【西国三十三所5番】葛井寺参拝記!見どころ・御朱印など紹介 藤の花がきれいに咲く藤寺!

西国三十三ヶ所巡礼

西国三十三所巡礼で葛井寺を参拝する人

「西国三十三所5番の葛井寺を巡礼するんだけど、葛井寺ってどんな寺か知らないし、どこが見どころなのかもよくわからないな。あと、参拝の注意点や周辺のおすすめ施設とかもあると教えて欲しいな。」

今回はこういった疑問にお応えしていきます。

葛井寺のご本尊は、現存する最古の千手観音(国宝)で、秘仏。その美しさは人々を魅了し、現世利益の観音信仰を支えています。また藤がきれいに咲くことから藤寺とも呼ばれています。

今回は【西国三十三所5番】葛井寺の見どころや参拝の注意点、周辺のおすすめ施設などについてわかりやすく紹介していきます。

本記事を書いている僕は、過去に30か国以上訪問してきた経験から、旅のコツを経験をもとに得た情報を発信しています。また、お金をあまりかけずにお得に生活するコツなども紹介しています。

 

ではさっそく【西国三十三所5番】葛井寺の巡礼をみていきましょう。

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【西国三十三所5番】葛井寺の基本情報

西国三十三所 第5番札所の葛井寺は、大阪市内に程近い藤井寺市の中心にあり、繁華街にあることから庶民に親しまれる観音霊場。

宗派 真言宗御室派 開基 行基
御本尊 十一面千手千眼観世音菩薩 創建 神亀2(725)年
御詠歌 参るより 頼みをかくる 葛井寺 花のうてなに 紫の雲

御詠歌の意味は?

よくー参るよりもお願いだけーと受け取られがちですが、火山法皇ご巡鍚の折ー一心に参ることにより観音様に懸ける願いは叶えられ、証に藤の花の棚引く様をこの聖地にかかる紫の端雲を見てーお喜びと感動に詩にされました。一心にお願いをする者を観音様は高貴なお姿で見てくださります、という意味。(西国巡礼慈悲の道より引用)
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「葛井寺」の参拝訪問記 見どころを紹介

葛井寺は、近鉄藤井寺駅からすぐのところにある駅ちか観音霊場です。

駅から商店街を歩き、正面の南大門へ向かいます。

南大門。別名楼門とも呼ばれています。

南大門の両側には金剛力士像がいます。

南大門をくぐると正面に参道が続き正面突き当たりが本堂となります。

本堂の左手前あたりに龍がいる特徴的な形の手水舎があります。

本堂に参拝。葛井寺は、7世紀中頃、百済系渡来人葛井氏の氏寺が始まりで、神亀2年(725)聖武天皇の勅願で大伽藍を建立しています。

葛井寺のご本尊は、春日仏師親子が手掛けた、現存する最古の千手千眼観音(国宝)になります

葛井寺の十一面千手千眼観音様が人気の理由は、国宝指定だけでなく、リアル千手観音様ということです。

通常、千手観音といっても42本の手で「千手」を表現するのですが、葛井寺の観音様は本当に1000本の手をお持ちなのです!(実際には1041本)

拝見できるのはご開扉される観音様のご縁日、毎月18日だけです。

参拝を終えて境内を散策していきます。境内は広くないので短時間でも見て回ることができます。

本堂の右手には鐘楼堂。

鐘楼の横に大師堂。

片隅には弁天社があります。

専心龍乗観世音菩薩。

邪心なく一心に祈れば願は叶うといわれているそうです。

注目の見どころスポット:5月頃には藤の花が綺麗で見頃!

葛井寺は藤の花の名所としても知られ、境内にはかなりの面積の藤棚があります。

藤の見頃は4月下旬から5月上旬のようです。

御朱印と散華

西国三十三所の各お寺では御朱印帳(納経帳)、専用八角形の用紙(曼荼羅)、白衣、掛け軸などに御朱印(納経印)などで書いてもらうことができます。料金は300円です。

西国三十三所 御朱印

西国三十三ヶ所

*中央の字は大悲殿と書かれています。

草創1300年特別印

*葛井寺の観音様は1000本の手をお持ち。特別印は、あえて2本の手で合掌したデザインになっています。

散華

西国三十三所早創1300年記念事業では、御朱印を頂くとオリジナルの散華を無料で頂けます。

散華とは、「蓮華(ハスの花)の花びら」を模した紙のお守りのことで、札所ごとに観音経の一字が書かれ、各札所分すべて集めると、以下のように観音経の一部が完成するというものです。

私がお勧めする御朱印帳・散華台帳 これさえあれば大丈夫!!

アクセスの仕方

葛井寺は、藤井寺市の商店街近くの駅近にあるので電車がおすすめ。

住所 大阪府藤井寺市藤井寺1丁目
拝観時間 8:00〜17:00
御朱印受付時間 8:00〜17:00
拝観料 無料
駐車場 なし
アクセス 近鉄南大阪線 藤井寺駅下車南側徒歩5分位
公式サイト こちら

周辺のおすすめ施設を紹介

西国三十三所巡りで急足でお寺からお寺に訪問するだけではもったいないです。周辺の観光スポットや施設、飲食店をじっくり楽しむことをおすすめします。

スイーツ巡礼

西国三十三所巡りで見逃せないのがスイーツ巡礼です。西国三十三所のお寺と関わりのある名産品、地元の特産物などを頂きながら巡礼するとまた別の楽しみが増えるのでおすすめです。

葛井餅

西国巡礼スイーツ。葛井寺境内のお休み所で名物のくずもち「葛井餅」が頂ける。

店名は、ヴィクリディタサマデ・キリク。読みづらい名前だなの思いますが、意味はインド語で、「観音様と共に一服してください」という意味のようです。

住所 葛井寺境内
営業時間 9時00分~17時00分(木曜定休日)

ランチ・軽食におすすめ飲食店

kitchen&cafe かぷかぷ

葛井寺の南門の目の前にあるゆったりとした時間が流れるイタリアン料理が頂けるレストラン。前菜、メインのピザ、デザート、ドリンクがセットが人気でオシャレでクオリティが高く美味しい。

住所 大阪府藤井寺市藤井寺2丁目2−18
営業時間 11時00分~21時00分(火曜日定休日)
アクセス 葛井寺から徒歩1分
山ふじ

本格的なうどん・そばが食べられるお店。蕎麦、天然キノコ、天ぷら、釜飯、ひとつひとつ本当に美味しい。

住所 大阪府藤井寺市藤井寺1丁目16−30
営業時間 11時00分~19時30分(火曜日定休日)
アクセス 葛井寺から徒歩1分

周辺おすすめ観光スポット

誉田御廟山古墳

八尾空港

葛井寺周辺のおすすめホテル・宿泊

ザ・セレクトンあべの松原駅前 大浴場でリラックスできる!

 

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まとめ

西国巡礼5番の葛井寺の十一面千手千眼観音様は、本当に1000本のリアル千手観音様です。なかなか見れない十一面千手千眼観音様を直接見流ことができる、毎月18日に訪れてみたいと心に誓いました。

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