四国お遍路で青龍寺を参拝する人
「四国八十八ヶ所巡りで第36番札所の青龍寺を巡礼するんだけど、青龍寺ってどんな寺か知らないし、どこが見どころなのかもよくわからないな。あと、参拝の注意点や周辺のおすすめ施設とかもあると教えて欲しいな。」
今回はこういった疑問にお応えしていきます。
今回は【四国八十八ヶ所第36番】青龍寺の見どころや参拝の注意点、周辺のおすすめ施設などについて詳しく紹介していきます。
本記事を書いている20代の僕は、弘法大師ご誕生1250年の節目を機に、マイカーで巡礼しました。ただ勢いよく巡礼するのではなく、お寺の見どころや観光スポット、地元グルメを楽しみながらのんびり回ることを重点に四国お遍路の楽しさを紹介しています。
目次
ではさっそく【四国八十八ヶ所第36番】青龍寺の巡礼をみていきましょう。
【四国八十八ヶ所第36番】青龍寺の基本情報
四国八十八ヶ所第36番の青龍寺は、弘法大師が唐にある青龍寺で、日本にも青龍寺を建立したいと考え開基したお寺です。
宗派 | 真言宗豊山派 | 開基 | 弘法大師 |
御本尊 | 波切不動明王 | 創建 | 弘仁6年(815) |
御詠歌の意味は?
「青龍寺」の実際の様子は?見どころも紹介
駐車場に車をとめてお寺の入り口である仁王門に向かいます。
仁王門へはこの石段を登っていきます。
石段の途中には、色鮮やかな三重塔があります。
静かな森の中にある三重塔は、周囲に生い茂る木々の緑に映えて、思わず目を奪われてしまいます!
石段を進むと仁王門が見えてきます。仁王門は簡素な佇まいの門です。
門の両脇には仁王像がいます。
門を抜けると再び石段があります。
170段の階段の脇には、お地蔵さんが並んでいます。
石段を登り切ると正面に本堂が見えてきます。
こちらが本堂。
本尊は、波切不動明王です。
弘法大師は、唐の長安の青龍寺で真言密教の奥義を受けた際に、その恩に報いるため日本も青龍寺を建立しようと、東の空に向かって独鈷杵を投げ、有縁の勝地が選ばれるようにと祈願した。
独鈷杵は帰国後、大師がこの地で巡教の旅をしているときに、この地に刺さっているのを見つけたのだとか!
ろうそくと線香をあげ、納め札と賽銭を納め、礼拝し読経します。
本堂の横には趣のある像が!
向かいには西国三十三ヶ所巡礼の観音石像がずらりと並んできます。
続いてこちらが大師堂。
大師堂は、弘法大師がご本尊となります。
本尊納経と88大師メッセージ
88大師メッセージは、納経帳の左上に弘法大師様のお言葉や仏の教えにまつわる言葉を刻した記念印が押さます。お寺によって押印されるお言葉が異なるので、どのような言葉が押印されるか楽しみの一つです。
青龍寺の納経
88大師メッセージ(記念印)
*無 と書かれています。意味はこちら
御影と88大師カードを頂こう!
御影
御影とは、そのお寺に奉られているご本尊様が描かれており、ご本尊様の分身と言われています。 この御影は、「納経軸」または、「納経帳」に納経をいただくと無料でいただけます。
88大師カード
弘法大師御誕生1250年記念事業では、弘法大師様のご生涯や四国霊場の縁起が描かれた特製の「88記念カード」が授与されます。
38 独鈷杵は四国に届く
帰朝の時 大師が投じた三鈷の内独鈷は土佐に届きお四国は大師の聖地となる
カードのデザインは四国内のデザイン専門学生の生徒が手掛け、若い人にもお遍路をしてもらいたいとの思いが込められているのだとか。
各札所分すべて集めると、以下のようにパネルが完成し物語が完成するというものです。
私がお勧めする納経帳・御影帳 これさえあれば大丈夫!!
アクセスと駐車場情報!
普通駐車場は20台ほどあり、無料で駐めることができます!
アクセスはしやすく、土佐インターチェンジから、国道56号線、県道39号線を通り、土佐市宇佐町へ。県道23号線・県道47号線を海沿いに走り、バス停留所を右折すると着きます。
周辺のおすすめ施設を紹介
四国お遍路で急足でお寺からお寺に訪問するだけではもったいないです。周辺の観光スポットや施設、グルメをじっくり楽しむことをおすすめします。
おすすめ観光スポット
桂浜
ひろめ市場
高知県立牧野植物園
坂本龍馬誕生の地
おすすめグルメ
室戸キンメ丼
カツオのたたき
清水さば
四国八十八ヶ所 前後の札所を紹介!
四国八十八ヶ所の36番札所青龍寺の前後の札所は、35番札所清瀧寺と37番札所岩本寺です。
【四国お遍路第35番】清瀧寺 参拝記!見どころ・納経など紹介!厄除の名刹!
【四国お遍路第37番】岩本寺 参拝記!見どころ・納経など紹介!大師の七不思議が伝わる伝説の寺!
高知県 土佐の国 修行道場の札所の巡り方や札所まとめはこちらからどうぞ!
【高知県土佐の国】四国八十八ヶ所 札所と巡り方を紹介!おすすめ施設・宿も合わせて紹介!
まとめ
四国八十八ヶ所 青龍寺へ行く際は「宇佐の大橋」を渡りますが、昭和48年に橋が開通するまでは、浦ノ内湾の湾口約400mを船で渡っていたようです。弘法大師も青龍寺を創建するさいに、この湾を船で渡っていたのだとか!
続いてそのまま、四国八十八ヶ所お遍路旅第37番札所 岩本寺に向かいます!
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