【兵庫神戸】住宅街に巨大前方後円墳が存在!古墳からの景色が明石海峡大橋を一望できる!

国内旅行

兵庫県神戸市の住宅街に巨大な前方後円墳があることをご存知でしょうか?

この古墳の面白いところは、古墳の上まで歩道が整備されているので上に登ることができ、古墳の上からは淡路島や明石海峡大橋を一望できる隠れた絶景スポットとなっています。

観光パンフレットにもあまり載っていないので、観光地として人気がないせいか訪問者が少なく、知らない方が多いと思います。

今回は、兵庫県神戸市の住宅街に突如現れる巨大な五色塚古墳の詳細や訪問記をお伝えします。

本記事を書いている僕は、過去に30か国以上訪問してきた経験から、旅のコツを経験をもとに得た情報を発信しています。また、お金をあまりかけずにお得に生活するコツなども紹介しています。

 

ではさっそくみていきましょう。

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五色塚古墳はどこにあるの?

垂水駅から徒歩約15分の海辺の住宅街の中に突如として巨大な古墳が現れます。

Googleマップを見ると周辺にたくさんの住宅が立ち並んでいる真ん中に前方後円墳が存在しています。

五色塚古墳CG復元図からも分かるように、昔は周辺には何もなかったのですが、現代になって建物や線路など周辺に埋め尽くされて住宅街に突如現れるような景観になってしまったということです。

五色塚古墳の南側には、播磨灘や明石海峡の海上交通の要衝の好立地な場所にあるので、海上交通と関わりの深い有力者の墓なのかと考えれそうです。

住所 神戸市垂水区五色山4
アクセス JR・山陽電鉄垂水駅より徒歩15分,山陽電鉄霞ヶ丘駅より徒歩10分

ちなみに営業時間が設定されており、9:00~17:00の間に行くようにする必要があります。入場料は有難いことに無料です。

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五色塚古墳の大きと詳細

五色塚古墳は、4世紀後半に築造された兵庫県最大の前方後円墳です。

墳丘の大きさ
全長194メートル
前方部の幅82.4メートル
高さ13メートル
後円部の直径125.5メートル
高さ18.8メートル

古墳の周囲に周濠を巡らしてあり、3段に盛り上げられた形になっていて、後円部の高さは18.8メートルと巨大です。

下段の斜面には小さな石を葺かれ、中段及び上段の斜面には大きな石を葺かれています。

使用された石の総数は、223万個・総重量2,784トンにも及びます。

日本書記の記事に「中哀天皇の偽の墓で、葺石は淡路島から運んできた」と記されていて、葬られている石室や石材などから古墳時代のものと推定されるようです。

墳頂と2段のテラスには、鰭付円筒埴輪・朝顔形埴輪などを巡らされ、その総数は2,200本と圧巻です。

訪問記:実際に古墳に登ってきた!

2022年4月に訪れました。知らなかった兵庫の魅力を再発見する旅の「REーDISCOVER」の表紙にもなっているので気になって訪問してみた感じです。

今回は車でアクセスしましたが、古墳のすぐ近くに専用駐車場があり駐車可能です。無料です。

駐車場から五色塚古墳まで1分ぐらいで着きます。

道路からみた古墳はこんな感じで、大きさが巨大です。

古墳の上に登るには古墳管理事務所で検温などを済ませると入ることができます。

古墳管理事務所内には、古墳の説明や発掘調査で出土した埴輪や石材などが展示されていました。一部は国重要文化財に指定されていているものもあります。

五色塚古墳の冊子やクリアファイル、オリジナルポストカードなどのお土産も購入することができます。

事務所を出ると古墳に登っていきます。遊歩道が整備されているのでとても歩きやすいです。

横を見渡すと葺石がたくさんあります。整然と並べられているのでとても綺麗。

登り切ると、古墳前方部にたどり着きます。

前方部からの眺めはこんな感じで、淡路島、明石海峡、明石海峡大橋が見えます。あいにくこの日は曇りで雲が多めで視界が遠くまで見えないですが、景色は最高です。

明石海峡大橋の眺めはここからが一番綺麗に見渡せる穴場スポットだと思います。

ちなみに明石海峡大橋は世界最長の吊り橋と勘違いされる方が多いですが、2022年4月にトルコで新たな世界一長い吊り橋が建造され、明石海峡大橋は世界二番の吊り橋に降格されてしまいました。

さらに階段を上って古墳の上部へ登ります。

上まで登ると360度神戸の景色が見渡せます。最高に眺めが良いです。

五色塚古墳CG復元図からも分かるように、古墳時代の人が見ていた景色と現代の人が見る景色とさほど変わらないのがロマチックですね。

後円部の中央部は、願い事が叶うパワースポットのようです。

願い事をして一息。

前方後円墳周辺に置かれている埴輪は、レプリカです。

まとめ

天気が良い日は、大阪湾も見渡すことができ、景色も良く、爽快感のあるところです。

古墳時代の人が眺めてた景色をそのまま感じることができるので、興味を持った方はぜひ訪れてみてください。より詳しく知りたい方は、こちら。(公式サイトに移ります。)

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