エジプトカイロ・ギザの観光情報を知りたい人
「カイロ・ギザの観光情報を知りたい。今回が初めての渡航なので、定番の観光地を知っておきたいです。あと、近くのホテルやレストラン情報とかも知っておきたいな。さらにいうと、観光情報と注意点とかもあると嬉しいな。」
今回はこういった疑問に答えます。
この記事を書いている僕は、カンボジアの渡航回数は1度だけですが、約10日間程この地に滞在したので観光をマスターしました。
カイロ・ギザはロマンが溢れる素晴らしい街です。
人生で1度は訪れたい街の一つでした。
2017年2月に訪問した経験から得た情報を現地の人に感謝を込めつつ、シェアします。
目次
ではさっそくみていきましょう。
カイロ・ギザのオススメ観光スポット【5選】
エジプトの首都カイロは、アフリカ大陸最大の都市です。イスラム世界における学術、文化、経済の中心でありつづけた歴史から、イスラム地区や博物館など市内観光スポットも目白押しです。
ピラミッド
エジプトには、大小合わせて108個のピラミッドがあると言われています。
そのうち、有名なピラミッドをいくつか紹介します。
ギザの三大ピラミッド(Giza pyramid complex)
ピラミッドといえば、ギザの3大ピラミッドが最も有名ですね。
世界の七不思議に数えられ、今も多くの謎が残るピラミッド。
右から順に、クフ王のピラミッド、カフラー王のピラミッド、メンカウラー王のピラミッドが並んでいます。
場内はこんな感じです。
すべて紀元前2550年ごろに作られました。
クフ王のピラミッドは高さ146メートルもあり、ピラミッドの頂点をじっくり見てみると棒が立てられていますが、この棒は作られた当時の高さを表しているそうです。
遠くから見てもデカイですが、近くで見るとブロック1つの大きさが子供の身長ぐらいあります。
近くで見るとブロック1つ1つが大きいですね。
嬉しいことに、クフ王とカフラー王のピラミッド内部見学が可能です。
内部に入るチケットは入り口で先に購入する必要があり、入場の人数制限もしてあります。
料金は400エジプトポンドですね。
内部の様子はこんな感じです。暗くて歩きづらい。奥には棺が置いてあるぐらいで、他は特になにもありませんでしたね。
次に向かって一番左にあるメンカウラー王のピラミッドは、高さは65メートルと他のピラミッドの半分以下。
高さが小さくなったのは、メンカウラー王時代にエジプトの国力が弱まったためと言われています。
ピラミッドのある場所
ギザ3大ピラミッド(クフ王・カウラー王・メンカウラー王)があるのは、カイロの西13キロメートルに位置するギザ中心部です。
街からとても近いです。街からもピラミッドが見ることみできますね。
階段ピラミッド(Step Pyramid)
サッカラにある階段状のピラミッドで、別名『ジェセル王のピラミッド(Pyramid of Djoser)』とも言われていますね。
作られたのは紀元前2650年ごろと、ギザの三大ピラミッドよりも昔です。
見た目が階段のように見えますね。どの辺にあるか地図貼っておきます。
赤ピラミッド(Red Pyramid)
ダフシュールにあり、スネフェル王の命令により、紀元前2600年ごろ建てられたようです。
ギザの三大ピラミッドと比較すると鉄分の多い石灰岩を用いたので少し赤く見えますね。
屈折ピラミッド(Bent Pyramid)
赤のピラミッドと同じく、紀元前2600年頃にスネフェル王の命令によりダフシュールに作られました。
ピラミッドの下部の勾配は約54度ですが、途中で少しゆるやか(約43度)になっています。正面から見ると途中で屈折しているので、屈折ピラミッドと呼ばれています。
スフィンクス
カフラー王のピラミッドを守るように座っているのがスフィンクスです。スフィンクスは頭は人間(カフラー王とも)、体はライオンの聖獣です。
また、スフィンクスの視線の先には何があるか知っていますか?
視線の先にあるのはこちら(2017年時点)。
紀元前に作られた聖獣が見つめるのが、近代文化の象徴ともいえるファストフードの店を見つめているのは何だか不思議ですね。
エジプト考古学博物館
エジプト古代美術を満喫するにはエジプト考古学博物館が定番です。
収蔵点数20万点にものぼる館内には、ツタンカーメン王の黄金のマスクや、カフラー王座像、ラムセス2世のミイラなど、驚くべき文化財がズラリと陳列されています。
1階は時代別ハイライト、2階はツタンカーメンの秘宝とミイラ室というように見学しやすくまとめられてはいるものの、はじめての訪問だとあまりの展示品の多さに圧倒されてしまうかもしれません。
ミイラが保管されています。これは見逃すわけにはいきませんね。
見どころを確実に押さえるためにはガイド付きのアクティビティがお勧めです。
オールドカイロ
現在の首都はもちろんカイロですが、それ以前にアラブ人が住みだして最初の首都となったフスタートというエリアを含めて、文化的にも歴史的にも珍しい地区を指します。
特に、宗教的に見てもエジプトは人口の90%がイスラム教徒という有数のムスリム国家ですが、ここオールド・カイロにはイスラム教が広がる前から存在している原始キリスト教の流れをくむ「コプト教」の信者もまだ数多く住んでいて、街全体も不思議な雰囲気となっています。
この地区はイスラム教の他に、キリスト教、ユダヤ教という3つ異なった宗教の建物がある珍しいエリアなので、ピラミッドなど一般的な観光に飽きてしまった人などにもオススメです。是非、この機会に歴史あるこの場所を堪能してはどうでしょうか?
