四国お遍路で安楽寺を参拝する人
「四国八十八ヶ所巡りで第6番札所の安楽寺を巡礼するんだけど、安楽寺ってどんな寺か知らないし、どこが見どころなのかもよくわからないな。あと、参拝の注意点や周辺のおすすめ施設とかもあると教えて欲しいな。」
今回はこういった疑問にお応えしていきます。
今回は【四国八十八ヶ所第6番】安楽寺の見どころや参拝の注意点、周辺のおすすめ施設などについて詳しく紹介していきます。
本記事を書いている20代の僕は、弘法大師ご誕生1250年の節目を機に、マイカーで巡礼しました。ただ勢いよく巡礼するのではなく、お寺の見どころや観光スポット、地元グルメを楽しみながらのんびり回ることを重点に四国お遍路の楽しさを紹介しています。
目次
ではさっそく【四国八十八ヶ所第6番】安楽寺の巡礼をみていきましょう。
【四国八十八ヶ所第6番】安楽寺の基本情報
四国八十八ヶ所第6番の安楽寺は、この地を訪れた弘法大師が温泉を発見し開基した全国でも珍しいお寺です。
宗派 | 高野山真言宗 | 開基 | 弘法大師 |
御本尊 | 薬師如来 | 創建 | 弘仁6年(815) |
御詠歌の意味は?
「安楽寺」の実際の様子は?見どころも紹介
駐車場に車をとめてお寺の入り口である山門に向かいます。
駐車場に弘法大師の像を発見!
仁王門は堂々の立派な佇まいの門です。
門の両側には力強い仁王像がいました。
門をくぐると、左手にすぐ手水舎があります。
参道を進んでいくと境内に池があります。
池の辺りには注目の見どころスポットでもある「厄除のさか松」があります。
修行中の弘法大師を猟師の青年が間違って撃った矢から守ったとされています。
その時、大師は身代わりになった松を逆さまに植えさせて「もしこの松が芽を出して栄ることがあれば、後にこの土地に来るのもは厄徐の法によって災厄を逃れられる」と話したのだとか!
後に芽を出した松は厄除のさか松と呼ばれるようになり、現在はその2代目、樹齢1400年になっています。
庭園の奥には多宝塔が見えています。
色鮮やかな多宝塔の内部には、五智如来が祀られています。
参道をまっすぐ進んで本堂に向かいます!
本堂は、鉄筋コンクリート造で頑丈な建物になっていました。
本尊は、薬師如来です。弘法大師自ら、現世の病気や災厄を救ってくれるという薬師如来を掘り本尊としました。非公開になっているので直接拝むことはできません。
現在の本尊は奉納されたもので、その胎内に大師作の薬師如来が納められているのだとか!
ちなみに四国八十八ヶ所で順打ちで回ると一番最初に薬師如来に出会うお寺になります。
ろうそくと線香をあげ、納め札と賽銭を納め、礼拝し読経します。
続いてこちらが大師堂。
大師堂は、弘法大師がご本尊となります。
参拝これで終了ですが、注目の見どころスポットであるも方丈もぜひ行くようにしましょう。
境内の真ん中には、江戸時代藩主によって建てられた茅葺き屋根の方丈が残っています。
安楽寺は四国八十八ヶ所の内唯一の駅路寺であり、駅路寺文書が寺宝として保管されています。
現在は宿坊ととして利用され、弘法大師が見つけた天然温泉にも入れる人気の宿坊となっています!
本尊納経と88大師メッセージ
88大師メッセージは、納経帳の左上に弘法大師様のお言葉や仏の教えにまつわる言葉を刻した記念印が押さます。お寺によって押印されるお言葉が異なるので、どのような言葉が押印されるか楽しみの一つです。
安楽寺の納経
88大師メッセージ(記念印)
*如実知自心と書かれています。意味はこちら
御影と88大師カードを頂こう!
御影
御影とは、そのお寺に奉られているご本尊様が描かれており、ご本尊様の分身と言われています。 この御影は、「納経軸」または、「納経帳」に納経をいただくと無料でいただけます。
88大師カード
弘法大師御誕生1250年記念事業では、弘法大師様のご生涯や四国霊場の縁起が描かれた特製の「88記念カード」が授与されます。
大師は諸国を巡って井戸ため池 道路 橋を作り
温泉湯治の利益を伝えられた
カードのデザインは四国内のデザイン専門学生の生徒が手掛け、若い人にもお遍路をしてもらいたいとの思いが込められているのだとか。
各札所分すべて集めると、以下のようにパネルが完成し物語が完成するというものです。
私がお勧めする納経帳・御影帳 これさえあれば大丈夫!!
アクセスと駐車場情報!
普通駐車場は80台ほどあり、無料で駐めることができます!
アクセスはしやすく、土成インターチェンジ出口を右折、次の信号を右折、県道139号線を東へ3.5km行くと右手に見えてきます。
周辺のおすすめ施設を紹介
四国お遍路で急足でお寺からお寺に訪問するだけではもったいないです。周辺の観光スポットや施設、グルメをじっくり楽しむことをおすすめします。
おすすめ観光スポット
おすすめグルメ
四国八十八ヶ所 前後の札所を紹介!
四国八十八ヶ所の6番札所安楽寺の前後の札所は、5番札所地蔵寺と7番札所十楽寺です。
【四国お遍路第5番】地蔵寺 参拝記!見どころ・納経など紹介!奥の院にある五百羅漢は必見!
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【徳島県阿波の国】四国八十八ヶ所 札所と巡り方を紹介!おすすめ施設・宿も合わせて紹介!
まとめ
四国八十八ヶ所を歩きお遍路する方は、安楽寺を参拝し終わると夕方になる頃、安楽寺の天然温泉である弘法の湯に浸かって文化財の方丈の宿坊に宿泊が楽しいと思います!
続いてそのまま、四国八十八ヶ所お遍路旅第7番札所 j十楽寺に向かいます!
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