【西国三十三所30番】竹生島宝厳寺参拝記 どんなお寺なの?琵琶湖の真ん中に浮かぶ島寺!

西国三十三ヶ所巡礼

西国三十三所巡礼で宝厳寺を参拝する人

「西国三十三所30番の宝厳寺を巡礼するんだけど、宝厳寺ってどんな寺か知らないし、どこが見どころなのかもよくわからないな。あと、参拝の注意点や周辺のおすすめ施設とかもあると教えて欲しいな。」

 

今回はこういった疑問にお応えしていきます。

宝厳寺のご本尊は、観音堂に祀られている千手観音と、本堂の弁財天堂にまつられている七福神のひとりで福徳財宝の神・大弁才天のダブル本尊となり、ご利益が倍増になる参拝者にとってありがたいお寺です。

今回は【西国三十三所30番】宝厳寺の見どころや参拝の注意点、周辺のおすすめ施設などについて詳しく紹介していきます。

本記事を書いている僕は、過去に30か国以上訪問してきた経験から、旅のコツを経験をもとに得た情報を発信しています。また、お金をあまりかけずにお得に生活するコツなども紹介しています。

本記事の内容

  • 基本情報
  • 宝厳寺参拝記と見どころ
  • 御朱印と散華
  • アクセスの仕方と注意点
  • 周辺のおすすめ施設を紹介
  • まとめ

ではさっそく【西国三十三所30番】宝厳寺の巡礼をみていきましょう。

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【西国三十三所30番】宝厳寺の基本情報

西国三十三所 第30番札所の宝厳寺は、琵琶湖北部に浮かぶ周囲2キロの小さな島、竹生島に位置しています。古来から神が住まう島として信仰されてきたこの湖上の島に都久夫須麻神社とともに堂塔を構える宝厳寺は、日本三大弁天(竹生島・江ノ島・厳島神社)のひとつで、その中でも一番歴史がある日本屈指の名高い古刹です。

宗派 真言宗豊山派 開基 行基
御本尊 千手千眼観世音菩薩(観音堂) 創建 神亀元(724)年
御詠歌  月も日も 波間に浮かぶ 竹生島 船に宝を 積むここちして

御詠歌の意味は?

謡曲『竹生島』に「月海上に出ては波間を兎が走るか面白の島の景色也。」と謳われています。月の兎が降りてきたことは福徳の御利益を表す表現です。弁天様・観音様の住む不思議な島、それが竹生島 日の光月に照らされて、湖に浮かぶ竹生島はまるで七福神の宝船のようにさえ思えると詠っているのです。

宝厳寺の物語

『竹生島縁起』に宝厳寺の物語が記されています。

どんなことが書かれているの?

竹生島宝厳寺は、神亀元年(724)聖武天皇が、夢枕に立った天照皇大神より「江州の湖中に小島がある。その島は弁才天の聖地であるから、寺院を建立せよ。すれば、国家泰平、五穀豊穣、万民富楽となるであろう」というお告げを受け、創行基を勅使にとしてつかわし、堂塔を開基させたのが始まりです。

行基は、早速弁才天像(当山では大弁才天と呼ぶ)を彫刻しご本尊として本堂に安置。翌年には、観音堂を建立し、千手観音像を安置しました。

それ以来、天皇の行幸が続き、また伝教大師、弘法大師など来島修行されたと伝えられています。

この物語から宝厳寺は現在も本堂に弁財天、札所である観音堂に千手観音と二つの本尊を祀り、縁起が受け継がれています。財宝をもたらす弁財天様は金運アップの神として信仰され、観音様とダブルご利益が受けれるとして古くから信仰されています。
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「宝厳寺」の参拝訪問記 見どころを紹介

宝厳寺がある竹生島は、琵琶湖の北部に位置する周囲2kmの島で、全島が花崗岩の一枚岩からできています。

もちろん竹生島へは船でしか行くことができません。私は彦根港からオーミマリンの船に乗って行きました。約40分程すると、竹生島に到着します。

琵琶湖上から眺める景色も最高です。

船着場から数ある売店の前を通って拝観料券売所へ向かいます。

ちなみに竹生島は信仰の島のため、僧と神官以外は島に住むことができず、売店のかたは船で通っているそうです。よく島を見ると民家などは一軒もありませんでした。

この165段の「祈りの石段」の前で、竹生島奉賛会が、入島料大人600円(拝観料)を徴収されているので、支払いします。

この165段の「祈りの石段」は、数多くの参拝者や巡礼者が祈りを唱えながら165段の階段を上ったことから名付けられたました。

通常はまっすぐ上へ石段を上り、宝厳寺本堂からお参りするのだと思いますが、分かれ道になっていて、直接竹生島神社へお参りすることもできます。西国巡礼を先に巡礼します。

