【オランダ】アムステルダムにはハイテクな建築物がいっぱい 奇抜で斬新な近代建築物を紹介

現地で楽しむ 世界観光地

オランダアムステルダムに旅行に来たけど、街に奇抜な建物を目にするんだけど、どういった建物なの?

お洒落な建築物を見てみたいんだけどどんなのがあるの?

こういった疑問にお応えします。

この記事を書いている現在建築士の僕は、2016年にヨーロッパ建築旅を1ヶ月間していました。1ヶ月間で、スペイン、フランス、ドイツ、オランダ、オーストリアの5カ国を横断しながら、名作建築物や近代建築物、建築家個人自邸など多くの建築物を実際に訪れて、建築家の作品を勉強しました。

訪問した経験から得た情報をシェアします。

 

ではさっそくみていきましょう。

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ARCAM(アーカム)アムステルダム建築センター

設計はイタリアの建築家、レンゾ ピアノ

日本でも知名度が高いのでご存知の方も多いと思います。

銀座のガラスブロックが印象的な Maison HERMÈS(メゾンエルメス)もレンゾ ピアノ氏がデザインを手がけています。

そもそもARCAMは、アムステルダムとその周辺エリアの建築情報を発信するインフォメーションセンターです。

入館すると、すぐのフロアが展示スペースで、入場料は無料です。

天井からは幾つもの写真パネルがぶら下がり、模型もあります。

建築好きな方には得にオススメですね。

ARCAM は展示をみる時間は多くかからない上、アムステルダム中央駅からも比較的近いので、旅行に行かれる予定のある方は、近場の植物園や動物園、サイエンス センターNEMO等、と組み合わせてみるのも良いかもしれません。

インフォメーション

住所 : Prins Hendrikkade 600, 1011 VX Amsterdam, Netherland

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サイエンス・センター NEMO

海上に浮かぶ船のようなイメージのファサードの建築はレンゾ・ピアノ設計のサイエンス・センター NEMOという科学の博物館です。

目の前に現れる入り口のゆるやかな傾斜階段を見た瞬間…

無性に屋上部分へ駆け上がりたい衝動にかられましたね。

船の先端に行くような気分でしたね

どんな施設かというと、音やエネルギーをテーマに、子供が楽しみながら学べる実験参加型の施設ですね。橋はなぜ頑丈なのか、30年後の自分の姿は?キスをしたら何が起きる?といった好奇心をくすぐる内容が満載ですね。スマートテクノロジー、生命の探求、電子技術、宇宙線、脳、水など、テーマごとにさまざまな展示や体験施設があります。子供から大人まで楽しめる体験型施設になっています。

インフォメーション

住所:Oosterdok 2, 1011 VX Amsterdam,

Eye フィルム博物館

流線型の形でキャンチレバーになっているこの建築はオーストリアの建築設計事務所「デルガン・メイスル」です。このミュージアムには、映画や幅広い映像を使った表現方法について、多角度から学ぶことができるしかけがあちこちに施されています。

たとえば、普通のベンチだと思って腰かけると、その脇にはヘッドホンと解説文が添えられていて、有名な映画の音を使った効果について学べたり、アート作品がさりげない場所に設置されていたりします。内部は通路などがスロープや階段で各シネマスペースを繋いでいます。

映画自体は有料だが、ところどころに映画以外に絵画や写真、グラフィックなどの企画展が開催されていて無料で観られるんです。

インフォメーション

住所:IJpromenade 1, 1031 KT Amsterdam,

ユニークな集合住宅 2つ紹介

アイ・タワー

KNSM島へ渡る橋の畔に建つ、一帯では比較的高層の建物でランドマーク的な存在の「アイ・タワー」。

設計はノイトリング・リーダイク氏、竣工は1998年。

直方体から切り取られたコーナー部分や長いスリットが、単調になりがちなファサードに変化を与えています。

地下に駐車場、1階には商店が配置され、20タイプ68戸の住戸が設けられています。

インフォメーション

住所:Oostelijke Handelskade 1107, 1019 TX Amsterdam,

「ザ・ホエール」

クジラという名の集合住宅及びオフィスです。

設計はフリッツ・ファン・ドンヘン氏、竣工は2000年。

光を多く取り込むために屋根に傾斜がつけられ、結果、ユニークな住戸のプランが実現しています。

インフォメーション

住所:Baron G.A. Tindalstraat 224, 1019 TZ Amsterdam,

アムステルダム駅

同心円状に運河が張り巡らされているアムステルダムの「円の中心」にあたるところに中央駅が設けらており、すぐ後ろがアムステルダム港というロケーションになっています。欧州の大都市にありがちな頭端式のホームではなく、すべての番線で通り抜けが出来る構造となっています。

設計に携わったのは建築家ピエール・カウパース氏で、国立博物館建設の仕事での評価がこの中央駅の受注につながったとされます。

一見すると、なんだか東京駅と似ている印象を受けますが、似ているのは「赤れんがを使っていること」だけです。建築様式は全く違います。中央駅はネオゴシック東京駅はルネッサンス様式をそれぞれ取り入れているからです。とはいいつつも、東京駅は中央駅との姉妹駅提携を2006年4月に結んでいます。

まとめ

アムステルダムの街を散策して驚いたことは、奇抜なデザイン性の高い建物がたくさんあるといことですね。もちろんアムステルダムには、1600年台からの建物もありますが、歴史的建造物と近代建築物の融合が街を歩いていてとても楽しく感じました。

今回取り上げた建築物は本当にごくわずかで、アムステルダムには注目すべき建築物がまだまだ多くあります。アムステルダム観光ではぜひ建築物巡りを楽しんでみてくださいね。

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