【西国三十三所27番】圓教寺参拝記!見どころ・アクセスなど徹底紹介 西国三十三所で最大規模の敷地!

西国三十三ヶ所巡礼

西国三十三所巡礼で圓教寺を参拝する人

「西国三十三所27番の圓教寺を巡礼するんだけど、圓教寺ってどんな寺か知らないし、どこが見どころなのかもよくわからないな。あと、参拝の注意点や周辺のおすすめ施設とかもあると教えて欲しいな。」

今回はこういった疑問にお応えしていきます。

圓教寺は、「西の比叡山」ともいわれ西国三十三所で最大規模の境内で、森厳かつ広大な山上伽藍と建築空間美が見どころの古刹です。また、ハリウッド映画「ラストサムライ」の舞台にもなった寺院です。

今回は【西国三十三所27番】圓教寺の見どころや参拝の注意点、周辺のおすすめ施設などについて詳しく紹介していきます。

本記事を書いている僕は、過去に30か国以上訪問してきた経験から、旅のコツを経験をもとに得た情報を発信しています。また、お金をあまりかけずにお得に生活するコツなども紹介しています。

ではさっそく【西国三十三所27番】圓教寺の巡礼をみていきましょう。

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【西国三十三所27番】圓教寺の基本情報

西国三十三所 第27番札所の圓教寺。標高371m、11万坪の寺域を有する書寫山圓教寺は、康保3年(966)性空上人が開創、西の比叡山」として高い寺格を持ちます。

宗派 天台宗 開基 性空上人
御本尊 六臂如意輪観世音菩薩 創建 康保3(966)年
御詠歌  はるばると のぼれば書寫の 山おろし 松のひびきも 御法なるらん

御詠歌の意味は?

準備中

圓教寺の物語

書写山圓教寺は、966(康保3)年に、性空上人が開いたお寺です。

書写山と呼ばれる名前の由来は、それ以前は、素戔(そさ)山と称していましたが、性空上人が山を登る途中に、仙人のお告げによって、書写山と改めたといいます。

性空上人について、明治時代の姫路ガイド『現代語訳 沿革考証 姫路名勝誌』のなかに、このような記述があります。

智慧は深く徳は高く、その名は全国に聞こえ、時の天皇も大変尊敬された。

『現代語訳 沿革考証 姫路名勝誌』p72より

書写山圓教寺は、京都から遠いにもかかわらず、皇族・貴族の信仰があつく、時の天皇や皇后も来臨されています。花山法皇は二度も御来駕に上人の教えを受けられ、後白河法皇も七日間、御参籠になり、後醍醐天皇は隠岐の島より御還幸の際、一泊したようです。

性空上人と同じ時代に生きた、百人一首で有名な和泉式部も、京都から訪問しています。この時に和泉式部が詠んだ歌は、勅撰「拾遺和歌集」に収録されており、書写山圓教寺の境内には、歌塚塔があります。

以来、多くの信仰を集め、善男善女の参詣や多くの僧侶の修行の道場として栄え、西の比叡山とも呼ばれるようになり、現在も、北は北海道、南は九州から、春の訪れとともに、参詣者が絶えないです。
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「圓教寺」の参拝訪問記 見どころを紹介

圓教寺は、書写山の頂上近くにあります。ふもとから本堂までは、ロープウェーが開通されており、簡単に頂上まで登ることができます。また登山道もあるので、西国巡礼の難所を味わいたい方は登山してみるのもいいかもです。私は、帰りだけ登山道で下山しました。

