【四国お遍路第11番】藤井寺 参拝記!見どころ・納経など紹介!藤の花が綺麗に咲くお寺!

四国八十八ヶ所巡礼

四国お遍路で藤井寺を参拝する人

「四国八十八ヶ所巡りで第11番札所の藤井寺を巡礼するんだけど、藤井寺ってどんな寺か知らないし、どこが見どころなのかもよくわからないな。あと、参拝の注意点や周辺のおすすめ施設とかもあると教えて欲しいな。」

今回はこういった疑問にお応えしていきます。

藤井寺は、寺名の由来でもある色鮮やかな藤が咲く藤棚は弘法大師が植えたとされる伝説があるお寺です。

今回は【四国八十八ヶ所第11番】藤井寺の見どころや参拝の注意点、周辺のおすすめ施設などについて詳しく紹介していきます。

本記事を書いている20代の僕は、弘法大師ご誕生1250年の節目を機に、マイカーで巡礼しました。ただ勢いよく巡礼するのではなく、お寺の見どころや観光スポット、地元グルメを楽しみながらのんびり回ることを重点に四国お遍路の楽しさを紹介しています。

四国八十八ヶ所巡礼を始めたいんだけど、四国お遍路の旅がどんなもので、どのくらいの費用がかかるのかなどの、始め方やルール、楽しみ方をバッチリ紹介しています。気になることがあれば是非チェックしてみてください!

→四国お遍路の旅の始め方・楽しみ方をバッチリ紹介!

ではさっそく【四国八十八ヶ所第11番】藤井寺の巡礼をみていきましょう。

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【四国八十八ヶ所第11番】藤井寺の基本情報

四国八十八ヶ所11番の地蔵寺は、弘法大師が開基したお寺です。

宗派 臨済宗妙心寺派 開基 弘法大師
御本尊 薬師如来 創建 弘仁6年(815)
御詠歌 色も香も無比中道の藤井寺 真如の波のたたぬ日もなし

御詠歌の意味は?

藤井寺が色や香りの面でも他の寺院に比べて特別であると同時に、真如の本質が変化や乱れに左右されず、常に安定していることを教えています。藤井寺を通じて、人々は真如の本質を体験し、その穏やかさと安定性を学ぶことができるとされています。
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「藤井寺」の実際の様子は?見どころも紹介

駐車場に車をとめてお寺の入り口である山門に向かいます。駐車場は有料です。

山門はこじんまりとした佇まいの門です。

山門の両側にある像は、仁王像になります。

網がかかっていて分かりづらいですが、立派な像です。

門をくぐると、すぐ右手に鐘楼があります。

おや、可愛い犬がいるな〜っと近寄ると、

置物でした。左の柴犬は本物そっくりに見えます!

参道を進んでいくと、弘法大師が植えたとされる藤棚が見えてきます。注目の見どころスポット

紫のノダ藤や八重咲きで濃い紫のレンゲ藤など色鮮やかな藤が見事に咲き誇っています。

見頃は4月下旬からGWにかけて行くと見ることができます。

ちなみに西国三十三ヶ所の葛井寺(ふじいでら)も境内に藤の花が綺麗に咲き誇るのでこちらも必見です!

【西国三十三所5番】葛井寺参拝記!見どころ・御朱印など紹介 藤の花がきれいに咲く藤寺! 

藤棚を通り過ぎると、手水舎が見えてきました。

参拝前に身を清めます。

手水舎の左奥に八臂白龍弁財天の祀った堂があります。注目の見どころスポット②

8本の手に蔵の鍵や弓、矢など様々な物を持っていて、金運や武術の上達、芸事の上達など願い事を叶えてくれるのだとか!

寄り道をたくさんしましたが、ようやく本堂です。

本尊は、薬師如来です。弘法大師は、薬師如来を彫られ、本尊に安置されました。過去に2度も火災が発生しましたが、本尊は火災の難を逃れ、重要文化財に指定されています。秘仏で直接拝むことはできません。

本堂の内部の天井には、竜雲が描かれており、林雲渓の作品です。注目の見どころスポット③

畳30場ほどの大きさでかなり迫力があります。正面のご本尊薬師如来を守っているかのように見えて面白いですね!

