【四国お遍路第22番】平等寺 参拝記!見どころ・納経など紹介!平等にと願いが込められた寺!

四国八十八ヶ所巡礼

四国お遍路で平等寺を参拝する人

「四国八十八ヶ所巡りで第22番札所の平等寺を巡礼するんだけど、平等寺ってどんな寺か知らないし、どこが見どころなのかもよくわからないな。あと、参拝の注意点や周辺のおすすめ施設とかもあると教えて欲しいな。」

今回はこういった疑問にお応えしていきます。

平等寺は、大師の井戸水によって人々が分け隔てなく平等に救済されますようにと願いが込められたお寺で、寺号がそれにちなんでつけられています。「弘法の霊水」は持ち帰り可能!

今回は【四国八十八ヶ所22番】平等寺の見どころや参拝の注意点、周辺のおすすめ施設などについて詳しく紹介していきます。

本記事を書いている20代の僕は、弘法大師ご誕生1250年の節目を機に、マイカーで巡礼しました。ただ勢いよく巡礼するのではなく、お寺の見どころや観光スポット、地元グルメを楽しみながらのんびり回ることを重点に四国お遍路の楽しさを紹介しています。

 

四国八十八ヶ所巡礼を始めたいんだけど、四国お遍路の旅がどんなもので、どのくらいの費用がかかるのかなどの、始め方やルール、楽しみ方をバッチリ紹介しています。気になることがあれば是非チェックしてみてください!

→四国お遍路の旅の始め方・楽しみ方をバッチリ紹介!

ではさっそく【四国八十八ヶ所第22番】平等寺の巡礼をみていきましょう。

スポンサーリンク

【四国八十八ヶ所第22番】平等寺の基本情報

四国八十八ヶ所第22番の平等寺は、弘法大師が開基したお寺です。

宗派 高野山真言宗 開基 弘法大師
御本尊 薬師如来 創建 弘仁5年(814)
御詠歌 平等にへだてのなきと聞く時は あらたのもしき仏とぞみる

御詠歌の意味は?

仏教の核心の理念である平等と浄土宗の信仰に基づいており、すべての人々が平等であり、阿弥陀仏に帰依することで救済される可能性があるという思想を表しています。
スポンサーリンク

平等寺の物語

平等寺の寺報には以下の伝説が残されています。

医者に見離された人が巡礼中に治ったというもので、この寺に訪れた参拝者が、足に障害があり歩けないので木製の車で寝泊りしながら巡礼していたところ、このお寺で霊験を授かって歩けるようになったのです。

それ以降に大正・昭和の時代に医者に見放された足の不自由な人が巡礼を始め、この寺で霊験をさずかって足が治ったため記念として本堂には3台の箱車が奉納され、健脚祈願として有名になったのです。

「平等寺」の実際の様子は?見どころも紹介

駐車場に車をとめてお寺の入り口である山門に向かいます。

山門である仁王門は趣ある門です。仁王門に控える像は、彩色が施されており色鮮やかです。

像の背後には大きな草鞋が置いてあります。

門をくぐると、一直線に参道があり石段を上がった先に本堂があるのがわかります。

境内はコンパクトな印象です。

参道を進むと右手に大きな弘法大師像を発見!

その奥に手水舎があります。

参拝前に身を清めて本堂に向かいます!

本堂に登る石段のすぐ横に大師が杖で掘ったとされる開運鏡の井戸があります。注目の見どころスポット

大師はこの地での修行を志し加持水を求めて井戸を掘られたところ、乳のごとき白い水が湧き溢れ、その霊水で御を清められた大師は百日間護摩行を続けた後にお薬師さまの姿を木に刻まれ本尊として安置されたのです。

どんな日照りにも枯れることなくこんこんと湧き出ており、現在は無色透明で飲用に適し、万病に効く「弘法の霊水」として知られており、持ち帰ることも可能!

本堂に登る石段は男坂と女坂と分かれています。

それぞれ本厄の年齢と同じ段数になっている為、厄除を祈願して1段1段にお賽銭を置いていく参拝者が多いようです。

こちらが本堂。

本尊は、薬師如来です。弘法大師は、自ら薬師如来を彫られ、本尊に安置されました。

本堂の中の天井にはたくさんの草花が描かれた天井絵が埋め尽くされています。色あざかできれいです。

ろうそくと線香をあげ、納め札と賽銭を納め、礼拝し読経します。

本堂内には霊験を授かった記念の箱車が置かれています。

続いてこちらが大師堂。

大師堂は、弘法大師がご本尊となります。

参拝はこれで終了です。

本尊納経と88大師メッセージ

88大師メッセージは、納経帳の左上に弘法大師様のお言葉や仏の教えにまつわる言葉を刻した記念印が押さます。お寺によって押印されるお言葉が異なるので、どのような言葉が押印されるか楽しみの一つです。

平等寺の納経

88大師メッセージ(記念印)

善説佛語と書かれています。意味はこちら

御影と88大師カードを頂こう!

御影

御影とは、そのお寺に奉られているご本尊様が描かれており、ご本尊様の分身と言われています。
この御影は、「納経軸」または、「納経帳」に納経をいただくと無料でいただけます。

88大師カード

弘法大師御誕生1250年記念事業では、弘法大師様のご生涯や四国霊場の縁起が描かれた特製の「88記念カード」が授与されます。

30 恵果より大曼荼羅を賜う

恵果和尚は密教を伝えるには金胎両部大曼荼羅が日本に必要と大師に贈られた

カードのデザインは四国内のデザイン専門学生の生徒が手掛け、若い人にもお遍路をしてもらいたいとの思いが込められているのだとか。

各札所分すべて集めると、以下のようにパネルが完成し物語が完成するというものです。

私がお勧めする納経帳・御影帳 これさえあれば大丈夫!!

 

アクセスと駐車場情報!

普通駐車場は30台ほどあり、無料で駐めることができます!

アクセスはしやすく、県道24号の新野町交差点を右折し、看板に沿って進むと着きます。

 

周辺のおすすめ施設を紹介

四国お遍路で急足でお寺からお寺に訪問するだけではもったいないです。周辺の観光スポットや施設、グルメをじっくり楽しむことをおすすめします。

おすすめ観光スポット

大塚国際美術館
渦潮クルーズ
鳴門市ドイツ館

おすすめグルメ

徳島ラーメン

四国八十八ヶ所 前後の札所を紹介!

四国八十八ヶ所の22番札所平等寺の前後の札所は、21番札所大龍寺と23番札所薬王寺です。

【四国お遍路第21番】大龍寺 参拝記!見どころ・納経など紹介!西の高野と呼ばれるほどのBIG境内!

【四国お遍路第23番】薬王寺 参拝記!見どころ・納経など紹介!全国に名を馳せる厄除け寺!

徳島県 阿波の国 発心道場の札所の巡り方や札所まとめはこちらからどうぞ!

【徳島県阿波の国】四国八十八ヶ所 札所と巡り方を紹介!おすすめ施設・宿も合わせて紹介! 

まとめ

四国八十八ヶ所の最初の道場である阿波の国「発心道場」も次であと一つに。参拝の手順や読経が身に付いてくるようになりました。

続いてそのまま、四国八十八ヶ所お遍路旅第23番札所 薬王寺に向かいます!

記事の共有・ブログの購読

最後まで読んで頂きありがとうございます。

今後も役に立つおもしろい記事を配信し作っていきます‼︎

コメント

タイトルとURLをコピーしました