想像以上に急な斜面を歩くので、体力に自信がない人は無難にロープウェーがおすすめです。

切符を買い、書写駅から山上駅に向かいます。

ロープウェーから姫路の景色が望めます。手前にある道は、山陽道路です。

山上駅に到着すると、展望デッキがあり、絶景を味わえます。

播磨灘が見渡せる他、よく見ると、世界で二番目に長い明石海峡大橋も見ることができます。勘違いされる方が多いですが、明石海峡大橋は世界最長ではないんです。

少し歩くと圓教寺志納所があり、志納金500円(西国巡礼の道徒歩20分)もしくは、山上マイクロバス往復1000円を払います。

徒歩で行くと西国の写し本尊が道沿いにあり、途中展望の良い場所も通るので、急ぎでなければやはり巡礼道がお勧めです。

西国巡礼の道の途中に1番札所から順に西国三十三観音の観音さまの像が並んでいます。

この観音様は【西国第三番】粉河寺のものになります。

西国巡礼の道を真っ直ぐ進むと仁王門が見えてきます。

こちらの仁王門は兵庫県指定文化財になっている江戸時代初期に建てられたものです。正門となる仁王門は、両側に仁王像が立っており、あいだを通って境内に入っていきます。

仁王とは
寺門の左右にあって、外敵を払う守護神。金剛力士ともいう。口を開けた阿形(あぎょう)と、閉じた吽形(うんぎょう)が一対となる。

この門をさらに進んで行くと湯屋橋と呼ばれる石橋の先に階段が見えてきました。

この橋を渡ると、圓教寺摩尼殿が見えてきます。摩尼殿は本堂にあたり、如意輪堂とも呼ばれます。

山中で桜の霊木を見つけた性空上人は、その生木に如意輪観音像を刻んで本尊とし、その上に摩尼殿を建てたとされます。その後、花山法皇から「圓教寺」の寺号を賜りました。

京都の清水寺のように舞台造りになっているとても大きなお堂です。手前にある階段を進むと摩尼殿の中へ入ることが出来ます。

階段の途中から見ると、舞台の迫力が凄い!!

摩尼殿はお堂内での参拝が可能なので、中で参拝させて頂きました!その後、舞台の上から周辺を見渡します。

遠目だと小さく見えていた摩尼殿と書かれた額も近くで見ると大迫力です。

「摩尼殿」のご本尊は如意輪観音です。

柔らかな表情の六臂如意輪観音、その本尊を守るように左右に2体ずつ四天王像が安置されています。四天王像は平安中期の作で、兵庫県下に現存する最古のものです。

注目の見どころすスポット:大講堂、食堂、常行堂がコの字型に並ぶ景観は圧巻

摩尼殿の裏道から進むと広場のようになっており、「三つの堂」(すべて国重文)が見えてきます。

コの字型に並んだお堂は左から常行堂

食堂(じきどう)

大講堂

大講堂には釈迦三尊像が祀られ、向かい合う常行堂の舞台ではかつて釈迦如来へ奉納する舞や雅楽が行われたそうです。

食堂では特別公開の播州書寫山縁起絵巻ほか、寺宝が展示されており、見ごたえがあります。

食堂の展示室に飾られている「悦」の文字。令和4年のお正月に書かれたものだったので、毎年書かれているようです。

食堂の中は、博物館みたい。

この場所を中心に、「駆込み女と駆出し男」、「黒衣の刺客」、「大河ドラマ 軍師官兵衛」、「ラストサムライ」など、数々の映画やドラマのロケが行われています。

注目の見どころすスポット:奥之院(開山堂)

この先に奥の院があります。

左から、護法堂拝殿(弁慶の学問所)、開山堂(国重文)、護法堂(乙天社と若天社)とコの字型に並んでいます。

奥之院は、開山上人である性空上人を祀っているお堂なので、開山堂とも呼ばれています。

下山はロープウェーを使わず、登山道から歩いて降りて行きます。途中に日本で最も小さい池を発見。

一通り見るのに半日はみておいたほうがいいと思います。

御朱印と散華

西国三十三所の各お寺では御朱印帳(納経帳)、専用八角形の用紙(曼荼羅)、白衣、掛け軸などに御朱印(納経印)などで書いてもらうことができます。料金は300円です。

西国三十三所 御朱印

西国三十三ヶ所

*中央の字は摩尼殿と書かれています。

草創1300年特別印

*中央に本尊の六臂如意輪観音、その四方に四天王を表す梵字を配置している。

散華

西国三十三所早創1300年記念事業では、御朱印を頂くとオリジナルの散華を無料で頂けます。

散華とは、「蓮華(ハスの花)の花びら」を模した紙のお守りのことで、札所ごとに観音経の一字が書かれ、各札所分すべて集めると、以下のように観音経の一部が完成するというものです。

私がお勧めする御朱印帳・散華台帳 これさえあれば大丈夫!!

