オランダ・アムステルダム建築巡りする人
「アムステルダムに旅行に来たけど、街に近代的な建物を目にするんだけど、どういった建物なの?オランダ・アムステルダム を建築物を見てみたいんだけどどんなのがあるの?」
オランダは国内外からの観光客にとって魅力的な国であり、その美しい風景、文化的な遺産、先進的な社会制度などが訪れる人々を魅了しています。建築面でもオランダの建築は多様で、歴史的な建築物から現代の建築までさまざまなスタイルや時代の建物が存在します。
今回は、そんなオランダ・アムステルダムにある建築物を紹介しつつ、建築物の見どころや観光情報、さらに写真と共に建築の背景や歴史的なエピソードを紹介し、フランスの建築の魅力をお伝えします。オランダの美しい建築に酔いしれながら、文化と歴史の旅に出かけましょう!
目次
ではさっそくみていきましょう。
今回は、アムステルダムにある以下のおすすめ建築物を紹介していきます。
サイエンス・センター NEMO
Eye フィルム博物館
アイ・タワー
ザ・ホエール
アムステルダム駅
オランダはオランダ黄金時代と呼ばれる17世紀の繁栄期において、経済的な力を背景に芸術や建築が盛んです。アムステルダムの市街地は当時の繁栄を物語る歴史的な建築物が多く残っており、さらに建築家レンゾ・ピアノが設計したサイエンス・センター(NEMO)科学博物館などのオランダの近代建築においても優れた作品が多くあります。これらの建築物はモダンなデザインや斬新なアプローチを特徴としています。
オランダの建築巡りを楽しむ際には、アムステルダム近郊の風車や伝統的な農家の建物など、オランダらしい風景や建築も魅力的です。
最後に、オランダは自転車文化が盛んな国でもあるので、自転車で建築巡りをするのも楽しいと思います。街を自転車で巡ることで、より多くの建築物や景色を体験することができます。
オランダの美しい近代的な建築に酔いしれましょう!
ARCAM(アーカム)アムステルダム建築センター
設計はイタリアの建築家、レンゾ ピアノ。日本でも知名度が高いのでご存知の方も多いと思います。
銀座のガラスブロックが印象的な Maison HERMÈS(メゾンエルメス)もレンゾ ピアノ氏がデザインを手がけています。
そもそもARCAMは、アムステルダムとその周辺エリアの建築情報を発信するインフォメーションセンターです。ARCAMは「アムステルダム建築センター」の略称であり、建築文化の啓蒙や市民参加の促進を目的としています。
ARCAMは建築の展示やイベント、ワークショップなどを通じて、アムステルダムの建築に関する情報を提供しています。建築愛好家や学生、一般の人々が集まり、建築について学び、議論する場となっています。入場料は無料です。
入館すると、すぐのフロアが展示スペースがあります。
ARCAMの展示では、アムステルダムの都市計画や建築の進化、未来の都市へのアイデアなどが紹介されます。建築家や都市プランナーの展示物やプロジェクトのモデル、写真などが展示されており、訪れる人々に建築知識を提供しています。
ARCAMの建物自体も建築の見どころの一つで、建物はモダンなデザインでありながらも、アムステルダムの歴史的な建築スタイルと調和しています。特に建物のファサードはガラス張りであり、訪れた人々に建築の内部を見せるようになっています。
建築好きな方には得にオススメですね!
ARCAM は展示をみる時間は多くかからない上、アムステルダム中央駅からも比較的近いので、旅行に行かれる予定のある方は、近場の植物園や動物園、サイエンス センターNEMO等、と組み合わせてみるのも良いかもしれません。
インフォメーション
ARCAMは建築ツアーも開催しており、ガイド付きでアムステルダムの建築スポットを巡ることができます。建築ツアーでは、アムステルダムの歴史的な建築物や近代建築、再開発地域などを訪れながら、建築に関する知識を深めることができます。
サイエンス・センター NEMO
海上に浮かぶ船のようなイメージのファサードの建築はレンゾ・ピアノ設計のサイエンス・センター NEMOという科学の博物館です。
目の前に現れる入り口のゆるやかな傾斜階段を見た瞬間…無性に屋上部分へ駆け上がりたい衝動にかられます。建物自体も非常に特徴的で、船のような形状をしており、アムステルダムの街並みに調和しています。
NEMOの屋上には展望デッキがあり、アムステルダムの美しい景色を一望することもできます。特に夏の季節には、屋上での展望やイベントが人気です。
どんな施設かというと、音やエネルギーをテーマに、子供が楽しみながら学べる実験参加型の施設です。橋はなぜ頑丈なのか、30年後の自分の姿は?キスをしたら何が起きる?といった好奇心をくすぐる内容が満載です。スマートテクノロジー、生命の探求、電子技術、宇宙線、脳、水など、テーマごとにさまざまな展示や体験施設があります。
科学の原理や現象を体験することで、知識を深め、創造性や好奇心を刺激することができます。
インフォメーション
Eye フィルム博物館
