四国お遍路で雪渓寺を参拝する人
「四国八十八ヶ所巡りで第33番札所の雪渓寺を巡礼するんだけど、雪渓寺ってどんな寺か知らないし、どこが見どころなのかもよくわからないな。あと、参拝の注意点や周辺のおすすめ施設とかもあると教えて欲しいな。」
今回はこういった疑問にお応えしていきます。
今回は【四国八十八ヶ所第33番】雪渓寺の見どころや参拝の注意点、周辺のおすすめ施設などについて詳しく紹介していきます。

本記事を書いている20代の僕は、弘法大師ご誕生1250年の節目を機に、マイカーで巡礼しました。ただ勢いよく巡礼するのではなく、お寺の見どころや観光スポット、地元グルメを楽しみながらのんびり回ることを重点に四国お遍路の楽しさを紹介しています。
ではさっそく【四国八十八ヶ所第33番】雪渓寺の巡礼をみていきましょう。
目次
【四国八十八ヶ所第33番】雪渓寺の基本情報
四国八十八ヶ所第33番の雪渓寺は、弘法大師が開基したお寺です。
宗派 | 臨済宗妙心寺派 | 開基 | 弘法大師 |
御本尊 | 薬師如来 | 創建 | 弘仁6年(815) |
御詠歌の意味は?
「雪渓寺」の実際の様子は?見どころも紹介
駐車場に車をとめてお寺の入り口へ向かいます。
お寺の入り口にある仁王門などの門はなく、石碑が立っているだけで、像のお姿もありませんでした。
入り口すぐのところに、山本玄峰老師の像とその弟の鈴木宗忠老師の像があります。
山本玄峰老師は、失明に近い眼病ながら、裸足で7回目の遍路をして倒れているところを太玄和尚に救われ、弟子入りし、後に雪渓の住職となっています。
太玄和尚を讃えて、注目の見どころスポットの太玄塔を建立しています。
その隣には、土居保墓碑があります。
土居保は坂本龍馬の人格形成に大きく関わった人物で、高知城下の日根野道場の師範代として指導している。
境内を進むと右手に鐘・左手に手水舎を発見!
手水舎には、小さな修行大師の像がありました。
参道を進むと本堂が見えてきます。
こちらが本堂。
四国八十八ヶ所霊場のうち2ヶ寺しかない臨済宗妙心寺派の寺院で、本尊は、薬師如来です。
残りの1ヶ所は11番札所の藤井寺で、臨済宗妙心寺派の寺院になっています。
【四国お遍路第11番】藤井寺 参拝記!見どころ・納経など紹介!藤の花が綺麗に咲くお寺!
弘法大師によって弘仁6年に開創されたころは真言宗で、「高福寺」と称されましたが、その後、寺名を「慶運寺」と改め、さらに「雪蹊寺」と改め、今日に至っています。
ろうそくと線香をあげ、納め札と賽銭を納め、礼拝し読経します。
続いてこちらが大師堂。
大師堂は、弘法大師がご本尊となります。
本尊納経と88大師メッセージ
88大師メッセージは、納経帳の左上に弘法大師様のお言葉や仏の教えにまつわる言葉を刻した記念印が押さます。お寺によって押印されるお言葉が異なるので、どのような言葉が押印されるか楽しみの一つです。
雪渓寺の納経
御影と88大師カードを頂こう!
御影
御影とは、そのお寺に奉られているご本尊様が描かれており、ご本尊様の分身と言われています。 この御影は、「納経軸」または、「納経帳」に納経をいただくと無料でいただけます。
88大師カード
弘法大師御誕生1250年記念事業では、弘法大師様のご生涯や四国霊場の縁起が描かれた特製の「88記念カード」が授与されます。
77 江戸初期のお遍路の姿
四国徧礼功徳記 (1690年 ) には菅笠 負俵姿の遍路の絵図が残されている
カードのデザインは四国内のデザイン専門学生の生徒が手掛け、若い人にもお遍路をしてもらいたいとの思いが込められているのだとか。
各札所分すべて集めると、以下のようにパネルが完成し物語が完成するというものです。
私がお勧めする納経帳・御影帳 これさえあれば大丈夫!!
アクセスと駐車場情報!
普通駐車場は10台ほどあり、無料で駐めることができます!
アクセスはしやすく、高知インターチェンジから、はりまや橋方面へ向い、県道34号線から、高知南郵便局先の交差点を右折すると着きます。
周辺のおすすめ施設を紹介
四国お遍路で急足でお寺からお寺に訪問するだけではもったいないです。周辺の観光スポットや施設、グルメをじっくり楽しむことをおすすめします。
おすすめ観光スポット
桂浜
ひろめ市場
高知県立牧野植物園
坂本龍馬誕生の地
おすすめグルメ
室戸キンメ丼
カツオのたたき
清水さば
まとめ
四国八十八ヶ所 雪渓寺は、四国霊場に2カ所しかない臨済宗妙心寺派の寺院です。残りの一つは阿波国の第11版札所 藤井寺になります。四国霊場は真言宗だけでないのですね!
続いてそのまま、四国八十八ヶ所お遍路旅第33番札所 雪渓寺に向かいます!
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