット!
この地は、かつて存在した傣族王国「勐泐王国」と深い関わりを持つ場所とされ、現在も宗教的・象徴的な意味を持つエリアとして扱われているのです。

勐泐文化観光区は、そうした西双版納独自の歴史的背景を、寺院建築・巨大仏像・展示施設・儀式空間を体験できる西双版納のメイン観光地です。

敷地は非常に広大で、巨大な仏像や王宮様式の建築群、仏教寺院、展望台、儀式・舞踊用の広場などが、山の斜面に沿って段階的に配置されています。

勐泐文化観光区を観光 見どころは!

観光区の入り口でタクシーを降りると、まず現れるのは大きなゲート!ここから先は、一般的な公園や寺院というより、一つの宗教都市に足を踏み入れるような感覚です。
チケットは窓口で120元で購入しました。

入り口を抜けると大きな七面鳥のオブジェがありました。

入り口を抜けると、緩やかな坂道が続き、両脇には傣族様式の建物が並び、金色や赤を基調とした装飾が鮮やかです。

勐泐文化観光区内の建築物は、いずれも傣族伝統様式をベースにされていて、屋根は多層構造で、金色や朱色を多用し、先端が鋭く反り返るデザインが特徴的です。

装飾には、蓮の花や仏教文様、神話上の動物などが多く用いられ、細部まで非常に凝ってあります。

各建物内には仏像が鎮座されており、祈るスペースが設けられています。

途中に広場があり、ここでは民族舞踊や宗教儀式の再現が行われることもあるのだとか!

広場を過ぎると、いよいよ本格的な階段ゾーンです。


階段を登り切り、視界が開けた瞬間、巨大な金色の仏像が真正面に現れます。

観光区の象徴の一つ目ともいえるのが、山の中腹に鎮座する巨大な金色の仏像。

この仏像は上座部仏教(南伝仏教)の様式で造られており、中国内陸部でよく見かける漢伝仏教の仏像とは明らかに雰囲気が異なります。
初めて目にしたときの感想は、正直に言うと「中国に来たはずなのに、タイ北部かラオスにいるような錯覚」で、仏像の柔らかな表情、金色に輝く装飾、周囲の椰子や熱帯植物など、どこを切り取っても、東南アジアそのものです。
しかも、この仏像は遠く市街地からも視認でき、景洪のランドマーク的存在になっています。

仏像を過ぎても、まだ道は続き、さらに階段を登ると、展望エリアに到達します。
この場所に建つのが、最大の見どころである巨大な庄凯大金塔です。

庄凯大金塔は、勐泐文化観光区の精神的中心とも言える存在で、金色に輝く塔は遠くからでもはっきりとわかります。
ここが絶好の写真スポットと言える場所です。

にしても巨大すぎる。

上座部仏教の世界観を象徴するこの金塔は、単なる装飾的な建築物ではなく、信仰と王権、そしてこの土地の歴史を象徴するモニュメントとして位置づけられています。
金塔の周囲は広い展望スペースになっており、眼下には景洪市の街並みと、西双版納特有の緑豊かな景色が広がります。
高所に宗教的象徴を配置することで、「見下ろす景色」と「信仰の場」が一体となり、西双版納が中国南西部でありながら、東南アジア世界と連続した文化圏に属していたことを実感できます。
大きな像の動く乗り物もあり迫力満点です。

ちなみに中に入ることも可能で、中は現代風の光の演出がされていました。

近くに白塔の般若寺も合わせて観光しよう!

勐泐文化観光区からタクシーで10分走らせた所に般若寺があります。
ここも観光施設の一部でありながら、現在も信仰の場として機能する宗教空間です。

般若寺は、上座部仏教の伝統様式を色濃く残す寺院で、僧侶の修行や祈りが行われる場所として、王権と民衆信仰を結びつける役割を担っており、真っ白な白塔の静謐な般若寺と巨大な庄凯大金塔の対比は、権威としての仏教と、日常に根ざした信仰としての仏教という二つの違いが感じられます。

観光の注意点

注意点としては、階段が多いので歩きやすい靴必須、日差しが強いため帽子・水分は必携、夏場は特に暑いということ。
宗教施設でもあるため、露出の多い服装は避けた方が無難です。
まとめ

西双版納 勐泐文化観光区は、西双版納の世界観を、短時間で、しかも感覚的に理解できる貴重なスポット!
もし西双版納を訪れるなら、ナイトマーケットや熱帯雨林だけでなく、ぜひこの場所にも足を運んでみてはいかがでしょうか!中国の中に存在するもう一つの「東南アジア」を、強く実感できると思います。ぜひお試しあれ!
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