ナイル川
エジプトを流れる全長約6,650kmのナイル川はアフリカ最長の川です。
このナイル川の水が、エジプトを世界四大文明のひとつにさせたと言っても過言ではありません。それゆえ「ナイルの賜物」とも呼ばれています。エジプト旅行に来たのなら一度は見ておきたい河川ですよ。
お昼のナイル川もいいですが、夜のナイル川は別格です!
ナイル川周辺には、まだあまり知られていない古代遺跡や島がありますが、アクセスが悪く訪れにくいのが欠点です。しかし、逆手に取ると観光客が少ないため、ゆっくり観光することのできる穴場の観光スポットと言えます。
補足 エジプトでナイル川を堪能するならクルーズ船がおすすめ!
クルーズの魅力は、沈む夕日や朝日を見られることです!これは、クルーズならではの特権とも言えましょう。
カイロ・ギザ滞在でのおすすめホテルとレストラン
エジプトカイロで泊まるなら以下のホテルがおすすめですね。
- ギザの大スフィンクスから徒歩5分、太陽の船博物館から徒歩9分(google調べ)
- 客室からスフィンクスとピラミッドが一望できる
- 光と音のショーが無料で一望できる
- ピラミッドの景色を望む屋上テラスで無料の朝食が頂ける
- スタッフが親切で観光のアドバイスや送迎をしてくれる
この景色が部屋から一望できます。最高ですよね。
このサービスで2500円からで泊まることができます。
次に、おすすめレストランは以下の通りですね。
メニューは多彩で、日本人の口によくあいますね。しかもリーズナブル。
紹介したホテル・レストランはピラミッドに近くて観光に便利ですね。
観光情報と注意点
以前はピラミッドに登ることが可能ですが、現在は禁止されています。
また、ピラミッドの近くには「ラクダに乗らないか?」と声をかけてくる人がいますが、かなり高い料金を請求されますね。
悪質な人だと、乗るときは安い金額を伝えてくるものの、降りるときに法外に高い料金を請求する人もいるので注意が必要です。
払わなかったら追いかけてきました。
観光のベストシーズン
秋から冬にかけて(10~2月)が最もオススメです。
夏は日本よりも暑いです。春も気候は良いですが、ハムシーンと呼ばれる砂嵐により空港などが閉鎖されることもあるので注意が必要ですね。
あと、年間を通じて雨はほとんど降りません。
定休日について
どのピラミッドも定休日はありません。
服装について
ピラミッドの周りはどこも砂地なので、コンタクトレンズの使用はやめた方が良いですね。間違いなく目に砂が入るので、とても危険です!
また、ピラミッドの周辺は日陰がないので、夏場は直射日光にさらされることになるため、帽子は必須。
夏場は砂が熱せられて、はだしやサンダルでは熱くて歩けないこともあります。ヤケドしないためにも、スニーカーがオススメです。
ニューヨークで話題の世界一軽い、洗えるスニーカーがおすすめ。
ピラミッドの音と光のショーを見に行く場合は、夏でも夜は冷える場合があるので、
寒くなったら着れるような上着があると便利ですよ。
トイレについて
ギザの三大ピラミッド付近では、チケット売り場付近や太陽の船博物館内にあります。
ただし、その他のピラミッドではトイレがない場合が多いので、事前にホテルやレストランで済ませた方が良いです。
売店・レストランについて
ギザの三大ピラミッド付近には、レストランや商店が多く立ち並んでいます。
大規模な売店はありませんが、露店で水を販売している場合があります。
現地ツアーがオススメ
ギザの三大ピラミッドのみであれば、個人で行くことも可能ですが、他のピラミッドは公共交通機関がない場所に点在しているので、現地ツアーへの参加が便利です。
観光を計画
ピラミッドを訪れる際の航空券・ホテル・ツアー予約はこちらから可能です。
まとめ
エジプトカイロでぜひ訪れていただきたいスポットを紹介してみました。
エジプトピラミッドは誰もが一度はみたい世界遺産ですよね。
古代エジプトのロマンを肌で感じながら、魅惑の多いエジプトカイロを堪能してみてください!
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