ろうそくと線香をあげ、納め札と賽銭を納め、礼拝し読経します。

続いてこちらが大師堂。

大師堂は、弘法大師がご本尊となります。

大師堂のすぐ横に弘法大師像を発見!

本堂の横に参道がありここから歩きお遍路の場合は、12番札所焼山寺に行くルートになります。お遍路ころがしとも言われていて、男性の足でも7時間も山道を歩かなければ超えることができない四国八十八ヶ所の一つ目の難所になります!

途中にはミニ四国八十八ヶ所やミニ西国三十三ヶ所が設けられており、楽しめる散策道になっています。

本尊納経と88大師メッセージ

88大師メッセージは、納経帳の左上に弘法大師様のお言葉や仏の教えにまつわる言葉を刻した記念印が押さます。お寺によって押印されるお言葉が異なるので、どのような言葉が押印されるか楽しみの一つです。

藤井寺の納経

88大師メッセージ(記念印)

空海の道と書かれています。意味はこちら

御影と88大師カードを頂こう!

御影

御影とは、そのお寺に奉られているご本尊様が描かれており、ご本尊様の分身と言われています。
この御影は、「納経軸」または、「納経帳」に納経をいただくと無料でいただけます。

88大師カード

弘法大師御誕生1250年記念事業では、弘法大師様のご生涯や四国霊場の縁起が描かれた特製の「88記念カード」が授与されます。

48 いろは歌、仮名の普及
大師の作と伝わるいろは歌四十七文字は子どもが文字を覚える為の手習い歌となる

カードのデザインは四国内のデザイン専門学生の生徒が手掛け、若い人にもお遍路をしてもらいたいとの思いが込められているのだとか。

各札所分すべて集めると、以下のようにパネルが完成し物語が完成するというものです。

私がお勧めする納経帳・御影帳 これさえあれば大丈夫!!

 

アクセスと駐車場情報!

門前に「本家ふじや」の駐車場があり、普通駐車場は20台ほど。有料で300円かかります。

アクセスはしやすく、土成インターチェンジから、国道318号線を左折して鴨島方面へ進み、阿波中央橋を渡り、国道192号線との突き当たりを左折。鴨島郵便局手前の信号を右折して道なりに進むとたどり着きます。

 

周辺のおすすめ施設を紹介

四国お遍路で急足でお寺からお寺に訪問するだけではもったいないです。周辺の観光スポットや施設、グルメをじっくり楽しむことをおすすめします。

おすすめ観光スポット

大塚国際美術館
渦潮クルーズ
鳴門市ドイツ館

おすすめグルメ

徳島ラーメン

四国八十八ヶ所 前後の札所を紹介!

四国八十八ヶ所の11番札所藤井寺の前後の札所は、10番札所切幡寺と12番札所焼山寺です。

【四国お遍路第10番】切幡寺 参拝記!見どころ・納経など紹介!ハサミと布を手にしたはたきり観音は必見!

【四国お遍路第12番】焼山寺 参拝記!見どころ・納経など紹介!四国八十八ヶ所の最初の難所!

徳島県 阿波の国 発心道場の札所の巡り方や札所まとめはこちらからどうぞ!

【徳島県阿波の国】四国八十八ヶ所 札所と巡り方を紹介!おすすめ施設・宿も合わせて紹介! 

四国八十八ヶ所巡礼を始めたいんだけど、四国お遍路の旅がどんなもので、どのくらいの費用がかかるのかなどの、始め方やルール、楽しみ方をバッチリ紹介しています。気になることがあれば是非チェックしてみてください!

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まとめ

四国八十八ヶ所順打ちで1番札所から車で回るとここ11番札所の藤井寺で夕方17時頃になりました。四国霊場の一番の難所とも言われる焼山寺へは翌日に行くことに。

温泉入って夕食食べて車中泊を楽しみます!

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