【四国お遍路第65番】三角寺 参拝記!見どころ・納経など紹介!愛媛県最後の関所寺!

四国八十八ヶ所巡礼

四国お遍路で三角寺を参拝する人

「四国八十八ヶ所巡りで第65番札所の三角寺を巡礼するんだけど、三角寺ってどんな寺か知らないし、どこが見どころなのかもよくわからないな。あと、参拝の注意点や周辺のおすすめ施設とかもあると教えて欲しいな。」

今回はこういった疑問にお応えしていきます。

三角寺は、千年以上の歴史を誇る古刹で安産や子育てなどにご利益があるといわれ、特に子授け祈願で信仰されています。また本堂前には、樹齢300~400年といわれる山桜があり、この寺院を訪れた小林一茶が「これでこそ 登りがいあり 山桜」という句を残したほど美しく咲き誇る山桜は、一見の価値あり。

今回は【四国八十八ヶ所第65番】三角寺の見どころや参拝の注意点、周辺のおすすめ施設などについて詳しく紹介していきます。

本記事を書いている20代の僕は、弘法大師ご誕生1250年の節目を機に、マイカーで巡礼しました。ただ勢いよく巡礼するのではなく、お寺の見どころや観光スポット、地元グルメを楽しみながらのんびり回ることを重点に四国お遍路の楽しさを紹介しています。

四国八十八ヶ所巡礼を始めたいんだけど、四国お遍路の旅がどんなもので、どのくらいの費用がかかるのかなどの、始め方やルール、楽しみ方をバッチリ紹介しています。気になることがあれば是非チェックしてみてください!

→四国お遍路の旅の始め方・楽しみ方をバッチリ紹介!

ではさっそく【四国八十八ヶ所第65番】三角寺の巡礼をみていきましょう。

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【四国八十八ヶ所第65番】三角寺の基本情報

四国八十八ヶ所第65番の三角寺は、聖武天皇の勅願によって行基が開基したお寺です。弘法大師は本尊十一面観世音菩薩を彫り、霊場に定めました。

宗派 高野山真言宗 開基 行基
御本尊 十一面観世音菩薩 創建 天平年間(729〜749) 
御詠歌 おそろしや三つの角にもいるならば 心をまろく慈悲を念ぜよ

御詠歌の意味は?

神聖な存在に畏れ敬意を払いつつも、心を慈悲深く保ち、他者に対しても思いやりをもって接するようにという教訓や忠告を含んでいるという意味。
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「三角寺」の実際の様子は?見どころも紹介

三角寺は、伊予最後の霊場で、標高は約360mの平石山の中腹にある静かなお寺です。江戸時代の俳人・小林一茶がに訪れたとき、「これでこそ 登りかひあり 山桜」と詠まれただけあって、山内は樹齢3、400年の桜が爛漫となる名所でもあります。

駐車場に車をとめてお寺の入り口に向かいます。

お寺の入り口は駐車場からこの石段72段を登っていくと鐘楼門が見えてきます。

鐘楼門は風格ある佇まいの門です。

門の両脇には像がいます。

鐘楼門なので、門には鐘が吊るされています。

門を抜け境内を進んでいくと、三角の池が見えてきます。

弘法大師は、この寺で21日間の秘法を修めたとされ、その時の三角形の護摩地の跡が三角の池になったといわれているのだとか!寺名もこの護摩壇が三角形であったことに由来しているのです。

周囲十数mの池の中には三角形の島があり、七福神の唯一の女神・弁財天が祀られています。

そして正面に見えるのがが本堂です。

本尊は、十一面観世音菩薩です。残念ながら秘仏で直接拝むことはできません。

ろうそくと線香をあげ、納め札と賽銭を納め、礼拝し読経します。

そしてすぐ横に大師堂

大師堂は、弘法大師がご本尊となります。

本堂と大師堂の間には、大きな大師像があります!

参拝はこれで以上となりますが、境内には注目の見どころスポットがたくさんあるので散策していきましょう!

大師堂の向かいには、小林一茶ゆかりの山桜の木がそびえています。

この寺を訪れた小林一茶があまりの美しさに感嘆して「これでこそ登りかひあり山桜」と詠んだといわれる山桜は、棚齢は300~400年にもなるといわれ、春は桜花を見に訪れる人も多いよう。

本尊納経と88大師メッセージ

88大師メッセージは、納経帳の左上に弘法大師様のお言葉や仏の教えにまつわる言葉を刻した記念印が押さます。お寺によって押印されるお言葉が異なるので、どのような言葉が押印されるか楽しみの一つです。

三角寺の納経

88大師メッセージ(記念印)

皆悉四恩 と書かれています。意味はこちら

御影と88大師カードを頂こう!

御影

御影とは、そのお寺に奉られているご本尊様が描かれており、ご本尊様の分身と言われています。
この御影は、「納経軸」または、「納経帳」に納経をいただくと無料でいただけます。

88大師カード

弘法大師御誕生1250年記念事業では、弘法大師様のご生涯や四国霊場の縁起が描かれた特製の「88記念カード」が授与されます。

46 最澄師に灌頂を授ける

大師は神護寺で最初の灌頂を打たれる 天台宗の最澄師も授者の一人であった

カードのデザインは四国内のデザイン専門学生の生徒が手掛け、若い人にもお遍路をしてもらいたいとの思いが込められているのだとか。

各札所分すべて集めると、以下のようにパネルが完成し物語が完成するというものです。

私がお勧めする納経帳・御影帳 これさえあれば大丈夫!!

 

アクセスと駐車場情報!

普通駐車場は、30台ほどあり、200円で駐めることができます!

アクセスはしやすく、三島川之江インターチェンジから国道192号線に入ります。徳島方面に向かい、約200mで信号を右折、約4km山道を登ると着きます。

 

周辺のおすすめ施設を紹介

四国お遍路で急足でお寺からお寺に訪問するだけではもったいないです。周辺の観光スポットや施設、グルメをじっくり楽しむことをおすすめします。

おすすめ観光スポット

道後温泉

坂の上の雲ミュージアム

しまなみ街道

タオル美術館

おすすめグルメ

宇和島鯛めし

鍋焼きうどん

鯛そうめん

ラーメン(今治)

四国八十八ヶ所 前後の札所を紹介!

四国八十八ヶ所の65番札所三角寺の前後の札所は、64番札所前神寺と66番札所雲辺寺です。

【四国お遍路第64番】前神寺 参拝記!見どころ・納経など紹介!石槌山修験の総本山!

【四国お遍路第66番】雲辺寺 参拝記!見どころ・納経など紹介!涅槃道場始まりの寺!

愛媛県 伊予の国 菩提道場の札所の巡り方や札所まとめはこちらからどうぞ!

【愛媛県伊予の国】四国八十八ヶ所 札所と巡り方を紹介!おすすめ施設・宿も合わせて紹介! 

四国八十八ヶ所巡礼を始めたいんだけど、四国お遍路の旅がどんなもので、どのくらいの費用がかかるのかなどの、始め方やルール、楽しみ方をバッチリ紹介しています。気になることがあれば是非チェックしてみてください!

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まとめ

愛媛県も松山や今治など数多くの名物料理や観光もあるので、じっくり楽しんでいきたいところです。

そして三角寺は、愛媛県最後の関所寺となり、次の札所66番からはいよいよ香川県の涅槃道場に入っていきます。結願に向けてあと香川県突っ走ります!

続いてそのまま、四国八十八ヶ所お遍路旅第66番札所 雲辺寺に向かいます!

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