【建築学生必見】学生のうちにフランス建築旅をしよう おすすめ建築物を4つ紹介

現地で楽しむ 世界観光地

建築学部生の皆さん、長期休み無駄に過ごしていませんか。バイトや飲み会に毎日時間を過ごすだけでなく、時間がある学生のうちに旅をするのがおすすめです。社会人になってからでは、仕事の予定があり中々ゆっくり建築旅をする事ができません。

僕は2016年の大学3年生の夏休みにヨーロッパ建築旅を1ヶ月間していました。1ヶ月間で、スペイン、フランス、ドイツ、オランダ、オーストリアの5カ国を横断しながら、名作建築物や近代建築物、建築家個人自邸など多くの建築物を実際に訪れて、建築家の作品に圧倒的に感動したことを覚えています。

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建築を見て回ると何が良いのか

建築の勉強は、まず、触れてみることから始まるます。色々見て、実際に感じる事で、自分の好きな建築を作っていけると思います。初動は感動です。心が動く体験がなければ、熱い信念につながらず、やりたい事が見つからないと思いますね。

どうやって好きな建築を見つけるのですか。

結論は探す事ですね。探して探して探しましょう。学生時代に一番すべき事なのは、建築を見て周り自分の好きな建築物を見つける事です。行く人数は、一人か多くて2人で行くようにしましょう。大勢で行くと、自分の考える時間がなくなります。静かに建築物と向き合う事で本当の良さが分かります。

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今回は、フランスにある以下のおすすめ建築物を4つ紹介していきます。

  • ロンシャンの礼拝堂
  • サボア邸
  • ポンピドゥセンター
  • ノートルダム大聖堂

ロンシャンの礼拝堂

カトリック・ドミニコ会の巡礼地として建てられた礼拝堂で、飛行機の翼をイメージしたシェル構造の屋根と白く輝く厚い壁が特徴の彫刻のような建物です。
南側の回転扉はコルビュジェによるエナメルの絵画が描かれており、東側の屋外テラスの聖壇はブルゴーニュ産の白い石で造られています。西側にあるガーゴイルは雨水が壁に沿って流れないよう造られています。

壁にはめ込まれたガラスから差し込む光と屋根と壁の間にあるスリットが建物の重厚感を和らげているように感じられますね。幻想的な空間ですね。

北側に2つ南に1つ合計3つの小礼拝堂があり白と赤の丸天井から光が流れ込みます。

礼拝堂の南側には巡礼者の宿泊所と司祭の家があり西側にはジャン・プルーヴェ設計の鐘があります。第2次世界大戦の爆撃による犠牲者を慰霊する北東のピラミッドから礼拝堂を静かに眺める事ができます。

光の原理を熟考した造形と多様な表情で人々に語りかける建築ですね。

行き方と詳細
  • 設計者:ル・コルビュジエ
  • 竣工:1950年/1955年
  • 場所:13 Rue de la Chapelle, 70250 Ronchamp, France 【地図
  • 交通:Ronchamp 駅 徒歩30分【パリからの行き方】Paris-Est 駅 → Epinal 駅/Belfort 駅/Lure 駅 → Ronchamp 駅【バーゼルからの行き方】Basel SBB 駅 → Mulhouse Ville 駅 → Belfort 駅 → Ronchamp 駅
  • 詳細:http://www.collinenotredameduhaut.com

サヴォワ邸

ル・コルビュジェ(1887-1965年)によって設計された鉄筋コンクリートラーメン構造の住宅である。1931年に、フランスのパリ近郊の町ポワシーに建てられています。。

建築学生なら知っているかと思いますが、サヴォワ邸は、20世紀前半の近代建築の創成期に生み出された名作です。

その空間と形態の構成は今日でもなお新鮮であり現代の建築の作法が近代建築の延長にあることを物語っています。

地上2階、地下1階の住宅であり1 階には玄関、ガレージ、個室など。

主室(居間などの主要な生活を担う部屋)は2階に置かれています。

1階にはピロティと呼ばれる独立柱で持ち上げられた2階の下にあります。

外部空間(屋根があるだけで壁に固まれていない吹きさらしの空間)もあります。

2階の一部と屋上には屋上庭園と呼ばれる外部空間がつくられス口ープで結ばれています。

屋上の上にベッドチェアーがあり、ゆっくりと休憩ができますよ

観光地ではないのでとても静かなひと時をおくれます。

サヴォア邸は、建築の近代五原則の実践例として有名です。ざっくり解説していきます。

近代建築の五原則

ル・コルビュジエは、20世紀初頭からようやく一般化された鉄筋コンクリートの技法を適用した新しい建築の可能性を考え、住環境の改善を目指しており、近代建築を構成する次の5つの原理を提唱しています。「近代建築の5原則」として知られるこのマニフェストの原題は「新しい建築の5つのポイント」であり、以降、自由な建築が生まれ、現代の建築文化を生み出していってます。

