【西国三十三所17番】六波羅蜜寺参拝記!見どころ・アクセスなど紹介 教科書にも出てくる空也上人の寺!

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西国三十三所巡礼で六波羅蜜寺を参拝する人

「西国三十三所17番の六波羅蜜寺を巡礼するんだけど、六波羅蜜寺ってどんな寺か知らないし、どこが見どころなのかもよくわからないな。あと、参拝の注意点や周辺のおすすめ施設とかもあると教えて欲しいな。」

 

今回はこういった疑問にお応えしていきます。

六波羅蜜寺は、醍醐天皇第二皇子で、踊り念仏で知られる空也上人により開創された由緒あるお寺です。教科書にも登場する「空也上人立像(重要文化財)」など、宝物館では貴重な仏像は必見です。

今回は【西国三十三所17番】六波羅蜜寺の見どころや参拝の注意点、周辺のおすすめ施設などについて詳しく紹介していきます。

本記事を書いている僕は、過去に30か国以上訪問してきた経験から、旅のコツを経験をもとに得た情報を発信しています。また、お金をあまりかけずにお得に生活するコツなども紹介しています。

本記事の内容

  • 六波羅蜜寺の基本情報
  • 六波羅蜜寺参拝記と見どころ
  • 御朱印と散華
  • アクセスの仕方
  • 周辺のおすすめ施設を紹介
  • まとめ

ではさっそく【西国三十三所17番】六波羅蜜寺の巡礼をみていきましょう。

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【西国三十三所17番】六波羅蜜寺の基本情報

西国三十三所 第17番札所の六波羅蜜寺は、天暦5年(951)醍醐天皇第二皇子光勝空也上人により開創されたお寺で、朝廷や時の偽政者からの信仰が厚く、戦乱の中で火災に遭うたびに修復されてきた古刹です。

宗派 真言宗智山派 開基 空也上人
御本尊 十一面観世音菩薩 創建 天暦5(951)年
御詠歌  重くとも 五つの罪は よもあらじ 六波羅堂へ 参る身なれば

御詠歌の意味は?

仏教での大罪である五逆罪を犯したものであっても、六波羅蜜寺にお参りし、六波羅密行(布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧)を修行すれば、やがてその大きな罪は消えていくでしょうという意味。

六角堂頂法寺の物語

寺伝によると、記録や説話も数多く残っています。

踊り念仏で知られる市聖空也が平安時代中期の天暦5年に造立した十一面観音を本尊とする道場に由来し、当初西光寺と称した。空也は疫病の蔓延する当時の京都で、この観音像を車に乗せて引きながら歩き、念仏を唱え、病人に茶をふるまって多くの人を救ったという。空也は応和3年に鴨川岸に僧600名を集めて大規模な大般若経供養会を行ったが、この時をもって西光寺の創建とする説もある。当時、鴨川の岸は遺体の捨て場であり、葬送の場であった。

空也の死後、977年に比叡山の僧・中信が中興して天台別院とし、六波羅蜜寺と改称した。それ以降天台宗に属したが、桃山時代に真言宗智積院の末寺となった。平安末にはこの付近に、六波羅殿と呼ばれた平清盛ら平家一門の屋敷が営まれた。またのちに鎌倉幕府によって六波羅探題が置かれたのもこの付近です。

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「六波羅蜜寺」の参拝訪問記 見どころを紹介

六波羅蜜寺は、六角堂頂法寺や行願寺と同じく、京都の中心部に位置していて、西国巡礼の札所の中でもアクセスは、しやすいです。

山門はなく、こちらの門から境内へ。入ってすぐの場所に見えているのは弁天社です。

観音像とともに、一願石というのがありました。祈りをこめてこの回転する石版を3回回してください、とあります。

門から右手へ進むと本堂があります。

柵が本堂に近いので、本堂全体の撮影が難しいのがこのお寺の特徴の1つでもあります。

本堂のご本尊は、国宝の十一面観音菩薩さま。ご本尊は秘仏で12年に一度、辰年にご開帳になります。次回のご開帳は、2024年です。

十一面観音菩薩データ  
正式名 十一面観音菩薩

じゅういちめんかんぜおんぼさつ

意味・役割 あらゆる人に目を向け、願いを叶える
仏像の特徴 ・頭の正面に目標の「阿弥陀如来」がついてる
・頭の上に11の顔がある
・一般的に腕は2本
ご真言 おん まかきゃろにきゃ そわか

本堂では、人気の開運推命おみくじがあります!

