四国お遍路で浄土寺を参拝する人
「四国八十八ヶ所巡りで第49番札所の浄土寺を巡礼するんだけど、浄土寺ってどんな寺か知らないし、どこが見どころなのかもよくわからないな。あと、参拝の注意点や周辺のおすすめ施設とかもあると教えて欲しいな。」
今回はこういった疑問にお応えしていきます。
今回は【四国八十八ヶ所第49番】浄土寺の見どころや参拝の注意点、周辺のおすすめ施設などについて詳しく紹介していきます。

本記事を書いている20代の僕は、弘法大師ご誕生1250年の節目を機に、マイカーで巡礼しました。ただ勢いよく巡礼するのではなく、お寺の見どころや観光スポット、地元グルメを楽しみながらのんびり回ることを重点に四国お遍路の楽しさを紹介しています。
ではさっそく【四国八十八ヶ所第49番】浄土寺の巡礼をみていきましょう。
目次
【四国八十八ヶ所第49番】浄土寺の基本情報
四国八十八ヶ所第49番の浄土寺は、恵明上人が開基したお寺です。弘法大師は荒廃した伽藍を再興し霊場に定めました。
宗派 | 真言宗豊山派 | 開基 | 恵明上人 |
御本尊 | 釈迦如来 | 創建 | 天平勝宝年間(749〜757) |
御詠歌の意味は?
「浄土寺」の実際の様子は?見どころも紹介
駐車場に車をとめてお寺の入り口に向かいます。
お寺の入り口は駐車場からすぐの場所に仁王門が見えてきます。
仁王門は風格ある佇まいの門です。門の両脇には仁王像がいます。
金剛力士像の目玉はかなり迫力がありますが、一時目玉が盗まれたことがあったようです。
門を抜け再び石段を登っていくと、正面に堂々とした本堂が見えてきます。
正面に見える本堂は、1482年に創建された和様と唐様が折衷した建物で、本瓦葺き・寄棟造りで国の重要文化財に指定されています。
本尊は、釈迦如来です。残念ながら絶対秘仏のため直接拝むことは一生できません。
本堂には、空也上人(903〜72)の姿が安置されています。腰のまがったやせた身に、鹿の皮をまとい、ツエをつき鉦をたたきながら行脚し、「南無阿弥陀仏」を唱えるひと言ひと言が小さな仏となって口からでる姿です。
道路を補修し、橋を架け、井戸を掘っては民衆を救い、また広野に棄てられた死体を火葬にし、阿弥陀仏を唱えて供養した遊行僧、念仏聖です。
ろうそくと線香をあげ、納め札と賽銭を納め、礼拝し読経します。
そしてすぐ横に大師堂。
大師堂は、弘法大師がご本尊となります。
納経所の方へ向かう途中に、七福神の愛嬌たっぷりの石像が並んでいます!
本尊納経と88大師メッセージ
88大師メッセージは、納経帳の左上に弘法大師様のお言葉や仏の教えにまつわる言葉を刻した記念印が押さます。お寺によって押印されるお言葉が異なるので、どのような言葉が押印されるか楽しみの一つです。
浄土寺の納経
御影と88大師カードを頂こう!
御影
御影とは、そのお寺に奉られているご本尊様が描かれており、ご本尊様の分身と言われています。 この御影は、「納経軸」または、「納経帳」に納経をいただくと無料でいただけます。
88大師カード
弘法大師御誕生1250年記念事業では、弘法大師様のご生涯や四国霊場の縁起が描かれた特製の「88記念カード」が授与されます。
43 東大寺別当就任、蜂退散
大師は東大寺別当に就任 それまで東大寺で人々を刺していた蜂が出なくなった
カードのデザインは四国内のデザイン専門学生の生徒が手掛け、若い人にもお遍路をしてもらいたいとの思いが込められているのだとか。
各札所分すべて集めると、以下のようにパネルが完成し物語が完成するというものです。
私がお勧めする納経帳・御影帳 これさえあれば大丈夫!!
アクセスと駐車場情報!
普通駐車場は、45台ほどあり、有料で駐めることができます!
アクセスはしやすく、松山インターチェンジから国道33号線を松山市街へ進み、天山交差点を右折し、環状線に入り、枝松交差点を右折し県道40号線を川内方面へ約3km走り、左折すると正面に着きます。
周辺のおすすめ施設を紹介
四国お遍路で急足でお寺からお寺に訪問するだけではもったいないです。周辺の観光スポットや施設、グルメをじっくり楽しむことをおすすめします。
おすすめ観光スポット
道後温泉
坂の上の雲ミュージアム
しまなみ街道
タオル美術館
おすすめグルメ
宇和島鯛めし
鍋焼きうどん
鯛そうめん
ラーメン(今治)
まとめ
愛媛県も松山や今治など数多くの名物料理や観光もあるので、じっくり楽しんでいきたいところです。
そして浄土寺は、教科書でも有名な空也上人の像が置かれる馴染み深いお寺でした!
続いてそのまま、四国八十八ヶ所お遍路旅第50番札所 繁多寺に向かいます!
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