  1. ピロティ
    :地面から建築を解放し、交通と植物、運動のための場に。
  2. 屋上テラス(庭園)
    :屋上と空を解放し、日光浴、運動、菜園の場に。住居を湿った層で保護。
  3. 自由な平面
    :部屋の形や配置を構造壁から解放。間仕切り壁で自由につくれる。
  4. 横長の窓
    :自由に大きい窓がつくれるため、建物内部を一様に明るくできる。
  5. 自由なファサード
    :絵画を描くように自由にデザインできる。

これまで活用できなかった地面を開放し、屋根を平らにすることで、2倍の面積が新たに生まれ空間の巨大化に成功。ル・コルビュジエはまた、車社会の到来を予測し、地上の空間を開放して交通の連続性を確保した。さらに、屋上の庭園化はコンクリートの劣化を防ぐ意味でも有効。

健康的な生活を屋上でも送れる新しい住まいのスタイルは、伝統、構造、疾病…あらゆるものから解放された、明るく自由な住まいのイメージを実現したんですね。

行き方と詳細
  • 設計者:ル・コルビジェ
  • 竣工:1928年/1931年
  • 場所:82, Chemin de Villiers, 78300 Poissy 【地図
  • 交通:ポワシー駅から徒歩20分

ポンピドゥーセンター

通称ポンピドゥーセンター(Centre Pompidou)は、正式にはジョルジュ・ポンピドゥー国立芸術文化センター です。近現代芸術の拠点をパリに作る構想を発表し、自らも近代芸術の愛好家でもあった大統領の名がつけられた芸術の総合美術館です。

ポンピドゥーセンターは、公共情報図書館、国立近代美術館、産業創造センター、映画館、カンディンスキー図書館、国立音響音楽研究所などがひとつになっています。

最大の特徴は、水道管、冷暖房ダクト、電線管、階段など、建物の内部にあるはずの共用施設をすべてむき出しのまま外部にさらし出した建築様式です。その分、建物内部は隅々まですっきりとした広い空間が実現されています。その斬新で奇抜とも言える建築様式は、パリのランドマークとして知られています。

建物の中に設備系統のものを入れずに空間をフレキシブルに使える空間として使えるですね。面白いですね。

ちなみに、外部に設置されている水道管や配管などの設備は、特徴的な色分けがされています。白は構造に関するもの、黄色は電気類、緑は水、青は空調、そして赤は人の流れを示しています。

ポンピドゥーセンターは、ルーブル美術館、オルセー美術館と並んで、来客数の多いパリの美術館として知られています。パリを訪れたらぜひ足を運びましょう。

行き方と詳細
  • 設計者:レンゾ・ピアノ
  • 竣工:1977年
  • 場所:Place Georges Pompidou, 75004 Paris 【地図
  • 行き方:パリメトロ11号線ランビュトー駅 徒歩3分
  • 詳細:https://www.centrepompidou.fr/fr/

パリ・ノートルダム大聖堂

「パリ・ノートルダム大聖堂」とは、フランス、パリのセーヌ川のシテ島にある「ゴシック様式」を代表する大聖堂であり、世界遺産にも登録された建築物です。

正面のファサードはポインテッドアーチによる「双塔」があり、中央部には「2連アーチ」と「バラ窓」が取り付けられています。

ゴシック建築(1250年頃)とは、ロマネスク建築(1200年頃)よりも「明るい大空間」を実現しています。

ロマネスク建築が「壁」の建築であるとすれば、ゴシック建築は「組積造と軸組」によって造られた建築であると言えそう。

組積造で高い外壁を造るために、壁を支持する控え壁である「フライング・バッドレス」が採用され、構造的な革新がありますね。

またゴシック建築には、曲面の天井を造り出す「リブ・ヴォールト」(肋骨の意味)や、身廊に光を入れるための高窓である「クリアストーリー」が取り付けられているのも特徴ですね。

更には、ステンドグラスを円形にした窓である「バラ窓」もゴシック建築の特徴的な要素ですね。

とても重要な建築物なので、建築を学んでいる学生さんは是非覚えておいて損はないですね。建築士試験にも出題されています。

行き方と詳細
  • 設計者:ピエール・ド・モントルイユ
  • 竣工:1163年/1345
  • 場所: 6 Parvis Notre-Dame – Pl. Jean-Paul II, 75004 Paris地図
  • 行き方:メトロのライン4のシテ駅で降りて徒歩4分

まとめ

建築学生や建築士の皆さんはもちろん、国内外へ旅行する方などにも見ていただきたいと思っています。一人でも多くの人にこのフランスの建築世界へ足を運んでほしいと思います。建築に触れると同時に、人との出会いや自己の発見といったかけがえのない機会に遭遇すると思います。インターネットの発達により世界中の情報を知ることは簡単にできますが、実体験に勝るものはありません。
世界建築巡りの世界観に読者のみさなんも体験してみる事をおすすめします。

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