【四国お遍路第26番】金剛頂寺 参拝記!見どころ・納経など紹介!捕鯨の町を見守るお寺!

四国八十八ヶ所巡礼

四国お遍路で金剛頂寺を参拝する人

「四国八十八ヶ所巡りで第26番札所の金剛頂寺を巡礼するんだけど、金剛頂寺ってどんな寺か知らないし、どこが見どころなのかもよくわからないな。あと、参拝の注意点や周辺のおすすめ施設とかもあると教えて欲しいな。」

今回はこういった疑問にお応えしていきます。

金剛頂寺は、室戸岬から西にある行当岬の高台に建ち、室戸三山の一つとして通称「西寺」として親しまれています。

今回は【四国八十八ヶ所第26番】金剛頂寺の見どころや参拝の注意点、周辺のおすすめ施設などについて詳しく紹介していきます。

本記事を書いている20代の僕は、弘法大師ご誕生1250年の節目を機に、マイカーで巡礼しました。ただ勢いよく巡礼するのではなく、お寺の見どころや観光スポット、地元グルメを楽しみながらのんびり回ることを重点に四国お遍路の楽しさを紹介しています。

四国八十八ヶ所巡礼を始めたいんだけど、四国お遍路の旅がどんなもので、どのくらいの費用がかかるのかなどの、始め方やルール、楽しみ方をバッチリ紹介しています。気になることがあれば是非チェックしてみてください!

→四国お遍路の旅の始め方・楽しみ方をバッチリ紹介!

ではさっそく【四国八十八ヶ所第26番】金剛頂寺の巡礼をみていきましょう。

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【四国八十八ヶ所第26番】金剛頂寺の基本情報

四国八十八ヶ所第26番の金剛頂寺は、嵯峨天皇の勅願を受けた弘法大師が開基したお寺です。

宗派 真言宗豊山派 開基 弘法大師
御本尊 薬師如来 創建 大同2年(807)
御詠歌 往生に望みをかくる極楽は 月のかたむく西寺の空

御詠歌の意味は?

浄土宗の教義に基づく極楽浄土への往生を願う歌です。夜が訪れ、月が西に沈むという風景が、死という過程を象徴的に表現され、この風景を通じて、極楽浄土への望みや往生をあらわしています。
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「金剛頂寺」の実際の様子は?見どころも紹介

駐車場に車をとめてお寺の入り口である仁王門に向かいます。仁王門までは緩やかな登り坂と階段が続きます。

階段は厄徐階段になっており、男坂と女坂がそれぞれあります。

男女の厄年の段には印があるので、注目です!

石段の先には仁王門があります。

門をくぐると再び石段があり、登ると境内が見渡せます。

正面に大きな本堂、左手に大師堂、右手には鐘楼がある。

手水舎。参拝前に身を清めて本堂に向かいます!

こちらが本堂です。

本尊は、薬師如来です。弘法大師は、自ら本尊を彫られ、本尊に安置されました。秘仏で直接拝むことはできません。

ろうそくと線香をあげ、納め札と賽銭を納め、礼拝し読経します。

続いてこちらが大師堂。

大師堂は、弘法大師がご本尊となります。

大師堂の横には注目の見どころスポットである「一粒万倍の釜」と呼ばれる赤さびれた釜があります。

弘法大師が、三合三勺(495 g)のお米を入れて炊いたところ、万倍にも増え、飢えた人々を救ったという。

その横には、注目の見どころスポットでもある幹がコブに覆われた椿を発見!

「がん封じの椿」と呼ばれています。

枯れた後も幹が祀られており、病気平穏を願う参拝者が多いのだとか!

本尊納経と88大師メッセージ

88大師メッセージは、納経帳の左上に弘法大師様のお言葉や仏の教えにまつわる言葉を刻した記念印が押さます。お寺によって押印されるお言葉が異なるので、どのような言葉が押印されるか楽しみの一つです。

金剛頂寺の納経

88大師メッセージ(記念印)

行道 と書かれています。意味はこちら

御影と88大師カードを頂こう!

御影

御影とは、そのお寺に奉られているご本尊様が描かれており、ご本尊様の分身と言われています。
この御影は、「納経軸」または、「納経帳」に納経をいただくと無料でいただけます。

88大師カード

弘法大師御誕生1250年記念事業では、弘法大師様のご生涯や四国霊場の縁起が描かれた特製の「88記念カード」が授与されます。

19  天狗、魔物と問答
金剛頂寺の森で大師が修行を妨害する天狗 魔物と問答 され従わせたと伝う

カードのデザインは四国内のデザイン専門学生の生徒が手掛け、若い人にもお遍路をしてもらいたいとの思いが込められているのだとか。

各札所分すべて集めると、以下のようにパネルが完成し物語が完成するというものです。

私がお勧めする納経帳・御影帳 これさえあれば大丈夫!!

 

アクセスと駐車場情報!

普通駐車場は20台ほどあり、有料200円で駐めることができます!

アクセスはしやすく、南国インターチェンジから、室戸を目指す方向で国道32号線・国道55号線と走り、室戸市のバス停元橋のところで左折、道なりに約2km走ると右手に進むと着きます。

 

周辺のおすすめ施設を紹介

四国お遍路で急足でお寺からお寺に訪問するだけではもったいないです。周辺の観光スポットや施設、グルメをじっくり楽しむことをおすすめします。

おすすめ観光スポット

キラメッセ室戸 鯨館が楽しい!

青年大師像

御蔵洞

室戸岬遊歩道

おすすめグルメ

室戸キンメ丼

カツオのたたき

清水さば

四国八十八ヶ所 前後の札所を紹介!

四国八十八ヶ所の26番札所金剛頂寺の前後の札所は、25番札所津照寺と27番札所神峯寺です。

【四国お遍路第25番】津照寺 参拝記!見どころ・納経など紹介!本尊は海の守り仏!

【四国お遍路第27番】神峯寺 参拝記!見どころ・納経など紹介!土佐の国の関所!

高知県 土佐の国 修行道場の札所の巡り方や札所まとめはこちらからどうぞ!

【高知県土佐の国】四国八十八ヶ所 札所と巡り方を紹介!おすすめ施設・宿も合わせて紹介!

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まとめ

四国八十八ヶ所の金剛頂寺は西寺と呼ばれるのに対して、24番札所の最御崎寺は東寺と呼ばれ、どちらも室戸三山の一つとして知られています!この辺りは太平洋の景色が綺麗ので最高です。

続いてそのまま、四国八十八ヶ所お遍路旅第27番札所 神峯寺に向かいます!

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