【四国お遍路第16番】観音寺 参拝記!見どころ・納経など紹介!古い街並みに溶け込む古刹!

四国八十八ヶ所巡礼

四国お遍路で観音寺を参拝する人

「四国八十八ヶ所巡りで第16番札所の観音寺を巡礼するんだけど、観音寺ってどんな寺か知らないし、どこが見どころなのかもよくわからないな。あと、参拝の注意点や周辺のおすすめ施設とかもあると教えて欲しいな。」

今回はこういった疑問にお応えしていきます。

観音寺は、昔ながらの街並みの中にある田舎の風情を漂わせているお寺です。境内はこじんまりとしたコンパクトなお寺です。

今回は【四国八十八ヶ所第16番】観音寺の見どころや参拝の注意点、周辺のおすすめ施設などについて詳しく紹介していきます。

本記事を書いている20代の僕は、弘法大師ご誕生1250年の節目を機に、マイカーで巡礼しました。ただ勢いよく巡礼するのではなく、お寺の見どころや観光スポット、地元グルメを楽しみながらのんびり回ることを重点に四国お遍路の楽しさを紹介しています。

 

四国八十八ヶ所巡礼を始めたいんだけど、四国お遍路の旅がどんなもので、どのくらいの費用がかかるのかなどの、始め方やルール、楽しみ方をバッチリ紹介しています。気になることがあれば是非チェックしてみてください!

→四国お遍路の旅の始め方・楽しみ方をバッチリ紹介!

ではさっそく【四国八十八ヶ所第16番】観音寺の巡礼をみていきましょう。

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【四国八十八ヶ所第16番】観音寺の基本情報

四国八十八ヶ所第16番の観音寺は、この地に訪れた弘法大師が開基したお寺です。

宗派 高野山真言宗 開基 弘法大師
御本尊 千手観世音菩薩 創建 天平13年(741)
御詠歌 忘れずも導きたまえ観音寺 西方世界弥陀の浄土へ

御詠歌の意味は?

「忘れずに私たちを導いてください」という意味であり、信仰者が観音菩薩に対する祈りや願いを表現するもので、「西方世界弥陀の浄土」は、釈迦如来が説く極楽浄土への到達を指し、永遠の安らぎと苦しみからの解放を象徴しています。
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「観音寺」の実際の様子は?見どころも紹介

駐車場に車をとめてお寺の入り口である山門に向かいます。山門は駐車場のすぐ横にあるので楽々アクセスできます!

観音寺は地元信仰の厚いお寺で、古い街並みの中に佇んでいます。昔ながらの田舎の風情が感じられるとても良いお寺です。

山門は鐘楼が備わった鐘楼門です。和様重層の堂々とした門は立派な佇まいです。

門に控える像は、ありませんでした。

門をくぐるといきなり正面に本堂があります。門と本堂の距離は四国霊場の中でも一番近い距離にあります。

敷地はコンパクトで、門から境内を見渡すことができます。

本堂の左手にこじんまりとした弘法大師像を発見!

その奥に昔激しい雷に打たれても倒れないモチの木がそびえています。

参拝前に手水舎で身を清めて本堂に向かいます!

本尊は、千手観世音菩薩です。弘法大師は、等身大の千手観世音菩薩を刻んで、本尊に安置されました。その両脇侍に不動明王毘沙門天を安置し、観世音菩薩の功徳と不動明王の威力、毘沙門天の授福にあやかります。四国八十八ヶ所第12番の焼山寺と同じ形式になっています。

ろうそくと線香をあげ、納め札と賽銭を納め、礼拝し読経します。

続いてこちらが大師堂。

大師堂は、弘法大師がご本尊となります。

参拝これで終了ですが、注目の見どころスポットである夜泣き地蔵尊もぜひみておきましょう!

鐘楼門の右側の岩陰に夜泣き地蔵尊がいます。気づきにくい場所にあるので良く探しましょう!

この夜泣き地蔵尊は、子供の夜泣きを止めてくれるのだとか!

多くの夜泣きで困っている親子が揃って手を合わせる姿が大勢います。夜泣き封じのご利益を授かった人のよだれ掛けが奉納されています。

本尊納経と88大師メッセージ

88大師メッセージは、納経帳の左上に弘法大師様のお言葉や仏の教えにまつわる言葉を刻した記念印が押さます。お寺によって押印されるお言葉が異なるので、どのような言葉が押印されるか楽しみの一つです。

観音寺の納経

88大師メッセージ(記念印)

諸行無常と書かれています。意味はこちら

御影と88大師カードを頂こう!

御影

御影とは、そのお寺に奉られているご本尊様が描かれており、ご本尊様の分身と言われています。
この御影は、「納経軸」または、「納経帳」に納経をいただくと無料でいただけます。

88大師カード

弘法大師御誕生1250年記念事業では、弘法大師様のご生涯や四国霊場の縁起が描かれた特製の「88記念カード」が授与されます。

58 高野山金剛峰寺の建立
大師は日本にすでに大寺院はあるが高山峻嶺に修禅道場が必要と高野山を開創

カードのデザインは四国内のデザイン専門学生の生徒が手掛け、若い人にもお遍路をしてもらいたいとの思いが込められているのだとか。

各札所分すべて集めると、以下のようにパネルが完成し物語が完成するというものです。

私がお勧めする納経帳・御影帳 これさえあれば大丈夫!!

 

アクセスと駐車場情報!

普通駐車場は10台ほどあり、無料で駐めることができます!

アクセスはしやすく、藍住インターチェンジから県道1号線を徳島市内へ行き、国道192号線と合流すると石井町方面へと走っていると看板があるので、それに沿って県道123号線へ走ると着きます。

 

周辺のおすすめ施設を紹介

四国お遍路で急足でお寺からお寺に訪問するだけではもったいないです。周辺の観光スポットや施設、グルメをじっくり楽しむことをおすすめします。

おすすめ観光スポット

大塚国際美術館
渦潮クルーズ
鳴門市ドイツ館

おすすめグルメ

徳島ラーメン

四国八十八ヶ所 前後の札所を紹介!

四国八十八ヶ所の16番札所観音寺の前後の札所は、15番札所國分寺と17番札所井戸寺です。

【四国お遍路第15番】國分寺 参拝記!見どころ・納経など紹介!阿波国分寺庭園は必見!

【四国お遍路第17番】井戸寺 参拝記!見どころ・納経など紹介!面影井戸の水を持って帰ろう!

徳島県 阿波の国 発心道場の札所の巡り方や札所まとめはこちらからどうぞ!

【徳島県阿波の国】四国八十八ヶ所 札所と巡り方を紹介!おすすめ施設・宿も合わせて紹介! 

まとめ

観音寺は地元信仰の厚いお寺で、古い街並みの中に佇んであり、昔ながらの田舎の風情が感じられるとても良いお寺でした。

続いてそのまま、四国八十八ヶ所お遍路旅第17番札所 井戸寺に向かいます!

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