流線型の形でキャンチレバーになっているこの建築は、オーストリアの建築設計事務所「デルガン・メイスル」です。オランダ・アムステルダムに関する映画と映像に関する博物館です。
建物自体は非常に特徴的で、アイコニックなデザインをしています。アムステル川の岸辺に建ち、水面に反射するようなファサードが特徴的です。建物内部には、展示スペース、映画館、図書館、レストラン、カフェなどがあります。
Eye博物館の展示では、映画の歴史や技術、映画製作の背後にある創造的なプロセスなどが紹介されます。展示物やインタラクティブな体験を通じて、映画の魅力や映像文化の発展を学ぶことができます。
また、Eye博物館は映画の上映も行っており、幅広いジャンルや時代の映画を上映しています。映画館は最新のデジタル技術に対応しており、映画鑑賞をより一層楽しむことができます。
さらに、Eye博物館は一年を通じてさまざまなイベントや特別展も開催しています。映画関連のトークショーやパネルディスカッション、映画祭などが行われ、映画愛好家にとって魅力的な場となっています。
Eyeフィルム博物館は、映画と映像に関心のある人々にとってアムステルダムで訪れるべき場所です。映画の歴史や技術に触れながら、映画の世界をより深く理解し、映画鑑賞の楽しみを体験することができます。
このミュージアムには、映画や幅広い映像を使った表現方法について、多角度から学ぶことができるしかけがあちこちに施されています。
たとえば、普通のベンチだと思って腰かけると、その脇にはヘッドホンと解説文が添えられていて、有名な映画の音を使った効果について学べたり、アート作品がさりげない場所に設置されていたりします。内部は通路などがスロープや階段で各シネマスペースを繋いでいます。
インフォメーション
ユニークな集合住宅 2つ紹介
アイ・タワー
KNSM島へ渡る橋の畔に建つ、一帯では比較的高層の建物でランドマーク的な存在の「アイ・タワー」。
設計はノイトリング・リーダイク氏、竣工は1998年。
直方体から切り取られたコーナー部分や長いスリットが、単調になりがちなファサードに変化を与えています。地下に駐車場、1階には商店が配置され、20タイプ68戸の住戸が設けられています。
インフォメーション
住所:Oostelijke Handelskade 1107, 1019 TX Amsterdam,
「ザ・ホエール」
クジラという名の集合住宅及びオフィスです。建物自体は、ホエールのような形状をしており、その外観は非常に特徴的です。
設計はフリッツ・ファン・ドンヘン氏、竣工は2000年。
光を多く取り込むために屋根に傾斜がつけられ、結果、ユニークな住戸のプランが実現しています。
インフォメーション
住所:Baron G.A. Tindalstraat 224, 1019 TZ Amsterdam,
アムステルダム駅
アムステルダム駅は、1889年に開業した建物で、鉄道の拠点としての役割を果たしてきています。
同心円状に運河が張り巡らされているアムステルダムの「円の中心」にあたるところに中央駅が設けらており、すぐ後ろがアムステルダム港というロケーションになっています。欧州の大都市にありがちな頭端式のホームではなく、すべての番線で通り抜けが出来る構造となっています。
設計に携わったのは建築家ピエール・コイペルス氏で、国立博物館建設の仕事での評価がこの中央駅の受注につながったとされます。
アムステルダム駅の外観は、レンガと石材を組み合わせた独特のデザインが特徴です。建物の中央には大きな時計塔があり、その上には緑色の銅製の屋根が輝いています。駅舎は対称的なデザインで、入り口にはアーチ型の窓や彫刻が施されています。また、駅前には大きな中庭があり、ガラスの屋根で覆われています。
一見すると、なんだか東京駅と似ている印象を受けますが、似ているのは「赤れんがを使っていること」だけです。建築様式は全く違います。中央駅はネオゴシック、東京駅はルネッサンス様式をそれぞれ取り入れているからです。とはいいつつも、東京駅は中央駅との姉妹駅提携を2006年4月に結んでいます。
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美しい外観と内部の装飾は、アムステルダムのランドマークとして親しまれています。駅は交通の要所であるだけでなく、建築愛好家や観光客にとっても魅力的なスポットです。
まとめ
アムステルダムの街を散策して驚いたことは、奇抜なデザイン性の高い建物がたくさんあるといことです。もちろんアムステルダムには、1600年台からの建物もありますが、歴史的建造物と近代建築物の融合が街を歩いていてとても楽しく感じます。
今回取り上げた建築物は本当にごくわずかで、アムステルダムには注目すべき建築物がまだまだ多くあります。アムステルダム観光ではぜひ建築物巡りを楽しんでみてください!
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