【バルセロナ観光】サクラダファミリアは壮大で神秘的 見どころ、観光情報、注意点について紹介 【2026年完成遅れる】

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バルセロナ・ガウディ建築・サクラダファミリアを観光する人

「ガウディー建築が見どころって書いてあるんだけど、建築についてあんまり知らないし、どこが見どころなのかもよくわからないな。あと、観光の注意点とかもあると教えて欲しいな。」

今回はこういった疑問にお応えしていきます。

スペイン・バルセロナはガウディ建築の宝庫ですが、今回紹介するサクラダファミリアもその一つで、外装・内装ともガウディ独自の感性が巧みに現れています。

今回はサクラダファミリアの見どころと、観光情報と注意点について紹介していきます。

本記事を書いている僕は、過去に30か国以上訪問してきた経験から、旅のコツを経験をもとに得た情報を発信しています。

 

ではさっそくみていきましょう。

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基本情報

サグラダファミリア(Sagrada Familia)はサン・ホセ帰依者教会の本堂として1882年に着工。

初代の建築家はフランシスコ・デ・パラウ・デル・ビリャールでしたが、1883年にアントニ・ガウディに引き継がれました。

ガウディが生きている間には完成しませんでしたが、以後は別の建築家たちが引き継いで現在も建築され続けています。

着工してから、かなりの時間が建つのに未だ完成していませんが、その理由はガウディ構想に基づいて弟子たちが残した資料がスペイン内戦によって焼失したため

現在はわずかに残された資料をもとに、各時代の建築家がガウディの建築構想を想像して設計が進められています。

21世紀になったばかりの頃には『完成までに数百年かかる』と言われていましたが、3Dプリンターなど建築するための道具の発達により、2026年の完成を目指しています。

なお、日本人彫刻家の外尾悦郎さんも1978年から制作に携わっています。

建築許可が下りたのは2019年です。

1882年に着工されたサグラダファミリアですが、実は建築許可がずっと下りていませんでした。

そもそも建築許可が下りていないことが判明したのは2016年。

意外と最近ですね。

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見どころ

サグラダファミリアは現在も建築中ですが、2018年時点で完成している部分を中心に紹介します。

サグラダ・ファミリア教会の3つのファサード

サグラダ・ファミリア教会というと、ガウディ自らが手掛けた部分で、世界遺産にも登録されている(1)生誕のファサードが正面だと思われがちなのですが、正面の入り口は現在も工事中の(3)栄光のファサードになります。

教会堂は「生誕」をイメージする朝日の出る方向、東に祭壇を設ける(つまり東を向いて建物に入る)ことが多いようですが、サグラダ・ファミリア教会は「神の生誕」を意味する「(1)降誕のファサード」が東側です。日が沈む西側に(2)受難のファサード、があるわけですね。

生誕のファサード(Facade del Naixement)

生誕のファサードはガウディが設計し、1930年に完成しました。

外観はウネウネとした有機的な印象。現在はここが入り口となっています。

生誕のファサードは太陽が昇る方角である東側に面しておりイエス・キリストの生誕と幼少期が表現されています。

たとえば、こちらはイエスがマリアに冠を授けた『聖母マリアの戴冠』と呼ばれる場面です。

また、こちらは永遠の命を象徴するイトスギと、神のもとに集まる信者と聖霊(ハト)を表現した『生命の木』

受難のファサード(Facade del Passio)

受難のファサードは生誕のファサードと比べて、直線を基調とした現代的なデザイン。

太陽が沈む西側にあることから、イエス・キリストの死がテーマとなっています。

左下からS字順に、はりつけ前夜の出来事→ゴルゴダの丘への道→イエスの死と埋葬を表した彫刻が施されています。

受難のファサード側の門にある「福音の扉」には、イエス・キリストの最後の二日間を新約聖書から約八千の文字で抜粋された福音書が書かれているそうです。

そして重要な言葉は浮き出てくるように。金色の文字色で描かれています。

鐘楼(Torres)

すべて完成すると18本の鐘楼に60個の鐘が取り付けられる予定です。ガウディは鐘の音を完璧にするために音響の研究も行ったそうです。

聖堂(Basilica)