石段途中に鐘楼「湖底深井 瑞祥水 湖底壱百参拾米」と書いてある湧水がありました。

この「瑞祥水」は御本尊大弁才天様の御託宣により掘られた霊泉で、健康になる水として飲料水として飲むことができます。

階段を登り切ると本堂(弁財天堂)が見えていました。

ご本尊は、高さ25cmの秘仏「大弁才天」です。

本尊の大弁才天は、江ノ島・宮島と並ぶ「日本三弁才天」の一つで、その中で最も古くに建立された弁才天です。そのため、当山のみ「大」の字をつけて、小さくても「大弁才天」なんだそうです。

弁財天堂にまつられている弁才天は、60年に一度のみご開帳される秘仏(次回は2037年、次2097年)普段はお前立ちを拝めます。

ご開帳の参拝は、人生で1回見れたらラッキーなものですね。

本堂外陣には奉納された弁天さま、そしてかわいらしい「弁天様の幸せ願いダルマ」
たくさん納められていました。

本堂前に不動明王と五重石塔がありました。

比叡山から採掘される小松石で作られた鎌倉時代の五重石塔で、重要文化財指定されている五重石塔は全国で七基しかなく、これはそのひとつです。地・水・火・風・空の五大をかたどったものといわれています。

島の高いところには三重塔がありました。

文明19年(1487)建立、江戸時代の落雷により消失しましたが、図面が発見され、平成12年に約350年ぶりに再建されています。

石段を降り、国宝「唐門」に向かいます。

注目の見どころスポット:国宝の「唐門」

「唐門」は、豊臣秀吉が建てた大坂城極楽橋の一部で、現存する唯一の大坂城の遺構です。京都東山の豊国廟(秀吉の廟所)の極楽門の移築と思われていたものが、2006年、オーストリアのエッゲンベルグ城の壁画が豊臣時代の大坂を描いた屏風絵であったという大発見により、元々は大坂城の本丸と二の丸の間にかかる豪華な極楽橋だったことがわかりました。

秀吉が初めて居城を構えた長浜に、秀吉の象徴、大坂城の一部が残っていて、ここで秀吉の大坂城の一部に出会えたなんて、歴史ロマンを感じます。

細部まで豪華に施されていて美しいですね。

注目の見どころスポット:日本丸の船櫓を利用した舟廊下と札所「観音堂」

西国三十三所の札所である「観音堂」から、都久夫須麻神社へ向かう舟廊下(重要文化財)は、秀吉の御座船(ござぶね)「日本丸」の船櫓を利用しています。

写真手前が都久夫須麻神社で、奥が宝厳寺になります。明治時代の神仏分離令により、本堂を都久夫須麻神社に渡したことにより、昭和17年に現本堂が落成されたそうです。

昔は神様も仏様も仲良く同居されていて、竹生島は「ひとつの神の島」であったと思うのですが、こうもまっぷたつの現実を目の当たりにすると、複雑な気持ちになってしまいます。

舟廊下は正式には宝厳寺渡廊というようで、外観は懸造り(舞台造り)となっています。

これも唐門や観音堂と共に同時期に桃山様式で作られたものです。

西国三十三所の札所ご本尊は千手観音です。

弁才天同様に、60年に一度のみご開帳される秘仏です(次回は2037年)。

千手観音菩薩は、西国三十三所で最も多く出会える観音様です。千本の手にはあらゆる人の悩みも見れるように「眼」もついているので、千手千眼観音とも呼ばれます。

千手千眼観世音菩薩データ  
正式名 千手千眼観世音菩薩

せんじゅせんがんかんぜおんぼさつ

意味・役割 無限の手と目で人々を救い、物事を見通す
仏像の特徴 ・頭の上に11の顔がある
・手がたくさんある(正面に2本、脇に40本が多い)
・手には目もついていて、「千手千眼観世音菩薩」ともいう
ご真言 おん ばざら たらま きりく

補足 注目見どころスポット:竹生島神社の本殿も見よう

宝厳寺の舟廊下を抜けるとそこは都久夫須麻神社(竹生島神社)の本殿になります。豊臣秀吉が時の天皇をお迎えするため、その時代の粋を集めて作った「日暮御殿」という伏見城内最高の建物を神殿として寄進したものだそうです。

本殿と向かい合うように竜神拝所があります。

竜神拝所では、かわらけ投げができます。鳥居をくぐれば、願いごとが叶うそうです。

瓦は2枚あり、1枚目に願い事を書き、2枚目に自分の名前を書きます。

投げる人を観察していると、鳥居の中に通すのは難しいようで、手前に落ちてしまう人が多いです。ちなみに、横なげしている人は飛距離が飛ばないので、手前に落ちてしまうので、私は投げることに!!見事鳥居に通すことができました。

宝厳寺の御朱印と散華

西国三十三所の各お寺では御朱印帳(納経帳)、専用八角形の用紙(曼荼羅)、白衣、掛け軸などに御朱印(納経印)などで書いてもらうことができます。料金は300円です。

西国三十三所 御朱印

西国三十三ヶ所

 

