北京・景山公園を観光する人
「北京・景山公園の観光の見どころや観光の仕方がよくわからないな。あと、観光の注意点や観光のお得情報とかもあると教えて欲しいな。」
今回はこういった疑問にお応えしていきます。
景山公園は北京の穴場スポットで、丘の上にあり43メートルとそんなに高くないですが、頂上に建てられた万春亭からの眺めは抜群でよく知られています。故宮の全景を見下ろすことができるほか、周りの景色も一望でき、まさに北京一の展望台といえます。
景山公園への行き方、見どころなどの観光情報を紹介します!
本記事を書いている僕は、過去に30か国以上訪問してきた経験から、旅のコツを経験をもとに得た情報を発信しています。
目次
ではさっそくみていきましょう。
基本情報
景山公園は23万㎡の広さをもつ公園で、園内南側にある人工の山、景山の高さは43m(海抜は108m)あります。
その昔、北海を造った時に、北海の琼华岛の余った土をここに積んだと言われています。
13世紀中頃にはこのあたりは都の庭園として“后苑”と呼ばれていました。当時苑内は8万㎡の広さ。
元代の皇帝たちはここで自ら農作業をして民に示したと言われています。
景山の丘は当時“青山”や“镇山”と呼ばれていました。明の時代には朝廷が景山に石炭を置いていたことから、“煤山”とも呼ばれていました。
1644年、李自将軍に北京城を攻め入れられた明の最後の皇帝、崇祯皇帝は景山の槐(えんじゅ)の木で首をつってなくなったと言われています。この木は“罪槐”と呼ばれ、鉄の鎖が巻かれ、皇族たちはこの側を通る時、馬から降りて歩いて通らなくてはいけなかったそうです。
1651年(顺治八年)には、この山は景山という名前に変っています。
乾隆の時代には山の裏には绮望楼、五方佛亭などを建設。中心には万春亭、東側には观妙亭と周赏亭、西側には芳亭と富览亭をつくりました。
景山公園は、1928年に公園として一般公開されるようになりました。
1957年に北京市文物保護单位に、2001年には全国重点文物保護单位に指定されています。
見どころ
ついでに景山に立ち寄り絶景スポットだけを見て帰る、という人が多いようだが、ここ景山公園には歴史的にも貴重なものがいっぱいあるんです。
寿皇殿・観徳殿など歴史の深い建物
東南の山麓には、1644年(明代崇禎17年)に明朝最後の皇帝崇?が李自成軍に包囲され、自ら首を吊った槐の木があるよ。
歴代の皇帝像を収めた「寿皇殿」、清代に皇帝と皇后の棺を安置した「観徳殿」など、見どころがいっぱい。
公園内は憩いの場でゆっくり
公園内は緑が多く、朝から地元の人々が集まり、太極拳や歌を歌うなどして憩いの場所になっています。
季節ごとに様々な花が咲いており、春は牡丹、夏は蓮、秋には菊などの花祭りが行われ、季節ごとに違った顔を見せる。
特に牡丹は、希少価値が高い品種や、開花が難しい品種など300品種以上2万株の牡丹を観賞が出来ます。
万春亭から故宮が一望できる!
少し歩くと、ちょっと高い丘に続く階段が見えてくるのでそこを登ります。
目指すは万春亭!
登り切ると故宮が一望できて感動します。
東側はこんな感じの景色が望めます。
とっても広いです。
観光情報
アクセスの仕方
北京市内からならバスがおすすめ。
バス:101、103、109、124、609、685、614、619路線利用し、故宮駅下りて徒歩10分程。
営業時間
・4~10月:6:00~21:00
・11~3月:6:30~20:00
休日:休みなし
入場料金
2元
とっても安くて経済的ですね。
所要時間
万春亭まで登って降りてくるのに1時間程度あれば回れます。
売店・お土産屋
公園内に売店があります。公園のベンチで食事することもできます。
観光に便利なアイテム
海外旅行での問題はやっぱり言葉ですよね。英語なら何となく理解できても、中国語は難しいです。
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まとめ
故宮を上から見ると故宮の大きさにびっくりします。景山公園は入場するのも安くて、北京市内を一望できて穴場な観光地です。是非北京に行く時はここも訪れてみては以下かでしょうか。
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