アクセスの仕方

圓教寺は姫路市内の北側にあり、車でもバスでも簡単にアクセスすることができます。現在はロープウェーが開通されていて本堂までアクセスはかなりしやすいです。

しかし西国巡礼の厳しさを味わうのに、登山道から徒歩で登るのはかなりの時間と体力が必要ですが、おすすめです!

圓教寺の巡礼情報  
住所 兵庫県姫路市書写2968
拝観料 拝観志納金 500円 別途シャトルバス協力金 500円
拝観・御朱印時間 【拝観】8:30~17:00
【御朱印】8:30~17:00
アクセス(電車)
  • 姫路駅から神姫バス「書写ロープウェイ」行きで25分
  • ロープウェイ4分,山上駅から徒歩15分
アクセス(車) 山陽自動車道「姫路西IC」から約5km(ロープウェイ山麓駅まで)
駐車場 あり ロープウェイ無料駐車場有
WEBサイト 公式サイトはこちら

 

周辺のおすすめ施設を紹介

西国三十三所巡りで急足でお寺からお寺に訪問するだけではもったいないです。周辺の観光スポットや施設、飲食店をじっくり楽しむことをおすすめします。

スイーツ巡礼

西国三十三所巡りで見逃せないのがスイーツ巡礼です。西国三十三所のお寺と関わりのある名産品、地元の特産物などを頂きながら巡礼するとまた別の楽しみが増えるのでおすすめです。

①書写千年杉バームクーヘン(杵屋 書写お菓子の里)
巻物のような包装を開けると、松の木の幹のようなバームクーヘンが入ってます。このバームクーヘン、ちょっと変わってて、真ん中には小倉クリームが入ってて、周りはチョコレートとアーモンドスライスでコーティングされています。しっとりしてて美味しい!
 
 
住所 〒671-2201 兵庫県姫路市書写1086 
営業時間 日曜日、8時00分~17時00分
アクセス  
②玉椿(伊勢屋本店)

元禄年間創業の和菓子店で販売せれている玉椿は、11代将軍・徳川家斉の娘と姫路藩主の婚礼祝いに作られたそうです。ふわふわで柔らかい。姫路の銘菓にもなっています。

住所 〒670-0901 兵庫県姫路市西二階町84
営業時間 9時00分~18時00分
アクセス 圓教寺から車で20分

  

ランチ・軽食におすすめ飲食店

姫山茶寮 古民家空間で優雅に過ごせる

姫路城のすぐ辺りにある古民家でいただけるレストラン。一番人気の「大名つづら」は、小箱に小鉢入りの逸品料理を並べた贅沢な内容です。ひとつひとつ丁寧に作られているので、優れた香り、風味、口当たり贅沢な味わいが堪能できる。

住所 〒670-0022 兵庫県姫路市小利木町8
営業時間 11時30分~14時00分、17時00分~20時30分 (水曜定休日)
アクセス 圓教寺から車で17分

 

周辺おすすめ観光スポット

圓教寺周辺のおすすめホテル・宿泊

塩田温泉 夢乃井 田園風景が望める温泉旅館でまったり
 

 

ホテルモントレ姫路 客室から姫路城が望める

 

 

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まとめ

西の比叡山と呼ばれるだけあって、壮大な伽藍が繰り広げられる大寺院でした。西国礼所の観音堂摩尼殿の建築様式にうっとしてしまうほど、豪壮な舞台造りに感動です。書写山から望む景色にも必見です。

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