*中央の字は大悲殿と書かれています。

草創1300年特別印

 

 

 

*琵琶湖に浮かぶ神秘の島・竹生島のデザイン。神と仏のみが住む聖域感があるスタンプ。

散華

西国三十三所早創1300年記念事業では、御朱印を頂くとオリジナルの散華を無料で頂けます。

散華とは、「蓮華(ハスの花)の花びら」を模した紙のお守りのことで、札所ごとに観音経の一字が書かれ、各札所分すべて集めると、以下のように観音経の一部が完成するというものです。

私がお勧めする御朱印帳・散華台帳 これさえあれば大丈夫!!

アクセスの仕方と注意点

竹生島宝厳寺へ行くにはフェリーに乗らなければ行くことはできません。

宝厳寺までのフェリー
長浜港(びわ湖の東側)約40分
彦根港(びわ湖の東側)約25分~40分
今津港(びわ湖の西側)約25分~40分

船は各港から出ています。詳しいフェリー出港時間などは琵琶湖汽船オーミマリンでご確認を。

オーミマリンは、御朱印時に以下の用紙が貰え、この用紙を乗船券買うときに提示すれば、竹生島の絵葉書がもらえるのでオススメです。

宝厳寺の巡礼情報  
住所
滋賀県東浅井郡びわ町早崎竹生島1664
拝観料 入山料600円
拝観・御朱印時間 【拝観】9:30~16:30

【御朱印】9:30~16:30

港アクセス ①長浜港 JR長浜駅より徒歩10分 → 長浜港
(北陸自動車長浜I.C.で降り、西へ琵琶湖まで直進。②彦根港 JR彦根駅よりタクシー5分/バス20分 → 彦根港(彦根I.C.より外町トマチ交差点を右折直進、陸橋を左折)③JR近江今津駅より徒歩5分 → 今津港
(湖西道路志賀I.C下車右折、国道161信号を左折直進。港にパーキングあり)
駐車場 あり
WEBサイト 公式サイトはこちら

 

フェリー参拝の注意点

 

12月から2月末日までは冬季ダイヤで運行しているので、運行情報には気を付ける必要があります。

40分ほど船に乗船するため、船酔いする方は事前に船酔い薬を服用するように。割と揺れて気分が悪くなります。

周辺のおすすめ施設を紹介

西国三十三所巡りで急足でお寺からお寺に訪問するだけではもったいないです。周辺の観光スポットや施設、飲食店をじっくり楽しむことをおすすめします。

スイーツ巡礼

西国三十三所巡りで見逃せないのがスイーツ巡礼です。西国三十三所のお寺と関わりのある名産品、地元の特産物などを頂きながら巡礼するとまた別の楽しみが増えるのでおすすめです。

①なべかま饅頭(なべかま本舗)

和三盆糖を使用した上品な甘さのある一口饅頭です。

住所 〒526-0059 滋賀県長浜市元浜町8−14
営業時間 10:00~17:00(月曜日定休)
アクセス  

 

ねがいだるま(黒壁AMISU)

優しい味わいを意識したミルクまんじゅうが甘くて美味しい!!

住所 〒526-0059 滋賀県長浜市元浜町8−17
営業時間 10:00~17:00(火曜日定休日)
アクセス  

  

ランチ・軽食におすすめ飲食店

①鳥喜多本店

長浜で行列の出来る老舗食堂です。色鮮やかな卵黄が絶妙の半熟具合でいただける親子丼が名物です。フワフワで飲み物みたい。

住所 〒526-0059 滋賀県長浜市元浜町8−26
営業時間 11時30分~14時00分、16時30分~19時00分(火曜日定休日)
アクセス  

 

② よかろう

滋賀長浜名物の焼鯖そうめんは、麺に甘辛い味が染み込んで絶品です。古民家を改装されており座敷でゆったり食事ができるのが魅力的です。

住所 〒526-0059 滋賀県長浜市元浜町7−8
営業時間 10時30分~15時00分(月曜日定休日)
アクセス  

 

周辺おすすめ観光スポット

彦根城

 

 

黒壁スクエア

ラコリーナ近江八幡

びわ湖テラス

宝厳寺周辺のおすすめホテル・宿泊

ホテル&リゾーツ長浜 戦国ロマンと美景に癒される空間があるホテル

 

浜湖月 温泉宿 和風料亭旅館

 

 

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まとめ

琵琶湖八景のひとつとして数えられる竹生島に、神と仏のみしか住まわない神秘的な美しさを秘めた場所でした。パワースポットとしても知られ、西国巡礼者以外にも多くの観光客が訪れる話題のスポットです。船で行くのも面白さのひとつで、印象に残る西国巡礼30番宝厳寺の巡礼でした。

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