聖堂が完成したのは21世紀に入ってからで、2010年にローマ教皇ベネディクト16世が訪れ、ミサを執り行ったことによりバシリカに認定されました。

内部に入ると素晴らしい景色です。

聖堂の内部は、森をイメージしていると言われています。

立ち並ぶ柱は樹木のようであり、ステンドグラスから漏れる光は、まるで木漏れ日のようです。

サグラダファミリアの塔に登る

生誕のファサードと受難のファサードの塔に登ることが可能です。

両方とも上りはエレベーターですが、生誕の塔は徒歩で降りる必要があります。

降りる階段はまるでアンモナイトのように、下へと吸い込まれそうです。

こんな近くで先端が見れます。まるで果実のようです。

塔の上からはバルセロナの街並みが見渡せるので、ぜひ登ってみましょう!

観光情報と注意点

サクラダファミリア アクセスの仕方 予約方法

サグラダファミリアは、スペイン・バルセロナの市内中心部にあります。

地図はこちら(Googleマップが開きます)

バルセロナ中心部からは、地下鉄利用がオススメ。

地下鉄2号線 or 5号線に乗り、サグラダ・ファミリア駅(Sagrada Familia)で降りれば目の前です。

優先入場チケットがあれば入場もカンタン

スペイン屈指の観光地であり、人数制限があるので観光シーズンには長時間並ばなければ入れないこともあります。

時間を有効に使うためにも、事前に優先入場チケットの購入がオススメです。

サクラダファミリア公式サイトから直接予約すると安くてお得です。

買い方

公式ホームページにアクセスしてチケット購入を選びます。英語ですがGoogle翻訳でページ翻訳すれば心配入りません。

Sagrada Família - Official ticket vendors - Sagrada Familia
Official website of the Sagrada Família. Official ticket vendors. Your tickets at the best price. No commissions or processing fees.

個人で行く場合は、Individual を選びます。

次のページで、塔に登る予定の人は

SAGRADA FAMILIA WITH TOWERS(オーディオガイド付)33ユーロ

塔にのぼらず、オーディオガイド付きの見学の場合

SAGRADA FAMILIA(オーディオガイド付) 26ユーロ

そのあとに日付と時間、塔にのぼる場合は塔にのぼる時間を指定します。

ちなみに受難のファサードの塔が「Tower on the Passhon facade」

降誕のファサードの塔が「Tower on the Nativity facade」です。

クレジットカードで支払いが終わればメールでパスブックが送られてきます。私は一応印刷して持っていきました。

 

絶対に音声ガイドを使うべし!

オーディオガイド無しだと20ユーロなので、6ユーロの差はありますが、日本語で説明を聞が聞けます。

サクラダファミリアを理解するには事前学習がつきものですが、なかなかイメージしにくいもので、音声学習には価値があるとおもいます。

休館日・営業時間について

休館日はありません。

営業時間は時期によって異なりますが、だいたい次の通りです。

11月から2月・・9:00~18:00

3月と10月・・・9:00~19:00

4月から9月 ・・9:00~20:00

予約時間について

チケット予約時に時間帯を指定しますが、この時間はサグラダファミリアへの入場時間ではなく、塔に登るための時間です。

気づかずに入場して聖堂や地下博物館の見学を優先して予約時間をオーバーした場合、塔に登れなくなる場合があるので注意してください。

所要時間について

ひと通り見るのに、約1時間かかります。

ただし、塔に登る場合は+1時間ぐらい余裕を持たせた方が良いです。

売店・レストランについて

敷地内にみやげ物店があります。また、受難の塔西側の公園に売店があります。

レストランはサグラダファミリア周辺にたくさんありますが、美味しくない&高い店が多いです。

僕もサグラダファミリア目の前で食べて後悔しました・・・

観光を計画

サグラダファミリアを訪れる際の航空券・ホテル予約はこちらから可能です。

格安航空券を探す

海外ホテルを探す

まとめ

サグラダファミリアの内部の情報は、写真で見ることは可能であっても知識を得ることが難しいので、音声ガイドをぜひ利用して観光するほうがいいですよ。

サグラダ・ファミリアはガウディの思いを後継者たちが繋いできた、そのエネルギーを感じる空間でした。

完成まであと約6年。本当に完成が楽しみですね!

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