【四国お遍路第17番】井戸寺 参拝記!見どころ・納経など紹介!面影井戸の水を持って帰ろう!

四国八十八ヶ所巡礼

四国お遍路で地蔵寺を参拝する人

「四国八十八ヶ所巡りで第17番札所の井戸寺を巡礼するんだけど、井戸寺ってどんな寺か知らないし、どこが見どころなのかもよくわからないな。あと、参拝の注意点や周辺のおすすめ施設とかもあると教えて欲しいな。」

今回はこういった疑問にお応えしていきます。

井戸寺は、寺号の由来ともなっている面影の井戸があり、水不足に苦労して哀れんでいた村人のために大師が一夜にして掘った伝説の井戸に、井戸水を求め多くの参拝者が訪れる人気のお寺です。

今回は【四国八十八ヶ所第17番】井戸寺の見どころや参拝の注意点、周辺のおすすめ施設などについて詳しく紹介していきます。

本記事を書いている20代の僕は、弘法大師ご誕生1250年の節目を機に、マイカーで巡礼しました。ただ勢いよく巡礼するのではなく、お寺の見どころや観光スポット、地元グルメを楽しみながらのんびり回ることを重点に四国お遍路の楽しさを紹介しています。

 

四国八十八ヶ所巡礼を始めたいんだけど、四国お遍路の旅がどんなもので、どのくらいの費用がかかるのかなどの、始め方やルール、楽しみ方をバッチリ紹介しています。気になることがあれば是非チェックしてみてください!

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ではさっそく【四国八十八ヶ所第17番】井戸寺の巡礼をみていきましょう。

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【四国八十八ヶ所第17番】井戸寺の基本情報

四国八十八ヶ所第17番の井戸寺は、天武天皇の勅願道場として開基したお寺です。

宗派 真言宗善通寺派 開基 弘法大師
御本尊 七仏薬師如来 創建 白鳳2年(673)
御詠歌 面影をうつしてみれば井戸の水 結べば胸のあかやおちなん

御詠歌の意味は?

外見や形の裏にある本質や感情を見つめることの重要性を示しています。見かけや外部の表象だけでなく、内面や本質に目を向けることで真実や感情を捉えることができるという意味合いが込められています。また、結びつくことによって心に生じる感情の鮮烈さや深さを表現しており、結びつきや縁が人々の心に深い影響を与えることを示唆しています。
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「井戸寺」の実際の様子は?見どころも紹介

駐車場に車をとめてお寺の入り口である山門に向かいます。山門は駐車場と反対の場所にあるので、境内を通り過ぎて歩くことになります。

井戸寺の山門は、大門と呼ばれ、四国霊場では珍しい朱塗りの鮮やかな門になっています。

大門に控える像は、四国最大級と言われる仁王像が両側に立っています。

1番札所から見てきた中でもとても大きく迫力があります。

門の裏側には、大きなワラジが飾られています。

門をくぐると境内が広々と広がっています。

門を入ったすぐ左手に手水舎がありました。

参拝前に身を清めて本堂に向かいます!

本堂の手前に注目の見どころスポットである面影の井戸を発見!!

面影の井戸は、日限大師堂の中にあります。

この井戸は、水不足に苦労して哀れんでいた村人のために大師が自分の杖で一夜にして掘ったという伝説の井戸になります。

のぞき込んで自分の姿が映れば無病息災だそうで、もし映らなければ3年以内に不幸が訪れるのだとか!

この大師ゆかりのお加持水は備え付けの容器に入れて、持ち帰りも可能です。

こちらが本堂。

本尊は、七仏薬師如来です。この七仏薬師如来はなんと聖徳太子が作ったものになります。

七仏薬師如来を拝むためにこの地を訪れた弘法大師は、約190センチの十一面観世音菩薩や十二神将、四天王、薬師如来の脇侍の日光菩薩と月光菩薩を刻んで安置されました。

十一面観世音菩薩は国の重要文化財になっていて、右手に錫杖、右手に蓮華を挿した水瓶を持った珍しい姿をしています。このお姿は、西国三十三カ所の第8番札所の長谷寺と同じ形式をしています。

護摩堂に安置されていますが、直接拝むことはできませんでした。

ろうそくと線香をあげ、納め札と賽銭を納め、礼拝し読経します。

続いてこちらが大師堂。

大師堂は、弘法大師がご本尊となります。

参拝これで終了です。

本尊納経と88大師メッセージ

88大師メッセージは、納経帳の左上に弘法大師様のお言葉や仏の教えにまつわる言葉を刻した記念印が押さます。お寺によって押印されるお言葉が異なるので、どのような言葉が押印されるか楽しみの一つです。

井戸寺の納経

88大師メッセージ(記念印)

中道と書かれています。意味はこちら

御影と88大師カードを頂こう!

御影

御影とは、そのお寺に奉られているご本尊様が描かれており、ご本尊様の分身と言われています。
この御影は、「納経軸」または、「納経帳」に納経をいただくと無料でいただけます。

88大師カード

弘法大師御誕生1250年記念事業では、弘法大師様のご生涯や四国霊場の縁起が描かれた特製の「88記念カード」が授与されます。

60 一夜建立の井戸
大師は水不足に悩む村人のために一夜で井戸を掘られたこの村を井戸村と伝う

カードのデザインは四国内のデザイン専門学生の生徒が手掛け、若い人にもお遍路をしてもらいたいとの思いが込められているのだとか。

各札所分すべて集めると、以下のようにパネルが完成し物語が完成するというものです。

私がお勧めする納経帳・御影帳 これさえあれば大丈夫!!

 

アクセスと駐車場情報!

普通駐車場は30台ほどあり、無料で駐めることができます!

アクセスはしやすく、藍住インターチェンジから県道1号線を蔵本町方面へ行き、NTT徳島西営業所ちかくの交差点を右折。約2km先で標識に従って左折すると着きます。

 

周辺のおすすめ施設を紹介

四国お遍路で急足でお寺からお寺に訪問するだけではもったいないです。周辺の観光スポットや施設、グルメをじっくり楽しむことをおすすめします。

おすすめ観光スポット

大塚国際美術館
渦潮クルーズ
鳴門市ドイツ館

おすすめグルメ

徳島ラーメン

四国八十八ヶ所 前後の札所を紹介!

四国八十八ヶ所の17番札所井戸寺の前後の札所は、16番札所観音寺と18番札所恩山寺です。

【四国お遍路第16番】観音寺 参拝記!見どころ・納経など紹介!古い街並みに溶け込む古刹!

【四国お遍路第18番】恩山寺 参拝記!見どころ・納経など紹介!大師が母のために尽くした寺!

徳島県 阿波の国 発心道場の札所の巡り方や札所まとめはこちらからどうぞ!

【徳島県阿波の国】四国八十八ヶ所 札所と巡り方を紹介!おすすめ施設・宿も合わせて紹介! 

まとめ

大師が掘ったとされる井戸のお加水は持ち帰れたので、朝のコーヒーのお湯にしました。

続いてそのまま、四国八十八ヶ所お遍路旅第18番札所 恩山寺に向かいます!

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