このおみくじは、「四柱推命」をもとにした占いで、生年月日と性別とから一年の運勢をうかがい知ることが出来るものです。

88才以上・13才未満の方は、本おみくじはできないので注意です。

参拝後は境内を散策していきます。

境内の奥には、銭洗い弁財天さまがいらっしゃいました。1万円札をざるに入れて洗いました。

注目の見どころスポット:宝物館には、空也上人像(重文)!!

六波羅蜜寺にいったら見逃せないのが「宝物館」です。有名な空也上人くうやしょうにん像(重要文化財)」は宝物館で常時拝観可能です。繊細に作り込まれたお姿は感動的!

「空也上人が念仏をとなえる口から6体の阿弥陀が現れた」という伝説を形にしたお姿。
南・無・阿・弥・陀・仏の6文字(6体)が口から出ています。

空也上人は、念仏を唱えながら京都市内を歩き回り、庶民を救済していたようです

御朱印と散華

西国三十三所の各お寺では御朱印帳(納経帳)、専用八角形の用紙(曼荼羅)、白衣、掛け軸などに御朱印(納経印)などで書いてもらうことができます。料金は300円です。

西国三十三所 御朱印

西国三十三ヶ所

*中央の字は六波羅堂と書かれています。

草創1300年特別印

*開創空也上人自らが刻んだという十一面観音を本尊とする特別印。

散華

西国三十三所早創1300年記念事業では、御朱印を頂くとオリジナルの散華を無料で頂けます。

散華とは、「蓮華(ハスの花)の花びら」を模した紙のお守りのことで、札所ごとに観音経の一字が書かれ、各札所分すべて集めると、以下のように観音経の一部が完成するというものです。

私がお勧めする御朱印帳・散華台帳 これさえあれば大丈夫!!

アクセスの仕方

六波羅蜜寺は歩きの方が行きやすい。

勝尾寺の巡礼情報  
住所 京都府京都市東山区松原通大和大路東入ル2丁目轆轤町
拝観料 無料  宝物館は大人600円
拝観・御朱印時間 【拝観】8:00〜17:00

【御朱印】8:30〜17:00

アクセス
  • 京阪清水五条駅から徒歩8分。
  • 阪急河原町駅から徒歩15分。
  • JR京都駅から市バス約10分、清水道下車、徒歩約10分。
駐車場 なし 私営駐車場はあり
WEBサイト こちら

 

周辺のおすすめ施設を紹介

西国三十三所巡りで急足でお寺からお寺に訪問するだけではもったいないです。周辺の観光スポットや施設、飲食店をじっくり楽しむことをおすすめします。

スイーツ巡礼

西国三十三所巡りで見逃せないのがスイーツ巡礼です。西国三十三所のお寺と関わりのある名産品、地元の特産物などを頂きながら巡礼するとまた別の楽しみが増えるのでおすすめです。

幽霊子育て飴

西国巡礼指定のスイーツ。幽霊が我が子に与えるために飴を買いに来たという伝説の飴。麦芽糖とザラメの懐かしい味わいが堪能できる!

住所 京都府京都市東山区轆轤町 東入ル西
営業時間 10時00分~16時00分
アクセス 六波羅蜜寺から徒歩で約1分

 

ランチ・軽食におすすめ飲食店

むし養い(半兵衛麸)

麸と湯葉の専門店です。麩や生麩が色々な料理法で提供され、肉や魚がないのに、コースの最後には結構お腹いっぱいになります。湯豆腐ともおばんざいとも違う、京都ならではの味が頂ける。

住所 京都府東山区上人町433
営業時間 10時00分~17時00分(水曜日定休日)
アクセス 六波羅蜜寺から徒歩で約9分

 

周辺おすすめ観光スポット

祇園四条

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穴太寺周辺のおすすめホテル・宿泊

ホテル ザ セレスティン京都祇園 京都を満喫するには最適な立地!

 

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まとめ

西国巡礼17番六波羅蜜寺は、教科書でも有名な六波羅探題が置かれた場所、空也上人の像がみれる馴染み深いお寺でした。

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